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2008/04/21(月)12:27

「葉酸」 積極的に摂取を 高齢者の脳卒中予防に効果

食・栄養(799)

いつもありがとうございます。 ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。 今日の1通目 脳梗塞リスク、血液で簡単判別・千葉大など、5月から臨床研究 葉酸の重要性についてはこのブログを書き始めた 5年前からくわしく書いています。 興味のある方はぜひ、お読みください。 世界は妊娠にとって葉酸の重要性は90年代前半に対策が始まり、 98年にアメリカが穀類への添加をしてから今では40ヶ国以上が同様に 穀類に添加しているそうです。 相変わらず遅れることが得意な日本ではほとんど進んでいません。 まず、10年近く遅れた2000年12月28日厚生省は妊娠を計画している女性には、 妊娠の1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの期間、葉酸をサプリメントで補給するよう呼びかけ、 母子手帳にも記載されました。 しかし、告知は進まず、悲惨な状態で、役人の「不作為の罪」です。 ◆「二分脊椎症」の発症率が5年連続で増加  二分脊椎症などの神経菅閉鎖障害はビタミンの1種、葉酸の摂取で発症リスクを減らせる。  国は啓発に向けた新たな対応策を迫られそうだ。 (出典:日本経済新聞 04年7月20日) ◆知識ある女子高生3%だけ・葉酸で先天異常リスク減少  (出典:NIKKEI NET 04年8月1日) ◆妊婦の9割超、「葉酸」不足・先天異常招く恐れも  (出典:日本経済新聞 06年4月) ◆「葉酸」妊婦の摂取進まず 先天障害リスク低下させる効果  (出典:読売新聞 07年8月14日) そして、葉酸の効能が次々とわかってきています。 世界は穀類に添加を義務付けしていますので、 加工されたごはん そば、うどん、ラーメンなどの麺 パン パスタ シリアル などに添加を義務付ける時です。 葉酸の1日当たりの栄養所要量(15歳以上)は200μgですが、 世界的には400μgと設定している国がほとんどで、 日本は少な過ぎると指摘されていても変えていないのが現状です。 抗加齢実践家の私は、10年以上前からサプリメントで1日600μg以上 摂っています。 葉酸だけでは片手落ちなところがありますが、徹底できれば 大きな効果がでると確信しています。 関連ブログ 新しい順 葉酸不足が精子の損傷をもたらす 野菜不足でうつ多く、葉酸摂取カギ・食習慣調査で判明 葉酸が老人の記憶減退の進行を食い止める ************************************************************** ビタミンBの一種「葉酸」の十分な摂取が高齢者の脳卒中や認知症の予防に役立つことが、海外の取り組みで明らかになってきた。米国では10年前に穀物に葉酸添加を義務付けたことで、脳卒中の死亡率が激減するなどさまざまな効果が報告されている。一方、日本では他の栄養素と同じ扱いで、必要量を摂取できていない人も少なくない。特に高齢になると葉酸を吸収しにくくなるので、意識的に摂取した方がよさそうだ。 葉酸はホウレンソウなどの緑黄色野菜や豆類に含まれる水溶性のビタミンB群の一種。「造血のビタミン」ともいわれ、主に赤血球をつくる働きがあるほか、胎児の中枢神経系など新しく細胞をつくるときに必要な栄養素としても知られる。 米国では1998年、日本の厚生労働省にあたる米食品医薬品局(FDA)が主食となる穀類への葉酸添加を義務付けた。この結果、新生児の二分脊椎(せきつい)などの「神経管欠損障害」が約2割減少したことが2001年に報告されている。穀物への葉酸添加は現在、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどで行われており、これらの国でも神経管欠損障害の発生頻度を減らす効果を上げている。 一方、葉酸の十分な摂取が、新生児だけでなく高齢者にも恩恵をもたらしていることも分かってきた。米国で1998年を境に、脳卒中の死亡率が10万人中180人から150人へと減少したのだ。また、同年以降、米国民の血中の「ホモシステイン」が減ったことも判明。ホモシステインはアミノ酸の一種で、この値が高いと動脈硬化や認知症のリスクが高くなる。つまり、穀物への葉酸添加で、動脈硬化や認知症が予防できた可能性があるのだ。 日本では厚労省が平成12年、妊娠を計画する女性に1日0・4ミリグラムの葉酸を摂取するよう呼びかけた。しかし、周知されているとはいえない状況で、神経管欠損障害の出生率は日本では逆に増えている。また、成人の必要摂取量は0・24ミリグラムと海外の約半分。ホモシステインを減らし動脈硬化や認知症の予防効果があるのは0・4ミリグラム以上とされており、日本の基準では足りないとの指摘もある。 国としての取り組みが進まない中、埼玉県坂戸市は2年前から脳卒中などを減らすことを目的に「葉酸プロジェクト」を実施、1日0・4ミリグラムの葉酸摂取を呼びかけている。成人式でのパンフレット配布や講習会で葉酸の必要性を周知する一方、企業と協力して葉酸添加のパンやカレーの開発を行ってきた。 市健康づくり政策室の国枝寛室長は「葉酸摂取が脳卒中や認知症の予防につながるというのは海外では常識で、市民の健康のために行政での対策が必要と考えた。長い目でみて医療費削減にもつながれば」と期待する。 女子栄養大の香川靖雄副学長は「日本人の寝たきりの上位3疾患である脳血管疾患、骨粗しょう症、認知症は、葉酸で予防が進むことが明らかになっている。すべての男女に葉酸の必要量摂取を呼びかける必要があるが、特に高齢者は葉酸の吸収が悪いので意識してとるようにした方がいい」と話している。 (出典:産経新聞)

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