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カテゴリ:食・栄養
おはようございます。
ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 日本人は世界一の医薬品好きなので医薬品を喜んで大量に飲んでいますが、同様に工業製品のようにキレイな農作物を好むので農薬も世界一大量に使われています。全国農業組合連合会が日本の農産物は世界一だと言っているのは、農薬使用量のことを言っているのかも知れません。 台湾に輸出されたミカンは、農薬メチダチオンが台湾規制値より多く検出されて全量廃棄されたのが一例で、日本に普通に流通しているミカンは欧州、台湾では廃棄されてしまいます。 日本も2006年に残留農薬の新制度が導入されたはずでしたが、残念な現実です。 日本も牛歩ながら残留農薬基準の設定のシステムについて、厚生労働省が2014年3月18日の「薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会農薬・動物用医薬品部会」で、急性参照用量(ARfD)の導入を正式決定しました。 今回のミカンのメチダチオンの残留基準など、明らかに急性参照用量を超える農薬は、他にもあるので速やかに再評価を実施してほしいと思います。 私はよい食材を選びながら農薬をしっかり落とせる質のよい洗剤も活用して対策しています。 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 関連ブログ 新しい順 ミツバチ どこへ消えた 農薬が原因か、EUで規制も 残留農薬の新制度 健康食品にも影響大 無農薬無肥料「奇跡のリンゴ」を生んだ自然栽培農家・木村秋則さんの偉業 奇跡の無肥料無農薬リンゴ、木村興農社の偉業 ****************************【以下転載】**************************** 台湾で農薬が検出された日本産みかんでは、子どもにみかん1個以上で健康リスクが出る量。その農薬「メチダチオン」は世界的に製造中止になったものを、全農が独自に製造販売し続けている。商品名は『スプラサイド』。 今年2月、台湾に輸出された日本産みかんから多量の農薬「メチダチオン」が検出され廃棄処分となった。子どもが1個以上食べると急性参照用量を超える残留量だった。欧州連合(EU)はこの農薬を2004年に使用中止とし、2012年には輸入モノの基準値を日本の250分の1にまで厳しく下げた。ところが、消費者の健康より農家・農協の利益を重視する日本は、台湾の5倍、EUの250倍という甘い基準を放置。その製造元・スイスのシンジェンタ社は、世界的な使用量減少で2011年に製造中止したが、日本国内だけは全農(JA)が登録・製造・販売の権利を買い取り農家に提供し続けている。5大産地県の農協に取材すると、いずれもメチダチオンを使用。安心をうたう生協&宅配業者の間でも、「大地を守る会」は不使用、「らでぃっしゅぼーや」は使用、など対応が分かれた。海外並みの安全安心を確保したいかたは、一覧表にまとめたので消費行動に反映してほしい。 ------------------------------------------------- 【Digest】 ◇台湾で日本産みかんから農薬メチダチオン検出で廃棄処分へ ◇日本のみかんの残留基準値では急性参照用量の4.8倍超過 ◇EUでは残留基準値を250分の1に ◇世界的には製造中止も、日本だけ全農が製造販売続行 ◇有田みかんも愛媛みかんも、メチダチオン使用 ◇大地を守る会は不使用、パルシステムは選択式、残りは… ◇厚労省「急性参照用量」を正式決定 ◇クロチアニジンの基準値案の慢性・急性ばく露評価試算 ------------------------------------------------- ◇台湾で日本産みかんから農薬メチダチオン検出で廃棄処分へ 今年の2月6日に台湾で日本産みかんからメチダチオンという農薬が1.4ppm(みかん1Kg当たり1.4mg)検出された。台湾での残留基準は1ppmだったため、廃棄処分となった。 その同じ農薬残留量の日本産みかんを、一度に大量に食べた場合のリスクを検討したものが、左図である。 ミカンの国民全体の最大摂取量(※一度に食べる量)は326.4g(大体3~4個分)に設定されており、その量を食べた場合、急性参照用量(ARfD)の1.35倍になる。1~6歳の小児に限定した場合、3.8倍にもなり大幅に超過する。 ※これは、下記に紹介する3月8日に厚労省が正式に導入を決定した急性参照用量の評価制度に基づいて、筆者が試算したもの。 大人の場合、だいたいLサイズのミカンを4個、子どもではLサイズ1個と少し、で健康への影響が懸念されることになる。 ◇日本のみかんの残留基準値では摂取許容量の4.8倍超過 このメチダチオンという農薬の、日本でのみかんへの残留基準値は5ppm(みかん1kgあたり5mg)だ。 台湾の基準値は1ppmであったため廃棄処分にされたが、同じものが日本で売られていても、違法にはならない。 ミカンは皮をむけば大丈夫では?と思われるかもしれない。確かに残留農薬は皮の方に多く残っていると考えられる。しかしこの農薬メチダチオンは浸透性があり葉から植物の中に入って殺虫効果を持続させる。下記に紹介する欧州連合(EU)での評価でも、皮を取り除くことでの農薬の減少率のデータが無いので、安全側に立って減少率なしと仮定して評価してある。ちなみに日本の残留農薬検査法では、みかんだけは皮をむいた可食部で検査することになっている。台湾の検査法がどうなのかは不明だ。 ◇EUでは残留基準値を250分の1に そもそもこの農薬は世界的には使用削減の方向にある。欧州連合(EU)では2004年に登録を抹消し、使用できなくなった。ただその後もEUでは、輸入かんきつ類に対する残留基準値は、日本と同様の5ppmが設定されていた。 しかし2010年に人への健康影響を再評価したところ、5ppmでは急性参照用量やADIも超えてしまうことが判明。2012年に残留基準値を大幅に引き下げた。かんきつ類の残留基準値は250分の1である0.02ppmにまで引き下げられた。 ◇世界的には製造中止も、日本だけ全農が製造販売続行 世界的に使用量が減少したため、製造メーカーのスイスのシンジェンタ社は、2011年に、製造中止を発表した。 しかし、なぜか日本でだけは、販売が続いている。と言うのも全国農業組合連合会(全農)が、このメチダチオンは、日本のかんきつ類などの果樹栽培や茶栽培でのカイガラムシ防除には必須だとして、日本での登録・製造・販売の権利を2012年1月にシンジェンタ社から買い取ったのだ。 2012年10月からは、全農の子会社であるクミアイ化学工業(株)が製造し、全農を通じて販売し続けている。農業協同組合新聞では、その農協の対応の早さをほめたたえる記事を掲載している。 全農は日本の農産物は世界一だと豪語するが、ミカンは世界一危険かもしれない。消費者の安全より農家の利便性を優先するJAの体質がよく表れている。 ◇有田みかんも愛媛みかんも「メチダチオン」使用 食品添加物と違って、栽培中の農薬の情報は、商品には表示されていない。消費者としてはどのような対策が可能だろうか?以産地による差や、こだわりの農産物宅配会社を取材した結果が、以下である・・・・・。 (出典:MyNewsJapan) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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