連日のように被害報道されて、ここまで被害が広がっていることがわかると
全面禁止は当然の処置だと思います。
アスベストとは比べられないほど極めて被害の大きなタバコが
全面禁止にならないのはどうしてだろう。
タバコ、10年までに全面禁止
と発表されたら痛快です。
願いは叶う!!!
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アスベスト(石綿)による健康被害対策で、厚生労働省は8日、
現在代替品がないため一部で使用されているアスベストについても
2008年までに全面禁止にする方針を決めた。
来年、専門家会議を開き、具体的に検討に入る。
これまで厚労省は、アスベスト対策として1995年、
特に有害性の高い茶石綿、青石綿の製造、使用を禁止し、
昨年はそのほかのアスベストも原則全面禁止にした。
しかし代替品がない配管、機器のガスケットや配電盤に使われる電気の絶縁板、
化学プラントのシール材、工業用のひも、布などでは例外として認められ、
現在も使用されている。
日本のアスベスト輸入量は74年の35万トンをピークに90年代から減少し、
02年に4万3000トン、昨年は8000トンで、今年は数十トンになる見込みだという。
各業界では、アスベストを使わなくて済むように代替品の開発を進めており、
専門家会議ではそうした状況を踏まえて遅くとも08年までに全面禁止を目指すという。
専門家会議を経て政令などを改正することになるという。
(出典:NIKKEI NET)
◆厚労省が石綿対策
尾辻厚生労働相は8日、閣議後会見で、
アスベスト(石綿)が原因とみられる健康被害が発生している事業所に
立ち入り調査するなど、7項目の対策を実施することを明らかにした。
環境、国土交通、経済産業各省とも連携し、立ち入り調査のほか、
保健所などへの相談窓口設置、建築物解体作業の安全な実施の
徹底などの対策を取る。
(出典:読売新聞)
◆アスベスト:石綿疾患死「労災認定徹底を」 厚労省が異例の通達
アスベスト(石綿)が原因で起こる胸や腹部などのがんの中皮腫の死者数に対し、
労災認定数が極端に少ないため、厚生労働省が全国の労働局に、
医療機関などへ周知徹底を図るよう、異例の通達を出していたことが分かった。
発症まで20~50年かかる中皮腫は最近になって死者が急増し、
年間900人近くに達しているが、労災認定は約10分の1にとどまっている。
患者支援団体は「通達自体は評価できるが、労働基準監督署の現場に
浸透していないところもある」と指摘している。
人口動態統計によると、中皮腫による死者は95年に500人だったが、
02年は810人、03年には95年の約1.8倍の878人に達した。
厚労省は03年、専門家らによる検討の結果、危険性の認識がより深まったとして、
勤務歴などに関して労災認定基準を緩和した。
しかし、中皮腫の労災認定数は02年度の55件から、
03年度は85件に増えただけだった。
厚労省は今年2月、都道府県労働局長に、認定基準を的確に運用するよう通達。
「死亡者数は認定件数を大きく上回る水準で、中皮腫が労災認定の対象であることの
社会的認知の不足に起因するものと考えられる」としている。
(出典:毎日新聞)
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