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2015/12/14
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カテゴリ:仕事・経済
超高齢社会の問題を解決するための国の方針は、生涯現役社会の実現にあります。
私は19年前の50歳で雇用されない複業=福業としてスマートエイジング事業を立ち上げ、リスクなく1年で独立しました。複数の収入の柱を確保して生涯現役の志事を得たわけです。
生涯現役は良いことばかりなので、この経験を活かして生涯現役をめざす人の福業起業のお手伝いもしています。

しかし、還暦を過ぎて働くことへの不安は圧倒的に健康問題があるそうです。
還暦を過ぎの健康不安解消は簡単でしたが、日本人の約7割は、岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位で、著しく低率です。
世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。
また、厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額で、これらの長年のツケから出た結果の健康不安でしょう。

健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

健康意識調査2015.jpg

予防意識.JPG

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

・人生で今日が一番若い。
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」
健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず
座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」
「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計
「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当
口の健康を意識して健康寿命長くしよう
男のアンチエイジングと「食」
健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった
これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に
米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療
長野の長寿 秘密は明治の教育
運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算
筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも

個人的には超健康マニアになって29年間で、歯科、怪我、検診以外には医療機関にかかった記憶がありません。
また、私のクライアントもQOL(生活の質)が上がり、医療費は減っています。


「生涯給料」トップ500社ランキング
平成25年若年者雇用実態調査の概況

内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、収入が下がるデフレが続けば年々不安を感じる割合が増えて当然だと思います。

世帯平均所得推移日経120706.jpg

悩みや不安内閣府調査.jpg

不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じています。

なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか
不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独
変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失
10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査
働く女性の9割以上「老後資金に不安」
夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割


将来の不安・リスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、

・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める
 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単

・経済力を高める
 雇用されない複業=福業を立ち上げる
 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になる

この2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。


****************************【以下転載】****************************

高齢者の生涯現役は良いことだらけなのだが、その実現は容易でない。

超高齢社会の問題を解決するための国の大方針は、「生涯現役社会の実現」である。生活費を年金に頼るだけでなく、少しでも働いて稼ぐ高齢者が増えれば若い世代の負担は軽くなる。働けば健康寿命も伸びるだろうから、医療・介護費の抑制にもつながる。社会とのつながりを持ち続け、多くの世代と調和的に暮らすようになれば、孤独も解消されるし、増加傾向にある高齢者の犯罪や事件も減っていくはずだ。

このように、高齢者の生涯現役は良いことだらけなのだが、その実現は容易でない。単純作業は仕事場からどんどん消えているから、その日に行ってお手伝い感覚でできるような仕事はそうない。高齢者には生活面や仕事面での知恵や経験があるが、それらは聞かずともネットで検索すれば入手できるし、専門業者に頼んでしまう手もある。地域の役に立とうとしても、つながりが希薄になってしまっており声もかかりにくい。要するに、生涯現役でいようとしても、役割を見出すのが難しい状況なのである。

今のところは、高齢化率は25%程度だから高齢者を支える余力も辛うじてあるし、年金も普通に生活できる額だから、それでも構わないかもしれない。だがこれからは、高齢化率の上昇とともに支える余力がなくなり、年金額が減っていかざるを得ないから、そうはいかないはずだ。国に頼らず働いて稼ぐ、それも暇つぶし程度でなくしっかり稼ぎ、経済的に自立することが求められるようになる。ところが、今のままなら職場にも地域にも役割が少ないのだから、なかなか経済的に自立するのが難しい。

多くの人は、定年までにしっかり蓄えればいいではないかと思うようだが、緩やかな右肩上がりの給与カーブの中で、ほぼ無条件に定年まで雇用が保証されるという現在の環境がいつまでも続くだろうか。労働力不足によって女性や高齢者や外国人の労働参加が増えるが、これは同じような労働を担う男性正社員の賃金の下げ圧力になる。男性正社員だけを優遇する理由が見当たらないからだ。また、生涯現役の方針と定年退職は矛盾していること、定年退職あるいは定年時の大幅な賃下げは「職業能力と年齢は無関係である」という原則に反していることから、定年は相当に延長され、給与カーブもかなり寝てくるだろう。定年退職の禁止や解雇の金銭解決ルールが定められれば、雇用自体も今ほど安定的でなくなる。いずれにしても、賃金は男女間・国内外で平準化していくのに加え、さすがの岩盤労働規制も徐々に緩和されていくはずで、今のままの雇用と給与を前提にして高齢期を計画するのには無理がある。

以上のように、高齢者の役割が絞られてきている上に、つつがなく定年まで勤め上げようと漠然と構えている人が多いのが現実だ。このままだと「終活」どころではなく、働きたい又は働かざるを得ない高齢者が「就活」に右往左往する時代が来るのではないか。「生涯現役社会」は掛け声に終わり、役割のない高齢者はますますお荷物となって若い世代に疎ましがられるだろう。そんな事態を避けるために、個人としては50歳代・40歳代の早い段階から、高齢になっても活躍し続けられる能力を身に付けようとする態度が求められるし、公的機関や大学の提供する生涯学習、さらに企業内教育もこのような観点から見直されるべきである。

(出典:Insight NOW)






最終更新日  2015/12/14 05:50:39 AM
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