ワクチン格差 WHO推奨も 日本では定期接種なし
いつもありがとうございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。新しいフリーページ欠陥年金、これで国を信じろと言うのか中国産餃子の食中毒事件は大きな問題になっていますが、自給率39%の日本では中国産を100%ボイコットしたら餓死するかも知れない厳しい現実があります。自給率低下を放置してきた国の「不作為の罪」も大きいと思います。日本はWHOの勧告や推奨を無視するのが得意なようで、医療、健康分野でも「不作為の罪」が多いですね。国民の税金で働いている自覚を持って真面目に仕事してほしいと思っているのは私だけではないと思います。コラボレーション先の統合医療ライフ・クリラック******************************************************************* 子供の1カ月検診に訪れた保護者に予防ワクチンの重要性を説明する薗部部長 日本で子供たちに接種される予防ワクチンの数は、ほかの先進国と比べて明らかに少ない。重大な後遺症が出る髄膜炎などの病気を未然に防ぐため、高価な輸入ワクチンを接種させている保護者もいる。副作用に対する考え方の違いもあるが、親の経済状態や出会った医師の差により、子供の健康と将来に格差が出ているのが現状だ。大使館などが多く集まり、在日外国人の子供らも多い東京都渋谷区の日赤医療センター。「髄膜炎の予防について聞きたい」と相談に訪れる保護者が後を絶たない。「子供の髄膜炎を防ぐワクチンは、ありません」と説明すると、多くの在日外国人の保護者が「なぜ?」と驚くという。わが国の小児の定期接種ワクチンは、ジフテリア、百日ぜき、破傷風の三種混合▽BCG▽ポリオ▽はしか、ふうしんの二種混合▽日本脳炎の8種類。一方、米国では、B型肝炎▽ロタウィルス▽b型ヘモフィルス・インフルエンザ菌(Hib=ヒブ)▽肺炎球菌▽インフルエンザ▽おたふく▽水ぼうそう▽A型肝炎など計16種類に及ぶ。東京都豊島区の主婦(34)は1月10日、都内の診療所で1歳の長男に、肺炎球菌とHibの輸入ワクチンを接種した。費用は約4万円。国による後遺障害への補償もないが、「内科医をしている夫から、日本の予防接種制度は遅れていると聞いた。親としてできるだけのことをしてやりたい」と話す。肝炎や髄膜炎などを米国並みに予防しようとすると、少なくとも15万円から20万円の自己負担が生じるという。細菌が脳に達することで、高熱を発し、脳障害などの重大な後遺症を引き起こす細菌性髄膜炎。現在、年間1000人の5歳未満の乳幼児が罹患(りかん)している。そのうち53・8%(年間500人から600人)がHib、17・5%が肺炎球菌が原因菌とみられる。厚生労働省によると、Hibによる髄膜炎の治癒率は9割。国内の研究者によると、肺炎球菌による髄膜炎はさらに予後が悪く、治癒にいたるのはわずか6割。14%が死亡し、28・6%に脳障害などの後遺症がでて生涯、介護が必要な体になる。耐性菌が急増し、ペニシリンなどの抗生物質がきかない菌が60%から80%にも及ぶからだ。Hibワクチンは、日本でもようやく認可され、4月ごろに市販される見込みだ。しかし、当面は任意接種で、Hibと肺炎球菌ワクチンの普及を求める「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」(大阪市)は22日、Hibワクチンを販売する製薬会社に対し、子育て世代にも受け入れられやすい2500円以内の販売価格設定となるよう要望した。6カ月の長男がいる東京都練馬区在住の母親(36)と父親(33)は「先進国で認められているものすべてとはいわないが、重大な後遺症があるものは早く接種させてほしい」と憤る。厚生労働省結核感染症課は、米国と比較して接種できるワクチンが少ないのは、(1)流行している疾病や患者数が異なる(2)ワクチンで予防できるものはすべて予防するという米国の国情と、数百万人に1人であっても副作用があるなら、健康体への接種に慎重になる日本の国情の違い(3)審査にかかる人員が少ない-と理由を説明する。日赤医療センターの薗部友良・小児科部長は「肺炎球菌ワクチンもHibワクチンも、国の定期接種に優先的に導入すべきだとWHO(世界保健機関)が推奨している世界標準の予防治療。『防げるものは防ぐ』という当たり前のことを早くすべきです」と話していた。(出典:産経新聞)