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テーマ:日々の食事を見直そう!(631)
カテゴリ:食・栄養
この研究成果はドキュメント映画、スーパーサイズミーが影響しているかわかりませんが、悪性脂肪の悪人ぶりが分子レベルで解明されました。
ジャンクフード業界は強力な圧力団体なので、どのような動きになるかとても興味があります。 欠陥を知っていて売り続けている財閥系自動車メーカーのように社会的な制裁を受けるのが近いのかも知れません。 健康が大切だと思っていて、ジャンクフードが好きな人は目を覚ます必要がありそうですね。 世界に誇る長寿食を捨てた愚かな国民から長寿食を取り戻した賢い国民になりましょう。 ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) 関連日記 食の提言 あぶないコンビニ食 ファスト・フードは肥満とインスリン抵抗性のリスクを高める 話題の映画、スーパーサイズミーを見てきました マックを、1日3食、1ヶ月間食べ続けるとどうなる?「スーパーサイズミー」 ********************************************************************** ◆ハンバーガーが体によくない理由を分子レベルで解明 医学関連誌「Cell」1月28日号に掲載された米ハーバード大学ダナ・ファーバー癌研究所の研究では、飽和脂肪酸およびトランス脂肪酸といった悪性脂肪を動脈閉塞の原因となるLDL(悪玉)コレステロールに変換する分子スイッチが発見され、米国で人気のハンバーガーや揚げ物が体によくない理由が分子的に解明された。 この分子は、コアクチベータに分類されるPGC-1β(ベータ)で、肝代謝に関与する。肉、乳製品など心臓専門医が体に悪いとする食物に含まれる悪性脂肪が肝臓に達すると、PGC-1βが生化学シグナルのカスケードを開始させ、それによって肝細胞が他の閉塞物質ファミリーのトリグリセリド(中性脂肪)と同様に動脈を閉塞させるLDLコレステロールを産生する。 研究者でハーバード大学医学部の細胞生物学教授Bruce Spiegelman氏によると、この発見は自然淘汰の別の例を示しており、従来ヒトには害でなかったPGC-1βが、寿命が延びたために有害となり、その作用が治療の標的となっている。PGC-1β活性を阻害する化合物を開発すれば、現在のレジメン(処方計画)で治療できない人に対して新規のコレステロール低下療法を提供できる可能性がある。 しかし、いくつかの知見には追跡研究が必要である、と米小児病院オークランド研究センターのアテローム性動脈硬化症研究責任者Ronald Krauss博士は指摘する。たとえば、ヒトでは、脂肪の豊富な食品摂取が細胞上のLDLコレステロール受容体活性を抑制するために血中のLDLコレステロール濃度が上昇するとされているが、マウスを対象とした研究では、LDLコレステロール受容体活性の増大が判明している。 (出典:HealthDayNews) ◆EC委員会、ジャンクフードCMの自主規制を業界に要求 British Medical Journal誌2005年1月29日号のNews roundupで、EC委員会が、食品業界に対して、青少年の肥満を招く食品のTV CMを徐々に廃止するよう、圧力を強めていると報じている。 EC委員会は、ジャンクフードのTV CMの自主規制の方法について、6カ月間にわたって業界代表との話し合いを続けてきた。その間、EUの健康・消費者問題担当委員Markos Kyprianou氏は、合意に至らなければ法律制定をいとわないと警告してきた。EU食品飲料業連合に代表される業界に対して、同氏は約1年という期限を示した。その間に明らかな変化が見られなければ、立法化を準備するという。同氏によると、これまでのところは、業界からポジティブな反応が得られている。 英国Londonを本部とする国際肥満対策委員会によると、欧州では、毎年40万人ずつ肥満児が増えている。2002年には、ほぼ4人に1人が肥満で、EU加盟国全体ではその数は約1400万人にのぼる。南に位置する国ではその割合が高く、イタリアでは9歳児の36%が肥満だという。 英国政府は先月、肥満増に対応するための医療従事者の訓練に300万ポンドを投じると決めたばかり。米国の自動販売機業界は、100万ドルをかけて肥満予防キャンペーンを行うと先日発表した。米国Kraft Foods社は、6歳から11歳を対象とするすべてのCMおよび印刷広告の取りやめを計画している。 日本では、子供の肥満は今のところ深刻な問題になっていない。しかしファストフードやスナック菓子は、ゲームと共に、子供たちの日常生活に完全に定着している。 子供番組に挿入されるCMは、新製品の売り上げを確実に伸ばしている。肥満先進国に学ぶことは多いはずだ。 (出典:MedWave) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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