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2014/08/22(金)16:55

痩せるだけじゃない! 運動は「脳の活動をグンと高める」

運動(470)

運動することで得られることはたくさんありますが、いくつになってからはじめても遅すぎることはありません。 ・人生で今日が一番若い。 ・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵) 運動するほど学業成績がよくなることは、以前ご紹介した「脳を鍛えるには運動しかない」に運動が脳に及ぼす影響が具体的・客観的に書かれています。 運動することで脳の血流がよくなり、脳機能が活性化するわけで、以前ご紹介しました「世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?」にも書かれていますし、有酸素運動は、記憶力と学習能力を司る海馬の縮小を防止することも運動は生産性も高めることもわかってきています 。 しかし、残念ながら日本人の運動離れは深刻で、20年間も連続してスポーツ離れが進んでいるそうですし、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますが、運動は食事同様に重要な健康薬になります。 適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果があり、美肌にもよく、医療費も下がり、大人になっても神経まで進化し続けるそうで、運動する意欲がさらに湧いてきますが、度が過ぎるとマイナスの場合もあるようで、一般的なケアと活性酸素に対するケアの重要性がわかります。 ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の27年間の超健康マニアとしての経験から一番効果的だったのは、心身をつくる材料である食・栄養です。 運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くて十分な効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。 ・有酸素系運動 ・筋肉トレーニング ・ストレッチ 運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度が重要です。 有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。 スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめで、私も通常の心拍計から切り替えて愛用しています。 (使えるスマートホンの適用は上記メーカーページで確認してください。) 有酸素系運動のめやす例  カルボーネン法 私の実測最大心拍数は170なので計算式とは合わない ・低強度:認知能力が高まる   {(220-年齢)-安静時心拍数}×50%+安静時心拍数  私の場合は112 ・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼  {(220-年齢)-安静時心拍数}×65%+安静時心拍数  私の場合は129・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善  {(220-年齢)-安静時心拍数}×80%+安静時心拍数  私の場合は147 私は自転車の方が負荷がかけやすいので ・中強度以下:加圧ジョギング、マラニック、加圧速歩 ・中強度以上:自転車、トレイルラン にしています。 最近は座っていることに関する健康リスク報道がかなり目立ちますが、2002年に「セデンタリー・デス・シンドローム」(座りすぎが死につながる症候群)という言葉が作られたほど、座っている時間が長いと生活習慣病や短命化を招くそうで、そのような生活習慣の場合は運動していてもリスクがあまり減らないとも言われ、「立って仕事ができるオフィスデスク」やスマートフォンをタイマーにして60分置きごとにストレッチしたり歩いたりすることが推奨されたりしています。 ・社員の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営 何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。 運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。 私も活動量計やiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。 ・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段登り ・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特許草履の活用  ・普段はなるべく大股で速く歩く ・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない ・週3回以上、加圧ベルトをして20分ジョギング ・週3回以上、自転車MTBで心拍トレーニング30分 ・週2~3回、加圧筋肉トレーニング 程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。 心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。 ****************************【以下転載】**************************** 暑さで集中力が散漫になり、ダラダラと過ごしていませんか。そんな時は、ちょっとだけでも運動をするとよいのですよ。 コナミスポーツ&ライフの『なぜ人は続かないのか?研究所』によると、「運動と脳は一見、無関係のようですが、運動は体の機能を高めるだけでなく、脳にもよい影響を与えています」とのこと。 今回は、同研究所の客員研究員である脳科学者で諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授に、運動が脳にもたらす好影響の関係についてお聞きました。 ■1:運動は筋肉だけでなく脳も鍛えられる! 記憶に関係する脳の部位として、海馬(かいば)というのがあります。海馬は、65歳くらいになると、1年で1%程度委縮するといわれていますが、有酸素運動や筋力トレーニングをすることにより、海馬の神経細胞が、逆に増加することがわかってきました。 篠原教授曰く、「高齢者に速歩を週3回、1回40分、1年間実施したところ、海馬で新しい神経細胞が生まれやすくなり、海馬が1~2%大きくなったというデータが出ています。スポーツクラブでトレッドミルやバイクをこいでいる人は、筋肉だけでなく脳も大きくしているのです」とのこと。 適度な運動の大切さがわかりますね。 ■2:デュアルタスクが脳の活動を高める また最近では運動しながら脳を使うことで、脳の活動を高めることが明らかになっています。 篠原教授は、「運動しながら簡単な引き算をしたり、しりとりをすることで、脳の萎縮を抑制し、脳機能の維持に役立つというデータが出てきています」と話します。 ものを考える時や、コミュニケーションをとったり、仕事の段取りをする時に使われる前頭葉の活動が高まるので、運動しながら英会話を聞いたり、学習テープを聞くとその効果が高まるそうです。二つのことを同時に行う”デュアルタスク”は、脳機能の維持に大事ということですね。 ■3:運動はストレスに強い脳をつくる さらに運動をすることで、ストレスに強い体質になることもできるのです。 「運動をすると、GABAと呼ばれる気持ちの安定に関係する物質を出す神経系が育つとされています。1回の運動で、その効果が6週間ほど保たれますので、スポーツクラブに隔週で通っても、十分、効果が期待できるということです」と篠原教授は、語ります。 1日5分程度の運動でも、免疫力がアップする効果があるそうです。 ■4:運動はやる気のスイッチになる 篠原さんは、「やる気は、脳の線条体という部位が司っていますが、運動するだけで線条体の活動が高まることが知られています。つまり、運動をすることがやる気を出すことにつながっているのではないか、ということです」と話していました。 気持ちがへこんでいる時に運動すると気分転換になったり、やる気がわいてきます。つまり、これは、単に気のせいというわけではなかったのです。 運動してもダイエットなどの結果が伴わないとやめたくなりますが、脳への隠れた効果を知れば、運動を続ける意義を見出せるのではないでしょうか。 (出典:美レンジャー)

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