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カテゴリ:健康増進・遅老延寿・若返り
2010年時のシンガポール人の健康寿命が男性が73.1歳(対2004年+2.7歳)、女性が77.7歳(同+4歳)で、介護など人の助けを必要となる期間は男性が6.7年から6.1年に、女性が8.3年から6.3年と縮まったそうで、ほとんど要介護期間を増やせない日本は2013年で男性9.02年、女性12.40年であり、大差があります。
国民皆保険に甘えて世界一医療に過剰期待している健康意識、ヘルス・リテラシー、自己責任意識が低く、依存体質の国民と既得権益を確保したい業界の2つの壁に阻まれて実現できていませんが、健康状態をよくして健康寿命を延ばし、医療・介護費を激減するのは簡単です。 健康寿命を短くする危険因子は1位は高血圧、2位は喫煙,3位は高血糖だそうです。 ・国を挙げて健康に取り組む韓国 韓国人は健康維持に出費惜しまず 日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位で、驚くほど低率です。 健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。 世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。 厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。 また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない現実は、医師は病気治療のプロであって健康維持・増進のプロではないことが分かります。 ・人生で今日が一番若い。 ・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学) ・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生) ・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵) ・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長) ・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル) ・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を ・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命" ・ブルーゾーン 世界の百寿者に学ぶ長寿と健康の秘訣 ・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」 ・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず ・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」 ・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計 ・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当 ・口の健康を意識して健康寿命長くしよう ・男のアンチエイジングと「食」 ・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった ・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に ・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療 ・長野の長寿 秘密は明治の教育 ・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも ・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減 個人的には超健康マニアになって29年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。 また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。 ・病院がないほうが死亡率が下がる! 著効がある劇薬! 国民の健康状態をよくして医療費を減らす著効を見せるこんな最善・劇薬があります。 市民の病気予防意識が目覚めて、生活習慣を改善したことで実現したわけです。 市の財政破綻により市立病院が無くなり、街から救急病院が消えた夕張市。 高齢化率45%のなか悲惨な現実が待ち受けるかと思われたが、結果はその真逆だった。 死亡率、医療費、救急車の搬送回数、全てが下がった。 1972年、コロンビアの首都ボゴタで、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、52日間の医療ストライキをしたら、死亡率が35%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻ってしまった。 1973年、イスラエル全土で、全ての病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、全国の死亡率が半減した。しかし、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻った。 (エルサレム埋葬協会) 1976年、アメリカのロスアンゼルスで、17の病院が、救急救命以外の全ての科で、医療ストライキをしたら、手術が60%減り、死亡率が18%減った。が、ストライキが終わったら、死亡率が元に戻りました。 現代医療の神は、死に神である。病院は、死の教会である。救急救命以外、9割の医療が、地上から消えれば、人類は健康に生きられる。病院はストを行えば良い。それも永遠に続けば、更に良い。これは、アメリカで、良心の医師と、未だに称えられる、故・ロバート・メンデルソン医師の言葉です。 ****************************【以下転載】**************************** 保健省の統計によると、2010年時にシンガポール人の健康寿命が男性が73.1歳(対2004年+2.7歳)、女性が77.7歳(同+4歳)だった。 平均寿命が男性が79.2歳(対2004年+2.1歳)、女性が84歳(同+2歳)だったことから、この6年間では男女ともに健康寿命の伸びが上回った。この結果、介護など人の助けを必要となる期間は男性が6.7年から6.1年に、女性が8.3年から6.3年と縮まった。 健康担当大臣アミー・コー氏は、長期慢性病予防などが功を奏した結果だとし、今後も健康寿命の延伸に期待を寄せた。一方、Saw Swee Hock School of Public Healthのチア・キーセン学長は, 健康寿命が伸びた原因として、たんに高齢者を襲う慢性病の発生時期が遅れているだけだとしたうえで、現在の高齢者が若い頃すでに健康的な生活をおくっていたことと関連があるのではと指摘した。 また、チア学長は、健康志向が継続的に続くことを期待しながらも、ここ15年間で増加傾向にある若年青年の肥満の増加に警鐘を鳴らした。 シンガポールでは現在、現役世代4.8人が1人の高齢者(65歳以上)を支えているが、少子高齢化に歯止めがかからず、2030年までに現役世代2.1人が1人の高齢者を支える社会となることが予想されている。 政府は65歳を過ぎた労働人口を増加させるための政策にも注力したければいけない状況下にある。 (出典:The Straits Times 12月7日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/12/10 11:09:50 AM
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