全て
| カテゴリ未分類
| 環境
| 食・栄養
| 運動
| 睡眠・休養
| サプリメント
| 水
| 病気・医療関連
| 健康増進・遅老延寿・若返り
| その他
| タバコ
| 仕事・経済
| 肥満・ダイエット
| 介護・福祉
| 教育
| 政治
| 美容
| 日本再構築
| 災害
| アルコール
カテゴリ:病気・医療関連
いつもありがとうございます。
ツイてる抗加齢(アンチエイジング)実践家てるです。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 不安大国日本の新生児医療の実態にも驚きますが、 非常に残念な現実で事故が起きないことを祈りたいです。 保育器のお世話にならない赤ちゃんを産むことが一番の予防策で むずかしくないと思います。 関連ブログ 新生児の汚染 新生児にも脳卒中のリスク 妊産婦の救急体制「機能」は半数以下 関連フリーページ 賢いお子さんを授かりたいと望む女性に 食生活の改善 (私がめざしている食生活) 食の提言 食育のすすめ -大切なものを失った日本人- 粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」 戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ! 健康的な油脂類の摂り方 マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか? あぶないコンビニ食 マーガリン・精製油の恐怖 ******************************************************************* ベッドに寝かせたままミルクを飲ませる「一人飲み」が多くの病院で行われている=青森県立中央病院提供 生後間もない赤ちゃんの命を守る新生児救急の現場の多くで、乳児を抱かずにミルクを飲ませる「一人飲み」が常態化している。看護師の配置が不十分な現状が背景にあるが、ミルクが誤って気管に入るなどすれば、生命にかかわりかねない。制度の不備を訴える声が広がりつつある。 「赤ちゃんを抱かないで世話するなんて、あり得ないでしょう。その当たり前のことができないのが、今の新生児医療の現場」。この問題の改善を訴えている青森県立中央病院の網塚貴介医師(48)は顔を曇らせる。 一人飲みは、保育器に寝かせたままの乳児に哺乳(ほにゅう)瓶の吸い口をくわえさせ、瓶を保育器の中に置いたままにする飲ませ方。新生児集中治療室(NICU)や、乳児が回復直後に入る後方病床(GCU)で、一人飲みが常態化する実情を指摘する声は多い。 NICUのある病院でつくる新生児医療連絡会が05年、184施設を対象に一人飲みについて調査したところ(回答率50%)、「度々する」が26%、「時にする」が28%で、「しない」と回答したのは半数足らずだった。一人飲みを実施している施設の4割で、呼吸困難による嘔吐(おうと)などのトラブル経験があった。 西日本の病院で新生児科の責任者を務める男性医師は「恥ずかしい話だが、看護師の新人研修で一人飲みのやり方を必ず教えている」と打ち明ける。この病院のGCUの場合、2人の看護師が20床の定員を受け持つことにしているが、ここ数年、定員を超す入院が続き、4月には一時、53人が入っていた。新たな看護師の確保は難しい状況だ。 「現状では一人飲みは必要悪」と説く医師は「出産施設が減少しており、この地域でうちが引き受けなかったら赤ちゃんの行き場がなくなる。もし禁止されたら、地域の新生児医療は成り立たない」。 授乳や投薬、無呼吸発作の予防などを行う看護師の配置基準を国が明確にしていないことが、問題を深刻にしている。NICUでは、看護師1人が受け持つ新生児は3人以下と決められているが、受け皿のGCUには基準がない。 同連絡会の調査では、夜間のGCUの場合、看護師1人当たりの受け持ちは平均で9.8人。1人で乳児25人を担当している例もあった。平均を超えて受け持っている全病院で一人飲みを行っていた。 0歳児を預かる保育所では、保育士の数を「乳児おおむね3人につき1人以上」とする国の基準がある。網塚医師は「GCUはちょっとした体調の変化で命にかかわる未熟児を診ている。元気な子どもを預かる保育所以下の状態に置かれている現状はおかしい」と訴える。 ■未熟児増加も追い打ち 未熟児の出生が増えていることも追い打ちをかける。高齢出産の増加や生殖医療の進歩で、千グラム以下の低体重児の出生は97~06年に43%増えた。肺が未熟な低体重児は、泣くだけで呼吸障害を起こすことがあり、目が離せない。 赤ちゃんへの授乳は3時間に1回。どんなに急いでも、看護師1人につき1時間に5人が限界だ。NICUに勤務経験のある看護師は「もし複数の子が泣き出したら、そのケアだけで手いっぱい。おとなしくしている子に一人飲みをさせない限り、とても看護できない」と嘆く。 生後1カ月の長女を病院で亡くした東京都八王子市の河野明さん(58)は04年、東京地裁から「十分な看護を怠ったことが原因」との判決を受けた。「私たちが訴えてきた赤ちゃんの命の重みが、いまだに病院の人件費より軽視されている。国が看護についてきちんとした基準を設けることが改善に欠かせない」 大阪府立母子保健総合医療センターの藤村正哲総長(小児科)は「NICUやGCUを支えているのは看護。人手が足りないことで看護の質が落ちれば、入院している乳児の死亡率に直結するという調査結果もある。新生児科は医師も足りないなど課題が多く、看護体制の強化が急務ではないか」と話す。 厚生労働省医療課は「家庭の事情などで退院できない乳児を預かることが中心になっている病院もあるなど、医療機関によってGCUの質や役割の差が大きく、一律に看護師の配置基準をつくっていなかった。現場や学会の意見を聞きながら対応を考えたい」としている。 【新生児集中治療室(NICU)】 早産による低体重や仮死状態で生まれるなど、医療措置が必要な乳児を集中治療・管理する。05年現在の調査では全国に2341床ある。厚生労働省の研究班が今年、全国の主要施設に入院中の新生児数や在室日数などの実績から推計したところ、全国で約3150床が必要との結果が出た。国からNICUの指定を受けるには、専任の医師が24時間態勢で当直する必要があるが、こうした医師は全国で千人に満たない。 (出典:朝日新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[病気・医療関連] カテゴリの最新記事
|
|