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カテゴリ:サプリメント
サプリメント先進国アメリカで一番支持されて売れているのはマルチビタミン・ミネラルですが、本質を見極めずに流行りものが大好きな日本ではあまり人気はないようです。
以前ご紹介した「革命アンチエイジング」という米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイドブックには、 マルチビタミンとミネラルの補完が、おそらく経済的見返りが最大で最も有効である唯一の予防的健康対策であるという強力なエビデンスがある とまで書かれてありますし、米国アンチエイジング医学会を構築してきた著名な18名の博士の実践内容も書かれています。 ・運動:しっかりやっている ・毎日のサプリメント:18名全員 総合ビタミン・ミネラル剤+各種抗酸化サプリメント常用 ・食習慣:それぞれに的を射ている ・飲酒:ゼロ~少量 日本とは大きく違って博士自身が実践されているわけです。 また世界の美女達も当然のように愛用されています。 最近では日本の医師でも隠して愛用しているようです。 米国の医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解は高く2011年の調査では、 ・米国医師の60%~75%がサプリメントを自身で利用 ・患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案 循環器科:72%、皮膚科:66%、整形外科:91% ・薬剤師の86%がサプリメントを自身で利用 ・薬剤師の93%が患者にサプリメントの利用を提案 ・登録栄養士(RD)の96%がサプリメントを自身で利用 ・栄養士の97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案 と提案どころか今でもサプリメントを否定する傾向が強い日本とは著しい差があり、私達の高いヘルス・リテラシーが必要になります。 日本は遅れていたサプリメントの法整備が2015年4月に出来ましたが、低質な既存規格を活かしたので質のよいサプリメントの普及は期待していません。 サプリメントの法整備が遅れた最大の理由は質のよいサプリメントが普及して国民の健康状態がよくなると困る業界の政治力の影響で、今でもサプリメントのマイナス情報は好んで報道されています。 そんな日本でもサプリメント学会ができたり、医療用サプリメントも普及してきたようですが、一般市販品は低質ですし、オーダーメイドサプリメントは品質の割りに高価なのが難点なので、価格的に常用できて著効がある本当によい本物のサプリメントを見つけるのはむずかしく、超健康マニアの私が真剣に探して10年かかりましたので、一生かかっても見つけられない人は多そうです。 1961年に国民皆保険制度達成、1964年から健康増進政策を開始しても国民の健康状態は悪くなる一方という非常に残念な現実があり、2013年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.8%という悲惨な状態、あれだけ大々的にやらされたメタボ検診・指導の5年間の成果は無いし、特にサプリメントの活用状況には欧米とは大差があります。 日本の健康状態悪化の最大の原因は食・栄養で、食材の栄養価が激減していますので総合ビタミン・ミネラル剤も必須サプリメントです。 ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の28年間の超健康マニアとしての経験からも同感です。 微量栄養素が足りない新型栄養失調は10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だそうで、残念な現実です。 ・サプリメント最前線 病への対処は「治療」から「予防」へ ・不足すると心の不調も ビタミンCの最新知識 上手な補給法 ・ビタミン・ミネラルサプリ、摂取者率9% ・飽食時代の新型栄養失調 3食きちんと食べても 体だるく、転びやすい ・増えている現代型栄養失調とはどんな状況なのか? 食・栄養を改善して腸内環境を整え、必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。 ****************************【以下転載】**************************** サプリメントを飲む意義は何でしょうか? それは、いろいろな理由で体に良い食生活を送るのが難しい時や不足している栄養を補いたい時に効率的に栄養を摂取し、栄養バランスを整えるのが本来的な役割と言えるでしょう。 基本は病気の予防、不定愁訴、栄養不足 サプリメントの意義を大別すると、次の3つになると思います。 まずは「予防」です。お医者さんが処方する薬は病気になった人のためのものであり、健康な人が「自分は糖尿病の家系だから」だとか、「両親が高血圧だから」と言っても、薬を処方してもらえるわけではありません。病気になる前に、自分に必要な、あるいは欠けている栄養素を補い、心配する生活習慣病などにならないよう心がけるという時に頼りになるのがサプリメントです。 もう一つは「不定愁訴」の方々のためです。頭が痛い、だるい、食欲不振、めまい、耳鳴り、疲れやすい、不安感が続く、不眠症など、ストレスの多い現代社会には医療機関を受診しても異常が見つからず、はっきりした原因が分からない症状に悩んでいる人は数多くいます。病名が分からないので、薬ではなかなか対応できない人たちに、サプリメントは一つの支えになり得ます。 最後は、血圧が高いとか、血糖が高いといった症状の根本原因に「栄養不足」がある場合です。こんな時は、医療機関で医薬品を処方してもらうなどの治療を受けるとともに、不足している栄養素をきちんと摂取できるように食生活を改善するべきです。忙しい現代人にとって、思う様に食生活を整えるのが難しい場合、サプリメントは強い見方になってくれるでしょう。 マルチビタミン&ミネラルがお勧め 数あるサプリメントの中で何かお勧め品があるか聞かれれば、マルチビタミン&ミネラルを私は推奨します。 サプリメントは、「すべての人に必要な基本的な栄養素」を基本にしたものと、「特殊な機能性を持つ成分」に特化したものに分けられます。サプリメントとしてまず摂るべきなのは、「すべての人に必要な基本的な栄養素」です。その中でも「ビタミンやミネラル」が不足している人が多く、それに最も合致するのがマルチビタミン&ミネラルなのです。 人間に必要な栄養素は、三大栄養素といわれる炭水化物、タンパク質、脂質に、ビタミンとミネラルを加えた五大栄養素です。この中でビタミンやミネラルは、生命活動のあらゆる場面で多種多様な働きをし、私たちの健康で活力ある生活を影で支えてくれますが、食生活の偏りなどによって不足することも多い栄養素と言えます。 サプリメントの世界では、さまざまな新規の成分や特殊な成分が華々しく宣伝され、脚光を浴びることが多いのですが、まずは体に必須の栄養素を補うサプリメントを摂取することが基本的な活用法です。マルチビタミン&ミネラルなら、多岐にわたるビタミンやミネラルが一通り摂取できます。単一成分のサプリメントを複数組み合わせるよりも飲む粒数が少なくなり、添加物の量も減らせるメリットがあります。また、1つのサプリメントを購入するだけで済むので、経済的でもあります。 マルチビタミン&ミネラルのサプリメントを飲み続けても効果が上がらない時は、我流の判断に走るのではなく、栄養療法に詳しいお医者さんに相談したりしながら、冷静に対処してください。 田村忠司 株式会社ヘルシーパス代表取締役、日本抗加齢医学会会員、NRサプリメント・アドバイザー(一般社団法人 日本臨床栄養協会)。1988年、東京大学工学部産業機械工学科卒業。1998年、「日本老化制御研究所」を擁する、日研フード株式会社に入社。取締役経営企画室長、サプリメントの製造子会社の代表取締役社長として活動。2006年、「医療従事者が自信を持って使えるサプリメントを提供して欲しい」との、医師、薬剤師からの要請に応えて、医療機関専用サプリメントの専門メーカー、株式会社ヘルシーパスを設立。栄養療法に取り組む医師・歯科医師へのサポート・情報提供。著書に『サプリメントの正体』(東洋経済新報社)がある。 (出典:ヘルスプレス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/08/20 05:24:21 AM
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