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カテゴリ:食・栄養
おはようございます。
ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 33万部のベストセラーになった「世界一の美女になるダイエット」の著者エリカ・アンギャルさんは、オーストラリア出身のカリスマ栄養士で、産経新聞に大きく取り上げられていましたが、ミスユニバース日本代表が世界大会で賞を取れるように栄養指導をしています。 エリカ・アンギャルさんの原点は初来日して知った日本食のよさにありますが、日本人は過去のよいことをドンドン捨てて不健康になることを好んで選択する不思議な民族です。日本食が世界無形文化遺産登録されても、相続放棄している人が多く、おふくろの味は袋の味になっています。 農林水産省/食文化 ・和食ガイドブック ・日本食文化テキスト たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、食事の欧米化はさらに進んで脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに糖尿病などの生活習慣病が増えるのは間違いないです。 アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて伝統的日本食を見直す人が増えることを強く願いたいです。 さらに低GI食品を選び、野菜・海藻、主菜、ごはんの順によく噛んで食べて血糖値をゆるやかに上げることです。 そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。 「家庭の味」遺産になる? 手作り減少 調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。 食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。 ・食育の重要性は1985年頃に気づいた。 ・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。 ・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。 ・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る ・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。 子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン) 8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。 食生活は悪化し続け、心身の健康状態は悪化の一途であり、2012年の人間ドックの異常者は92.8%です。 2011年国民健康・栄養調査結果の概要 ◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア) ◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授 ◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授 1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。 食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。 ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を50~20%に混ぜた麦飯をおすすめします。 おかずは、まごわやさしいにしてよく噛んで楽しく食べたいものです。 ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に ご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に わ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し: しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に 食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。 ****************************【以下転載】**************************** 日本の自然と風土の中で育まれてきた伝統的な食文化の「和食」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しとなった。 「世界遺産」や「記憶遺産」と並んでユネスコの遺産事業の一つである無形文化遺産は、世界的に文化の多様性を反映し、人類の創造性を証明することなどが登録基準になっている。 食と関係する無形文化遺産では、これまでにフランスの美食術、スペインやイタリアなどの地中海料理、メキシコの伝統料理、トルコのケシケキ(麦がゆ)の伝統が既に登録済みだ。 12月上旬にアゼルバイジャンのバクーで開かれるユネスコの政府間委員会で正式に決まれば、私たちの身近な食生活が世界に認められることになる。 東京電力福島第1原発事故で受けた風評被害を乗り越え、東日本大震災からの復興を果たす上でも大きな弾みになることは間違いない。まずは和食が国際的な評価を得ることを率直に喜びたい。 和食の特徴は、地域に根ざした豊富な海の幸や山の幸、四季折々の素材を生かした料理であるということだろう。 汁一品に膾(なます)、平皿、焼き物の三品からなる「一汁三菜」を基本にした食事も、理想的な栄養バランスとされる。 かつお節や昆布、シイタケなどからとっただし汁による「うま味」を効果的に使ってラード(豚脂)など動物性油脂の少ない食生活を実現し、長寿食としても知られる。肥満防止にも役立ち、生活習慣病予防の観点からも見直されている。 食を通し、自然の美しさも表現する。花や葉などを料理にあしらって調度品や器にも趣向を凝らし、季節感を楽しむ。正月の「おせち料理」や1月7日の「七草がゆ」など、日本の食文化は年中行事とも密接に関連して受け継がれてきた。 私たちにとっては日常食の和食が、実は世界に誇れる食文化であることを再認識したい。 ただ、気に掛かることもある。厚生労働省が公表した2011年の国民健康・栄養調査によると、日本人の成人が1日に食べる野菜や果物類、魚介類の摂取量は10年前に比べて20グラム前後減る一方で、肉類が7グラム近く増えている。 朝からファストフードで動物性油脂の多い食事をとる人も少なくない。「一汁三菜」や「うま味」といった日本食の伝統も、ともすれば忘れ去られがちだ。肝心の日本で食の欧米化が進み、和食離れが進んでいる現実は見過ごせない。 10年の都道府県別平均寿命で男女とも1位となった長野県は20歳以上の男女の野菜摂取量も全国トップで、豊かな自然に恵まれた中で野菜を多く取る食生活が根付いているという。 先人たちが営々として築き上げ、残してくれた「遺産」は、それを今の時代にも生かしてこそ受け継がれるものだろう。無形文化遺産の登録を機に、和食の伝統と魅力をあらためて見直したい。 (出典:西日本新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/12/05 05:10:40 AM
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