健康食品評価「国立健康・栄養研究所」の健康食品の評価情報日本で初めてビタミン外来を創った稲毛病院佐藤務先生の講演より 安易にサプリメントを否定して患者の健康になる権利を奪ったり、 西洋医学を否定し、サプリメントなどで安易に補完療法だけを推奨して 患者の治療を受ける権利を奪う医療者は淘汰されていく。 21世紀はサプリメントを活用しないと健康に生きていけない時代になった。
「にがり」や「アガリクス」など広く使われている健康食品について、有効性と安全性の科学的な根拠を示そうと、独立行政法人「国立健康・栄養研究所」(東京都新宿区)が、約100種類の食品に関するデータを公開しました。 例えば ビフィズス菌は腸内に多量にあると「栄養成分の吸収が健全に行われる」 アロエは「便秘に対してはおそらく有効」 虫歯の原因になりにくいと認められ、ガムなどに含まれているキシリトールは「妊娠中・授乳中では、摂取量の安全性について十分なデータがなく使用を避ける」 「抗がん効果がある」などといわれるアガリクスについては、マウスでの実験結果を紹介する一方、「ヒトでの有効性と安全性については信頼できるデータが見当たらない」 「肝臓の機能を高める」といわれるウコンについては、「消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されている」としながら、データは不十分 誤解されている例として ダイエットに有効とブームになりつつある「にがり」について、「多量に摂取すると下痢になる可能性がある」「重大な健康被害が出た事例もある」 呼吸困難が報告されたアマメシバに関する健康被害情報のほか、ダイエットや、強壮・強精効果などをうたいながら、医薬品成分が含まれていたとして、過去に摘発された健康食品も列挙 同研究所の梅垣敬三健康影響評価研究室長は「健康食品は、あやしい情報があふれている。科学的なデータがあるものはきちんと評価し、誤解をなくしたい」と話している。 (出典:朝日新聞) ●HOME 「健康増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさ、幸せを探求する研究所」に戻る ⇒ |