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2005/06/04(土)07:16

できるビジネスマン~要は脳

身体と同様に脳もうまく・しっかり使い続ければ老化しにくい。 心拍数を管理したウォーキングもおすすめです。 脳も食べたものでできているので、質のよい食・栄養が欠かせません。 質といってもグルメではありません。 生命を健全に維持・代謝するために身体が必要な53種の栄養素の種類と量を 理想に近づけることです。 脳細胞の脂質の内、6割はオメガ3系脂肪酸でできているため、 魚を食べることも重要です。 血行をよくするためにも重要です。 魚を食べないベジタリアンはここが心配になります。 というのは、緑黄色野菜、亜麻仁油、キャノーラ油に多く含まれる オメガ3系脂肪酸のアルファ-リノレン酸は、代謝されるとエイコサペンタエン酸に なりますが、わずか4%程度しか代謝されません。 そして、オメガ6系脂肪酸がこの代謝を阻害します。 オメガ3系脂肪酸 アルファ-リノレン酸(LNA) 多く含む食品:緑黄色野菜、亜麻仁油、キャノーラ油 エイコサペンタエン酸(EPA) 多く含む食品:魚油、オキアミ油 ドコサヘキサエン酸(DHA) 多く含む食品:魚油、オキアミ油 オメガ6系脂肪酸 リノール酸(LA) 多く含む食品:ヒマワリ油、サフラワー油、コーン油、 ほとんどの調理油、炒められた食物 アラキドン酸(AA) 多く含む食品:肉、動物性脂肪 効率よくオメガ3系脂肪酸を摂るには、青魚を食べることです。 しかし、日本ではあまり知らされていませんが、回遊魚の汚染は深刻です。 食べるなら食物連鎖の低い甲殻類(小エビ、ロブスターなど)、貝、イワシ、ニシン、 タラ、サケがおすすめで、私は毎日1回は食べるように意識しています。 最も効率よく4g以上/日のオメガ3系脂肪酸を摂るには、サプリメントが役に立ちますが、 含有量が少なかったり、汚染されていたり、鮮度に問題があったりして、 よいものを選ぶのはコツがいります。 最もよいオメガ3系脂肪酸は話題の抗酸化物質アスタキサンチンを豊富に含む オキアミ油ですが、商品化したメーカーはまだ1社だけのようなので 見つけにくいと思います。 厚生労働省が、第6次改定日本人の栄養所要量で、 オメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸=1:4を目安にするよう呼びかけています。 現実はオメガ3系脂肪酸:オメガ6系脂肪酸=1:10~20といわれ、著しくオメガ6系脂肪酸が過剰です。 厚生労働省 水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項 私の関連フリーページ 奇跡の脳を創る 危険な油脂 マーガリン 食生活の改善 食の提言 マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか? あぶないコンビニ食 カテゴリー別にした時期からの食・栄養関連楽天日記 オメガ3脂肪酸に関連した楽天日記 フカヒレがあぶない 鮫、メカジキ、鯖、甘鯛の摂取は控えるべき 焼き魚は脳卒中の原因「心房細動」を予防する?! オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸 魚を食べると、死亡リスクが減る&魚を食べると頭がよくなる 冠動脈疾患予防のためにオメガ3系脂肪酸の摂取を オメガ3脂肪酸がアルツハイマー病による脳の損傷を防ぐ 魚と全粒穀物をもっと食べなさい ************************************************************ 年とともに脳の働きは衰える。という定説が最近崩れている。25歳を過ぎると1日2万~10万個の脳細胞が死滅し、筋肉も衰えていくが、これは放っておけばの話。脳は鍛えれば年齢に関係なく若返らせることができるという。 ▼芸術家の脳は凡人とは違う? 近年、記憶や思考、行動決定などつかさどる前頭葉、側頭葉の「白質」部分は、50歳近くまで発達するという研究結果が発表された。また、「脳内革命」や「バカの壁」がベストセラーになったのをきっかけに、日本は脳ブームを巻き起こした。「脳を鍛える」ためのクイズ番組やバラエティー番組がたくさん放映されているのは周知の通りだ。 年をとると物忘れがひどくなるとは言うが、確かに70歳、80歳になっても精力的に仕事をしている人はいる。例えば、会社経営者や文化人、あるいは政治家や芸術家。こういう人たちは、常に頭を働かせたり、新しいモノを生み出したりして、創造的な仕事をしているために脳が年をとらないのだと考えられる。 文京女子大学の教授は、「経験に基づく発想や高度な判断力は60歳代でも発達し続ける」という調査結果を出した。新しいモノを生み出すためのひらめきは、若い人たちとまったく変わらない。なるほど、発想力が要求される芸術家、高度な判断力が要求される政治家の脳が衰えないわけだ。 ▼脳をブラッシュアップ 発想力やひらめきというのは、もちろん芸術家ばかりではなく、モノを創造するビジネスマンにとっても重要な要素。最近は、与えられた仕事をこなすだけの処理能力だけでなく、人と違う発想をして、いろんなアイデアを生み出せることが「できるビジネスマン」にとっての必要不可欠なテーマだ。企業の採用試験に、このひらめきや直感力を試す試験を導入するところが増えているという。 特にひらめき能力をつかさどる右脳は、テレビ番組などでよく取り上げられているが、アメリカでは右脳と左脳の両方を脳を効率よく使う能力アップ法が、IBMやコダックなどの大手企業の社員教育でも導入されているそうだ。 確かに左脳と右脳にはそれぞれの大切な役割があり、その能力を最大限に生かすにはやはり脳を使うしかない。気軽にできる脳の鍛え方には、日記を書く、言葉や手、数字を使う(計算を解く)、親しくない人とも積極的に話すなどが挙げられる。また、脳は体と密接に関わっているため、1日40分ぐらい歩くだけでも脳を鍛えることになるらしい。 確かに「脳内革命」のなかでも、1日5000歩歩くと脳内モルヒネが多く分泌されて、右脳が盛んに働くと紹介されていた。イメージする力をつけるために、例えば、「町にある赤いモノ」を5つ挙げてみるなどといった概念化問題も有効らしい。また、先ほどの米大手企業で取り入れられている方法の一つには、フラッシュバックといって、映画などの過去の場面を再現して、あらすじなどを説明する訓練などもある。と、脳を鍛える方法にはいろいろあるが、幸いテレビ番組でもよく取り上げられ、脳に関する著書も本屋にたくさん並んでいる。 これらを参考にしてはどうだろう。 ◆ぼけないためには、多様な日常活動をどんどんやろう お年寄りがぼけないためには、毎日、いろいろなことをやって、体を動かすのが一番であると「米疫学雑誌」(American Journal of Epidemiology)4月号に掲載された研究論文がこう勧めている。 この研究では、65歳以上で、病的なぼけ症状はまだ出ていないお年寄り3375人を対象に行われた。 まず、被験者のお年寄りに、「せんたく、皿洗い、そうじなどの家事を、毎日やっていますか」「庭いじりはどうですか」「良く外に出て歩きますか」など、 15項目について、質問した。 この質問をしてから、5年経ってから同じお年寄りを調べてみたら、このうち460人にぼけの症状がでていた。 始めの質問の答えと5年後の症状を突き合わせたところ。ぼけ症状が現れた460人中、130人はほとんど日常的な家の仕事はしていない、運動もしていない。したとしても質問中のなかの1項目くらいと答えた人だった。 質問のなかの2、3項目をクリアしたお年寄り、つまり少しは家事、運動をすると答えた人で痴呆症になった人は246人いた。 これに対して、家事、運動を4項目以上やっている人、つまり、毎日良く体を動かしているお年寄りでぼけたのは、わずか84人だった。

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