健康増進 病気予防 抗加齢(アンチエイジング) 長寿 統合医療 ダイエット 競技力 豊かさ 幸せ探求

2016/09/12(月)07:50

糖尿病の予防に効果的なのは? 筋トレ vs 有酸素運動

病気・医療関連(1945)

おはようございます。 いつもありがとうございます。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 2型糖尿病糖は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病ですが、西洋医療だと治せないだけで、糖尿病糖予防が最善の対策です。 運動は予防策の一つですが、筋トレも有酸素運動も発症リスクを低下させ、併用するとさらによいそうです。 内臓脂肪がたまり、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まるインスリン抵抗性の症状に陥ることが一因ですが、徳島大の研究グループが世界で初めてそのメカニズムを解明したそうです。 糖尿病は増え続け、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。 糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていません。日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。 最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。 糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなのでよい結果は期待できません。 20年前、10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。 糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。 また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。 ・1997年1,370万人 ・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人) ・2007年2,210万人(成人5人に1人) ・2012年2,050万人(成人5人に1人) 2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。 糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。 日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。 国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位で、驚くほど低率です。 世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。 一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。 健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。 ・人生で今日が一番若い。 ・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン) ・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学) ・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生) ・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵) ・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長) ・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル) 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 糖尿病関連フリーページ 糖尿病の治療 私がお手伝いした糖尿病症例 食 関連フリーページ 食生活の改善 (私がめざしている食生活) 食の提言 食育のすすめ -大切なものを失った日本人- 粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」 戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ! 健康的な油脂類の摂り方 「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第 マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか? あぶないコンビニ食 マーガリン・精製油の恐怖 21世紀の知的健康法 2.0 『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会 糖尿病関連ブログ 新しい順 「少し太っているほうが健康」に根拠なし 糖尿病リスクは確実に上昇している 徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道 糖尿病、点数で確率予測 国立国際医療研究センター、予備軍発見に活用 低糖質食、もっと身近に 増えるメニュー コンビニや外食、普段から肥満・糖尿病予防 歩いて病気予防、目安は? やりすぎると免疫力低下 糖尿病なら1日8000歩/早歩きで負荷プラス どんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める 糖尿病や認知症予防まで!? 筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」 糖尿病発症にもつながる? 実は怖い筋肉の老化 足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす下肢切断のリスクに医師が警鐘 健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍 糖尿病予防に「ベジ・ファースト」 血糖値の上昇緩やかに 世界糖尿病デーは11月14日 ブルーサークルで健康的な食事を拡大 肥満で増すがんの危険 痩せすぎもリスク 糖尿病・心筋梗塞だけじゃない 危険すぎる糖尿病の現実! 深刻な患者の“理解不足” 失明や心筋梗塞など合併症リスク増 睡眠時間に関係なく「夜更かし」は糖尿病の引き金に? 認知症、筋肉量の減少もリスク上昇 玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる 糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし 世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす 薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群 ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く 糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇 唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定 メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」 糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」 糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道 糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目 糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増 11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ 吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に 通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下 糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを 赤身の肉で糖尿病リスク上昇 食生活の改善 糖尿病予防 魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効 アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査 水銀曝露が糖尿病リスクを高める 速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的 座っている時間が長いと糖尿病 を招く 糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激 糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ 糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」 糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」 子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善 糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう 糖尿病の重症化防げ 2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など 糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め ****************************【以下転載】**************************** そろそろ秋の検診シーズン。残暑が遠のくとともに「脱メタボ」を目指して運動を始める人も多いだろう。ウオーキングに代表される有酸素運動の効用は誰しも認めるところだが、いかんせん続かないのが難点。インドアでできる筋力トレーニング(以下、筋トレ)のほうが続けやすいかもしれない。ただ、肝心の疾病予防効果については有酸素運動の「補完」程度の認識だった。 ところが、先日、ハーバード公衆衛生大学院の研究者らが一般内科専門誌に報告した試験結果によると、スクワットなど一般的な筋トレでも「単独」で2型糖尿病の発症リスクを下げることがわかった。試験では、およそ3万2000人の米国男性(年齢40~75歳)を1990年から2008年にかけて追跡調査。糖尿病を発症した2278人について飲酒やテレビ視聴時間、糖尿病の家族歴などの影響因子を排除した上で、運動の効果を解析している。 その結果、全く何の運動もしない人の糖尿病発症リスクを1とすると、1週間で合計60分未満の筋トレを続けている男性は発症リスクが12%低下。60~149分では25%、150分以上、つまり1日30分の筋トレを週の5日間以上継続している男性では、34%も糖尿病発症リスクが低下していたのだ。 筋トレの糖尿病予防効果を証明してみせた初の成果であり、研究者は筋トレ効果で大口の血糖消費先である筋肉量が増え、インスリン作用が改善すると指摘している。 さらに、週に150分程度の有酸素運動を組み合わせたケースを解析すると、なんと6割近く(59%)も発症リスクが低下。それぞれ単独でも有用性は十分だが、両者を組み合わせることで相乗効果が期待できるようだ。ちなみに筋トレ効果は60代までが高い。中高年ほどフッキンすべきである。 興味深いのは試験対象の平均体格指数(BMI)が25近辺であること。日本人基準なら「肥満」ギリギリラインなのだ。それでも筋トレ効果で糖尿病が予防できるわけ。太り気味を理由に有酸素運動に二の足を踏んでいる方は、まず筋トレから始めてみてはいかがだろうか。 (出典:ダイヤモンド)

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る