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2014/03/28(金)07:07

高齢者施設で認知症に学習療法

病気・医療関連(1945)

おはようございます。 ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言がでるほど増えています。 アルツハイマー病の検査は、発症の数年前に血液検査で予測することが出来るようになりそうですが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。 今回の記事に取り上げられた学習療法が認知症改善や予防にもよいので、私は昨年9月に学習療法士の資格を取りましたが、経費的なこともあって各種施設での導入はあまり進んでいません。 海外初の学習療法の実証研究の過程を追った映画「僕がジョンと呼ばれるまで」は、今月から各地で公開されています。 日本でも認知症は増加し、厚生労働省の最新調査では認知症患者は462万人、65歳以上の15%と従来推定より大きく増え、認知症予備軍の軽度認知障害患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の新たな調査で認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。 2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。 また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているように戦後の日本人らしく自己責任意識が希薄です。 しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。 ・脳を鍛えるには運動しかない ・「座る時間」が1時間増えるだけで身体が不自由になるリスクが1.5倍に ・座りっぱなしの生活は早く老ける!? ・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか? ・長時間座り続けることの弊害 ・オフィスで立って仕事をする時代がやってくる ・座っている時間が長いと糖尿病 を招く ・座りっぱなしの生活で高まる慢性疾患リスク ・1日11時間以上座る人では死亡リスクが40%以上増大 ・長時間の座位姿勢は成人病リスク高める、スウェーデン研究 世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、 1.運動習慣をつける。 2.高血圧を改善する。 3.人的交流など社会認知活動を増やす。 4.2型糖尿病の改善する。 5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。 6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。 7.禁煙する。 8.うつ状態の改善。 時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内のアミロイドβなどの異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。 認知症の予防もむずかしくないと思っていますのでしっかり予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 関連ブログ 新しい順 近い将来のアルツハイマー発症を血液検査で予測! 「認知症を生きる」 週刊東洋経済3月3日発売号 炭水化物の摂り過ぎはアルツハイマー病を招く 血糖急上昇が脳にダメージ 認知症の予防法 脳を鍛えて「長寿脳」を作り上げること 働き盛りに忍び寄る 若年性認知症はこう防げ ココナツオイル アルツハイマーに効果 摂取4時間で症状改善例も 激増する認知症 患者に寛容な社会目指せ 認知症予防:運動効果1万人調査 高齢者4年追跡 久々に会ったけど、なんか変 親の認知症気づいて 超簡単な認知症・アルツハイマー検査法が明らかに 認知症増大予測で警鐘、対策強化を 国際アルツハイマー病協会が政策提言 認知症 根本的な治療薬ないが初期に服用すると進行速度抑制 ****************************【以下転載】**************************** 簡単な「読み」「書き」「計算」の繰り返しで脳を刺激し、認知症の予防や改善に役立てようという「学習療法」が、高齢者施設で少しずつ広がっている。米国で学習療法に挑戦した高齢者の姿を追ったドキュメンタリー映画の公開も始まった。どんな効果があるのか。 「四たす一は五」「五たす二は七」-。東京都町田市のケアセンター成瀬。デイサービスを利用する八十~九十代の女性四人が、声を出していた。一枚終わると、スタッフは赤ペンで大きな丸と「百点」をつけて話し掛ける。「二分でできました。すごいですね」 施設が希望者に学習療法を始めたのは六年前。学習は一回三十分。利用者二人に対し、スタッフが会話しながら計算、文章の音読、数字盤を使った数並べをする。音読教材は昭和の題材を扱っており、「脱脂粉乳、ありましたよね」などと会話を弾ませていた。 主任の庄司圭介さん(39)は「学習療法は認めてほめるプログラム。教材が話のたねになり、世代の違う職員も会話しやすい。コミュニケーションが職員のやりがいになる」と話す。 点数ではなく、その場の雰囲気を楽しむのが目的。「効果の差はあるが、本人や家族に喜ばれている」。以前は意味不明な言葉の羅列だけだった重度の認知症の入所者も最近、意味のある言葉を時々口にするようになったという。 学習療法は「脳トレ」ブームの立役者、東北大加齢医学研究所の川島隆太教授と、介護現場の協力で生まれた。日本公文教育研究会の「くもん学習療法センター」が教材とノウハウを提供。十年前から本格的に普及を始め、国内の約千六百の施設で一万三千人近くが実践している。 ただ、普及は進んでいない。「赤字事業。社会貢献で続けている」と同センターの二瓶澄夫さん。ネックは施設が教材に支払う費用が月数千円かかること。学習スタッフとして、施設の人員が一定時間とられるのも人手不足の介護現場では悩ましい。ケアセンター成瀬施設長の川尻勝臣さん(43)は「効果は実感しているが、続ける余裕が施設にあるかどうかが問題」という。川島教授は「介護保険の加算があれば導入しやすくなる。職員の意欲にもつながり、社会保障費の削減にもなる」と訴える。 三年前、海外初の学習療法の実証研究が、米国オハイオ州の高齢者介護施設で実施された。中程度の認知症患者二十三人がプログラムに参加し、十七人の症状が改善したという。その過程を追った映画「僕がジョンと呼ばれるまで」が、今月から各地で公開中だ。 施設の入所者に「僕の名前は?」と何度聞いても、「いいえ」と言われ続ける職員ジョンを通じ、学習療法で変化していく高齢者や家族の姿を紹介した。太田茂監督は「撮影に協力したジョンも当初は半信半疑。撮影前は『施設をやめたい』と言っていたのに、学習療法で考えが変わり、今では施設の幹部に。うれしかった」と振り返る。「人生最後の季節を自分らしく生きられるよう、世界に取り組みが広がってほしい」 (出典:中日新聞)

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