2006/07/25(火)00:40
なめるだけで疲労測定 慈恵医大教授が開発へ
いつもありがとうございます。
抗加齢実践家てるです。
ウイルス量で疲労度がわかるとは便利になりますね。
単に労働時間が長いとか疲労が溜まっているとかの問題では
ないように思います。
一つはストレスによる交感神経の過緊張だと思います。
会社員が非自主的?に長時間働くストレスは、自主的に死ぬほど働く
自営業者よりストレスがかかるということだと思います。
心の持ちようでストレスは大きく変わります。
どうせ働くなら、自主的に楽しんで働こうと無理にでも思えば
ストレスはまったく違うという経験があります。
もう一つ重要な要因は食・栄養ですが、気がついていないようです。
食・栄養を理想的にすると、ハードワークでも疲れません。
抗加齢実践家の私は、独立して9年間、働き過ぎても疲れたと
感じたことはありません。
お手伝いさせていただく埼玉・行田のライフクリニックで、
このことを実証していきたいと思います。
これだけ多くの人が困っているなら、ここに「過労外来」を創ったら
貢献できそうです。
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ぺろりとなめるだけで疲れの程度がわかる。そんな簡単な疲労検査が数年で実現しそうだ。残業時間に比例して、体内にすみ着いているウイルスが唾液(だえき)中に増えることを慈恵医大の近藤一博教授(ウイルス学)らが突き止め、22日、大阪市であった日本疲労学会で発表した。ウイルス量が疲労度の目安になるので、なめるだけでだれでも簡単に疲労を測れる方法の開発につながり、過労死を防ぐ有力な手がかりになるという。
このウイルスはヘルペスウイルスの一種のHHV6とHHV7という。乳幼児の病気である突発性発疹の原因ウイルス。ほとんどすべての日本人が幼い頃から体内に持っていて、成人なら病気を起こすことはない。
近藤教授らは、残業がない定時の仕事をしている事務職の20人と、1日5時間以上残業している研究職や営業職の40人の唾液で、これらのウイルス量を測った。
その結果、残業のない人では、唾液1ミリリットル中のHHV6が平均500個、HHV7は平均5千個だった。これに対し、残業が多い人では、どちらも10倍以上検出され、残業時間が多い人ほど多かった。当直を繰り返している外科医ら、不規則な生活リズムで厳しい長時間労働をしている人は、1週間休んでもウイルスは減らなかった。
04年の文部科学省研究班の調査で、疲れが半年以上続いている勤労者は約3千万人に上り、うち240万人は疲れのため休・退職に追い込まれている。近藤教授は「リトマス試験紙のような、なめるだけで疲労のたまり具合が分かる簡易キットを2、3年のうちに開発できると思う」と話す。
(出典:朝日新聞)