脳が老けないためやるべきこと、やめたほうがいいこと
おはようございます。ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告がでるほど増えています。3年に1度の大規模「患者調査」が発表され、アルツハイマー病患者が1.5倍以上に増えたそうです。最近の調査によると65歳以上の認知症有病率は14%(400万人)でしたが、厚生労働省の最新調査でも認知症、300万人超 65歳以上の1割と大きく増え、さらに増え続くと言われています。厚生労働省は、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」を発表しましたが、例によって既得権益保護から保険外の予防には踏み込まず早期発見早期治療以降の後工程だけなので残念ですが、最も注目しているのが学習療法です。「ぎりぎりの難しさ」が頭を刺激 シニアのための脳トレ術しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、運動が一番重要とも言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。脳を鍛えるには運動しかない時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内のβアミロイドのような異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、まるで魔法のようだと言われます。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いにしっかり顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ブログ 新しい順診療所、高齢者患者3年で15%増-厚労省調査、アルツハイマー大幅増高齢期の運動が認知症リスクを低減アルツハイマー病の兆候、もっと早期に発見できる可能性も認知症 「社会と交流、一番の予防法」アルツハイマー病にビタミンD不足が関連認知症、脳を常に使い予防厚労省、認知症施策推進5か年計画「オレンジプラン」発表認知症、急増の300万人超 65歳以上の1割早発型アルツハイマー病のマーカーなぜ、うつ病患者はアルツハイマー病リスクが高いのか?アルツハイマー病防ぐ遺伝子変異発見、認知機能維持にも認知症に早期在宅ケア、厚労省が来年度から****************************【以下転載】****************************最近、物忘れが多くなった!と感じたことはありませんか? でも大丈夫。意識して鍛えれば、脳の若さはキープできるものです。そこで、専門家に脳をいつまでも若々しく保つ方法を教えてもらいました。■脳に刺激を与えて活性化させる「20代、30代の脳はまだまだ成長期。脳にとっての“成人式”は、30歳前後です」と話すのは、脳科学の専門家で、「脳の学校」代表取締役の加藤俊徳さん。30歳前後は、老化を心配するよりも、脳を発達させることができる伸び盛りの時期だと認識することが大切なのだという。“カリキュラムに沿って過ごす”学校生活から卒業し、社会人として“自分で選択する”生き方が始まる20代は、「脳が柔軟に物事を吸収しやすいとき。新しいことに挑戦して、体験や経験を積むことで、記憶や知識を蓄える脳領域が成長します」。続く30代では、20代の経験のなかから“好き”“楽しい”と感じたことを続けたり、経験を深めたりすることで、物事を理解する脳領域が活性化していくという。「脳の神経細胞の数は、生まれたときが一番多く、年齢とともに減少しますが、使われていない未熟な脳細胞は、新しい刺激によって発達します。そして、ネットワークが強化されることにより、脳はさらに成長できるのです」(加藤さん)。脳の老化予防のために、やっておくべきこと、やめたほうがいいことを以下に示した。加藤さんによると、脳の成長力は年を重ねるほど個人差が大きくなるそう。ぜひ、今日から脳をトレーニングする習慣を身に付けて、脳の若さを維持しよう。 ~やっておくべきこと~脳は好奇心や前向きな考え方を持つことで、働きが活発になる。また、苦手なことに挑戦すると、普段使わない脳領域が刺激を受けて活性化する。好きなこと+少しの負荷で脳を元気にしよう。1 楽しいこと・ワクワクすることをする 「多くのことに好奇心を抱き、楽しいことや未体験のことにどんどん挑戦して。それが脳の一番の栄養になります」。楽しい刺激で脳の成長が促進される2 1日1回、心から「ありがとう」を言う 感謝は相手の気持ちを感じられるからこそ出てくる言葉。脳の中で“感性”を磨く部位を使うことにつながる。普段から、小さなことにも感謝する気持ちを忘れないにしよう3 1日1回、自分を声に出して褒める 1日の最後に、今日できたことを声に出し、自分を褒める。自分を卑下するのではなく、褒めることを習慣化すると、脳はだんだんとストレスに強くなっていく4 利き手と反対の手で雑巾がけをする 体を動かしながら、効率のいい拭き方を考えるなど、脳の様々な部分を使う雑巾がけ。これを利き手でない手で行おう。「普段やり慣れないことは、脳を活性化します」5 すれ違う車のナンバーを足し算する 運転やスポーツは、対向車や相手の動きを「よく見る」必要があるので、視覚系の脳領域を強化する。バスに乗ったときにも、対向車のナンバーを足し算して「見る」目を養おう6 1日1個、新しい単語を覚える 新しい情報への関心や記憶力が衰えるのを防ぐため、意図的に脳を動かす習慣を持とう。興味がある記事で見た、意味不明な言葉を調べて覚えると、記憶力も好奇心も刺激でき◎7 草木や野菜を育てる 植物などの生き物は、なかなか思い通りに育たない。自然環境の変化に合わせて、臨機応変に対処することで、分析力や判断力を養う脳の領域が使われる8 入浴後に全身ストレッチをする 「体がこると、脳の運動領域の酸素消費が増え、ほかの部分への酸素供給が不足し、思考力が鈍ることがあります」。入浴後のストレッチでこりをほぐして、効率的に働く脳を保とう9 良質な睡眠を取る 脳には休息も大事。24時前には照明を消し、睡眠時間をしっかり確保して。ぐっすり眠っている間に脳の情報が整頓されるので、翌日の思考力もアップする。~やめたほうがいいこと~「楽しい」「新しい」と感じることが脳の栄養だとしたら、脳の成長の大敵は、マイナス思考やマンネリ、そして過度なストレス。これらをできるだけなくして過ごすようにして1 イライラする 「いら立ちの原因はいろいろありますが、その一つが脳の同じ部位を酷使すること。脳内の血流が悪くなり、疲れから怒りっぽくなる場合が」。そんなときは、深呼吸をして気分転換を。2 21時以降に食事を取る 21時以降は、脳や体がお休みモードに入っていく時間。食べることによっても脳は働くので、この時間の食事は、休むはずの脳に負担を強いることになってしまう3 人の悪口を言う 人の悪口など、否定的な言葉を使ったとき、一番に聞こえるのは、自分の耳。「ネガティブワードは、脳の働きを鈍化させます。脳をいつまでも成長させたいなら、ネガティブな言動はできるだけ避けましょう」4 会社と家との往復のみ 毎日決まりきったマンネリな生活では、脳が“慣れ”てしまい働きが鈍化する。通勤ルートを変えたり、寄り道したりするなど、日常生活に変化を与えるだけでリフレッシュできる5 太りすぎる 「肥満などの生活習慣病は、脳細胞が傷つく原因になります。食生活に留意し、コンスタントに運動をして、脳の成長を妨げないように気を付けましょう」6 運動不足 日中、体を動かさないと、夜もいい睡眠が取れず、脳も休まらない。また運動不足だと、運動をつかさどる脳領域が活性化しないので、意識して体を動かそう。7 10cm以上の高さのハイヒールを履く 足首を立てて履くハイヒールは、肩や腰にもこりや痛みを生む。痛みを感じるのは脳の思考系の領域。痛みが大きくなると、その分、判断力や思考力などが低下してしまう。8 焦る・慌てる・急ぐ ゆっくり物事に向き合って考え、行動すると神経細胞の枝が伸び、各脳領域が連動して働くので、思慮の深さが育まれる。急ぎすぎていると感じたら、ペースダウンを。9 ケータイ・スマホを手放せない 毎日のスケジュールも、友人の電話番号も書いたり覚えたりせず、ケータイやスマホに頼り続けると、次第に脳を使わなくなり、老化が進む。アナログな習慣も取り入れて。10 人の目を気にしすぎる 自分が心地よいこと、楽しいことを積極的に行うことで、脳は成長していく。人の目を気にして行動を制限すると、脳は成長しにくくなるので「自分思考」を大切にしよう。この人に聞きました加藤俊徳さん脳の学校代表取締役。医師。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。専門は脳科学。認知症、発達障害の研究とともに、独自のMRI画像鑑定技術を開発し、1万人以上の脳の分析を行う。著書に『100歳まで成長する脳の鍛え方』(主婦の友社)など。(出典:日本経済新聞)