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カテゴリ:サプリメント
機能性表示食品制度は、今年の4月から始まったばかりで様々な指摘や懸案事項がある制度ですが、国民の健康維持・増進、健康寿命の延伸にとって役立つ制度にしていくことが強く望まれます。
今月から消費者委員会が特定保健用食品を含む健康食品の表示適正化や、特定保健用食品制度の見直しに向けた議論を始めたのは歓迎されます。 日経メディカルによる医師の調査によれば、食品の専門家ではない医師の知識はあまりないことがわかります。 サプリメント先進国アメリカで一番支持されて売れているのはマルチビタミン・ミネラルですが、本質を見極めずに流行りものが大好きな日本ではあまり人気はないようです。 以前ご紹介した「革命アンチエイジング」という米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイドブックには、 マルチビタミンとミネラルの補完が、おそらく経済的見返りが最大で最も有効である唯一の予防的健康対策であるという強力なエビデンスがある とまで書かれてありますし、米国アンチエイジング医学会を構築してきた著名な18名の博士の実践内容も書かれています。 ・運動:しっかりやっている ・毎日のサプリメント:18名全員 総合ビタミン・ミネラル剤+各種抗酸化サプリメント常用 ・食習慣:それぞれに的を射ている ・飲酒:ゼロ~少量 日本とは大きく違って博士自身が実践されているわけです。 また世界の美女達も当然のように愛用されています。 最近では日本の医師でも隠して愛用しているようです。 米国の医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解は高く2011年の調査では、 ・米国医師の60%~75%がサプリメントを自身で利用 ・患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案 循環器科:72%、皮膚科:66%、整形外科:91% ・薬剤師の86%がサプリメントを自身で利用 ・薬剤師の93%が患者にサプリメントの利用を提案 ・登録栄養士(RD)の96%がサプリメントを自身で利用 ・栄養士の97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案 と提案どころか今でもサプリメントを否定する傾向が強い日本とは著しい差があり、私達の高いヘルス・リテラシーが必要になります。 そんな日本でもサプリメント学会ができたり、医療用サプリメントも普及してきたようですが、一般市販品は低質ですし、オーダーメイドサプリメントは品質の割りに高価なのが難点なので、価格的に常用できて著効がある本当によい本物のサプリメントを見つけるのはむずかしく、超健康マニアの私が真剣に探して10年かかりましたので、一生かかっても見つけられない人は多そうです。 日本は平均寿命こそ世界一ですが、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%だそうです。また日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位で、しかも驚くほど低率です。 日本の健康状態悪化の最大の原因は食・栄養で、食材の栄養価が激減していますので総合ビタミン・ミネラル剤も必須サプリメントです。 ****************************【以下転載】**************************** 「ピント調節機能を助ける」「脂肪の吸収を抑える」などと書かれた「機能性表示食品」。消費者庁サイトには、新制度に基づき事業者が提出した情報がある。体に良いかどうかデータを確かめるのに役立つのが、「誰に、何をすると、何に比べて、どうなるか」を示す英語の頭文字を取った「PICO(ピコ)」だ。 まずは消費者庁のウェブサイトを見てみよう。機能性表示食品のどんな情報が公開されているのだろうか。 トップページ上の「機能性表示食品に関する情報」をクリックすると、「機能性表示食品の届出情報」が出てくる。「届出詳細内容」を見ると、届出番号順に公開情報が表示される。分かりやすい言葉で書かれた一般消費者向けと、より詳しく書かれた有識者向けがあり、両方見られる。 ■ピコで読む研究 一般向け情報には、その商品の安全性、生産・製造・品質管理、および機能性に関する情報が、順に記されている。機能性は、(1)最終製品を用いた臨床試験(2)最終製品に関する研究のまとめ(3)最終製品が含む機能性に関わる成分についての研究のまとめ、の3通りのうちのいずれかで評価されることになっている。 臨床試験とは、試験管内や動物ではなく、人間で安全性や効果を確かめることだ。大学や研究所などの成果を引用する場合も、人間での研究が対象となる。商品に含まれる成分を試験管内で調べたり、マウスなどの動物で試したりしただけでは、食品の働きを示すのに十分な科学的根拠があるとはみられない。 臨床試験を実施する場合、事業者は消費者庁に、結果をまとめた論文に加えて、専門知識のない消費者でも理解できるよう、内容を分かりやすく短くまとめたものを提出することになっている。 一般向け情報には、どのような臨床試験をしたのか、PICO(ピコ)が明確になるように書かれている。PICOは医学情報を読むときの疑問の立て方だ。 例えば、商品パッケージに「手元のピント調節力に」と書かれたある機能性表示食品の場合を見てみよう。 一般向け情報には試験のあらましが書かれている。45~64歳の男女50人を対象に、商品が効果があるかどうかという疑問を検証する試験を行った。商品を取った人の方が、プラセボ(成分を含まないカプセルのこと)を取った人に比べて、使用前後でのピント調節力の変化が大きかったという結果が書かれている。 さらに詳しく調べたい場合には、有識者向けとして公開されているファイルを見るとよい。この商品では、試験の結果が書かれた英語の論文が載っており、ピント調節力を具体的にどうやって測ったか、数値を示して詳しい結果が載っている。 自覚症状の変化については、一般向け情報には、統計学的に明確な差があって、改善効果を得られたといえる症状だけが記載されている。一方の有識者向けには、それ以外の症状についても詳しく書かれている。 こうした試験の結果を読むときに大切なのは、得られた結果が自分にも当てはまるのか、という点だ。たとえよい結果でも、自分に当てはまらなければ意味はない。そもそも、試験に参加した人の年齢や困っている症状などが、自分とどのくらい似ているのか、いったん立ち止まって考えてみる必要がある。 ■摂取記録つけて 結果を見る場合、単に「どうなるか」という点からだけでなく、「どのくらいそうなるのか」にも目を向けたい。 さらに、購入するかどうかを決める際は、機能性以外にも、確認したい点がたくさんあるはずだ。安全性はもちろんだが、味、飲みやすさ、価格などだ。さらには、機能性表示食品を食べること以外にも、日常生活を見直すことで、できることがあるかもしれない。メリットとデメリットを考え合わせれば、より納得いく選択ができる。 機能性表示食品などの健康食品を利用する際は、「どの食品を、いつ食べたか、食べた後に体調に変化があったかなどを、手帳に記録しておくとよい」と、国立健康・栄養研究所情報センター長の梅垣敬三氏はアドバイスする。自分の記録は、「外から与えられた」情報ではない、いわば「自分でつくる」情報だ。 記録があれば、下痢や腹痛などが起こった場合でも、それが健康食品によるものかどうかの判断材料になる。医薬品などとの飲み合わせをチェックする際にも役立つ。 ■より良い臨床試験の方法は? 機能性表示食品の臨床試験でよく用いられるのが、「ランダム化比較試験」という方法だ。ポイントは、試験の参加者が、ある食品を取る群に入るか、取らない群に入るかを、くじ引きなど偶然に基づいて決めることだ。良いデータが欲しいという事業者などの作為が働かないよう分けることから、「無作為化比較試験」と呼ぶこともある。 試験参加者が十分多ければ、ランダム化することにより、両群の人数がほぼ揃い、様々な条件もほぼ均等に分かれることが分かっている。臨床試験のデータを見るときはまず、「ランダム化比較試験」による公正な試験かどうかをチェックしてみよう。 (出典:日本経済新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/08/25 09:03:15 AM
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