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健康政策原典

アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書・マクガバンレポート

医療が進歩しても、健康が大ブームでも、生活習慣病を患って一生治療しながら亡くなる傾向は悪くなる一方で、人間ドックの異常者は何と92%です。時流に逆らって天寿まで、健康・豊か・幸せを願うあなただけを精一杯支援いたします。
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◆この歴史的レポートは日本以外の先進国が健康政策の原典としています。
アメリカ合衆国政府は1977年に 『 ガン、心臓病、脳卒中など現代病は食生活の間違いで起こる“食源病”である』と解明して、深刻なビタミン・ミネラル不足を世界に警告しましたが、日本だけ無視し続けています。
その結果が本当に健康な人は、わずか5%しかいない真相の一つだと思います。

葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)
葬られた「第二のマクガバン報告」(中巻)
葬られた「第二のマクガバン報 告」(下巻)

◆1971年、アメリカのニクソン大統領は、国家的プロジェクトとして「ガン撲滅計画」をスタートさせ、巨額の研究費を国立ガンセンターなど、西洋医学を中心とした政府機関に投じました。
アメリカ建国200年を迎える1977年までにガンを撲滅するという作戦でした。しかし、ガンは年々増え続け、結局ガン戦争に勝てませんでした。
この計画は実現されないまま、1977年にマクガバン上院議員を委員長とするアメリカ上院栄養問題特別委員会が膨大なレポート(通称マクガバンレポート)を発表しました。アメリカ上院は世界最高の権威と権限を持つ調査機関でもあるのです。

☆この委員会が設置された理由は、

「ガン、心臓病をはじめ多くの病気が増えている。そして進歩したとされるアメリカの医学を活用し、しかも巨額の医療費が注ぎ込まれているのに、アメリカ国民は病気ばかり増えてますます不健康になるばかり。この原因を解明し根本的な対策を立てないことにはアメリカは病気で滅んでしまう」というものでした。

そして、2年間にわたり、200億円をかけ、世界中を過去150年前までさかのぼり、3,000名を超える医療関係者の証人喚問など審議調査した数千ページのレポートの結論として重要な結論が幾つか出されました。その中で特に重要な結論は、

ガン、心臓病、脳卒中や精神的問題さえも食事の欧米化が
  原因
になって起こる 『食源病』である。特にビタミン・ミネラル
 の不足が目立つ
。この間違った食生活を改めることでこれら
  の病気を予防する以外に先進国民が健康になる方法はない。
現代医学は栄養に盲目な片目の医学。治療効果も上がらな
 いので、
医学革命が必要であり、医師の再教育も必要
だ。

でした。食事や栄養のとり方と病気の関連が初めて公式の場で明らかにされたのです。

◆食事の欧米化とは、次の二つです。

☆脂肪と動物性たん白質、砂糖の増加
動物性食品の過剰(動物性たん白や動物性脂肪)、脂肪全体の過剰および脂肪全体の中での動物性脂肪と植物性脂肪の比率の悪さ(動物性脂肪の比率が高すぎる)、そして砂糖の過剰摂取。

☆ビタミン・ミネラルや食物繊維の減少
自然な形の野菜や果物の摂取減少、食品の過度な加工による深刻なビタミン・ミネラル不足、食物繊維の減少

◆このマクガバンレポートが発表されてからの、アメリカにおける健康政策の動向を見てみると、

☆国立ガン研究所(NCI)は、
ガンに対して、抗ガン剤や放射線、手術などの従来の治療法によって対処するのとは全く違った新しい療法、栄養療法の研究に着手し、ほかにも世界最大のガン研究所といわれるスローン・ケタリング・ガン研究所や大学で栄養療法の研究プロジェクトが進められるようになる。

☆1979年、厚生省が「ヘルシーピープル」という国民的健康政策を打ち出す。
 (生活習慣の改善による、健康の実現に重点を置いた健康政策)

☆1980年、農務省と保健福祉省が「栄養とあなたの健康」という食事のガイドラインを発表。ガンと食事の関連性が注目されるようになり、1983年、アメリカ科学アカデミーが「食物・栄養とガン」というレポートを発表。

☆国立ガン研究所が1990年に「デザイナーフーズ計画」「植物性食品によるがん予防」というプロジェクトをスタートさせる。ガンを食事により予防できるのではとの仮説をたて、膨大な量の疫学調査のデータを集め、予防に効果な食品および食品成分約40種類をピックアップし、その重要度に合わせて、ピラミッド型の図を作った。

☆1994年、「栄養補助食品健康教育法(DSHEA)」が成立。医薬品でも食品でもない栄養補助食品(サプリメント)という新しい分野を作り上げた。
栄養補助食品による健康管理に真剣な米国政府は、13の主要大学に助成金をだしてまでこの栄養補助食品の研究開発に力を入れている
日本のものよりもよくて当たり前なわけだ。

☆1997年9月、「世界がん研究基金」と「米国がん研究財団」は「食品、栄養とガン予防:世界的展望」というタイトルのレポートを発刊。このレポートは、いままで食生活とがん予防に関する世界で発表された4500を超える学術論文を、15人の専門家が丹念に解析した結果をまとめたもの。その結論的な提言は、「がん予防の食生活ガイドライン」として、まとめられる。

このように米国の疾病対策は治療から予防へと大きくシフトしたのです。

医療が進歩しても、健康が大ブームでも、生活習慣病を患って一生治療しながら亡くなる傾向は悪くなる一方で、人間ドックの異常者は何と89%です。時流に逆らって天寿まで、健康・豊か・幸せを願うあなただけを精一杯支援いたします。
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