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カテゴリ:食・栄養
肉好きは要注意 肉に含まれる脂肪は、心臓の筋肉を破壊する
おはようございます。 ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 肉に多く含まれる飽和脂肪酸は、中性脂肪やコレステロールを増やし、動脈硬化などを引き起こすことは知られています。さらに、心筋細胞にストレスを与え、細胞を死に追いやることが最近の研究で明らかになったそうです。 飽和脂肪酸は肉だけでなく、チーズやバターとなどの乳製品、牛脂やラード、ヤシ油にも含まれします。 私は四足肉、乳製品は避けて20年位になります。 世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。 一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。 日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。 また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味するとさらによくなりそうです。 和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。 そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。 新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) ・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。 「家庭の味」遺産になる? 手作り減少 調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。 食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。 ・食育の重要性は1985年頃に気づいた。 ・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。 ・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。 ・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る ・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。 子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン) 8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。 2011年国民健康・栄養調査結果の概要 ◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア) ◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授 ◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授 1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。 ***************************【以下転載】**************************** 脂肪と一口にいっても、オリーブオイルなど植物由来のものはヘルシーであるのに対し、肉に含まれる脂肪を摂りすぎると健康にマイナスであることはよく知られている。 肉に含まれる飽和脂肪酸はいいエネルギー源になるが、過剰摂取すると中性脂肪やコレステロールを増やし、その結果、動脈硬化などを引き起こす。しかし、そればかりでないようだ。実際には、心筋の細胞を破壊するなど直接ダメージを与えていることが最近の研究で明らかになった。 心筋細胞にストレス カナダ・モントリオール心臓研究所のチームが、オリーブオイルなどに含まれる不飽和脂肪酸と、肉などに含まれる飽和脂肪酸が心臓の細胞にどのような影響を与えるかを比較した。 それによると、飽和脂肪酸は心筋細胞にストレスを与え、細胞を死に追いやることが判明。一方で、不飽和脂肪酸は、細胞をダメージから守る働きがあることがわかった。 心臓病を招きやすく つまり、飽和脂肪酸をたくさん摂ることで、心臓の細胞にダイレクトにダメージを与え、ゆくゆくは心臓病の発症につながることになるのだという。 飽和脂肪酸は肉だけでなく、チーズやバターとなどの乳製品、牛脂やラード、ヤシ油といった油類にも含まれる。 今回の研究ではどれだけ摂取すればそうした心筋破壊が起きるのか明らかになっていないが、普段からお肉をよく食べるという人は要注意だ。 (出典:イロリオ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/05/04 06:25:18 AM
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