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2017/10/15(日)05:00

人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃

仕事・経済(267)

おはようございます。 いつもありがとうございます。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 1万2000人のアンケート調査で、65歳で退職後100歳までの生活に必要な資産を持つ退職者は全体のわずか2%だったことがわかったそうです。 目前に迫る長寿社会100年時代を乗り切るためには、充分な健康管理をしながら働き続けることは重要ですが、どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。 企業に対して希望者全員を65歳まで雇用することを義務付けた2013年4月の改正高年齢者雇用安定法から4年が過ぎ、定年後に継続雇用された人の割合は、2015年には82%で、65歳以上でも働くのが当たり前の時代になったようです。 高齢になっても働き続けるには、体力・モチベーションの維持・気力が重要とはわかっていても、そのために実行していることは特にない人が大勢を占めているそうで、不安は感じても何もしない傾向のある日本人らしいです。 15カ国の定年退職に関する意識調査で、定年に向けた準備が最も整っていない国は日本で、老後の準備という観念が他国よりも薄く、50%が国民年金を定年後の主な収入源として挙げているそうです。 定年退職後の生活にオランダ人が抱いている最も一般的なイメージ が「娯楽(62%)」、中国人が「自由(50%)」、米国人が「愉快(43%)」であるのに対し、「退屈(20%)」と答えたのは日本人が最多だそうです。 2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。 著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。 誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。 この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。 プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。 日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。 内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。 不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。 不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。 ・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6% ・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか ・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独 ・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失 ・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査 ・働く女性の9割以上「老後資金に不安」 ・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割 将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、 ・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める  的を射たことの実践がカギで、意外と簡単 ・経済力を高める  雇用されない複業=福業を立ち上げる  本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になる この2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。 私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。 私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 最近の関連ブログ 新しい順 年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」 大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割 根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク 定年後も働き続けるため、50代が準備していること 年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車 一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」 日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている 政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか 「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか 定年男性が陥る「三悪行」を避けるには 介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に 日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは? 「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードに ダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験あり スマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ 男性より切実? 女性の「定年問題」 収入だけじゃない! 「副業で得られる」貴重すぎる3つのメリット 50年以上働き続ける長寿社会に不可欠な6つの仕組み 老後不安なシングル女性 若い世代の家計、消費意欲が過去最低に 背景に将来不安 「オーバー65歳」会社にやりがい 学んで成長、若さの秘訣 正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換 副業、社員の力アップ 本業と相乗効果も 意外と多い?! 従業員の兼業・副業認める中小企業が3割強 東商が調査 高齢者雇用対策 「生涯現役」の環境を整えよう 「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6% 「子育て世帯に不安、消費に弱さ」 経財白書 脱デフレの動き鈍化を指摘 「長い老後」へ備え不十分  50代、資金計画38%止まり 「幸せ」より「お金」 60~74歳で増加 長い老後、思い切実 長生きリスク、老後の不安 現役世代8割が「老後生活」に不安 老後資金の備えは何歳から? シニア起業が静かなブーム 定年も収入も決めるのは自分だ! 85歳にして現役 ウォーレン・バフェットが語る、可能な限り働き続けるべき3つの理由 40~50歳代の6割以上「60歳以上も働きたい」 でも「体力や健康に不安」 日本人はなぜこんなに不安なのか 「何かに不安」75%、年金、健康や地震・テロ 「次世代シニア」1500万人 大量失業の備え、40代から 老いに克つ 起業家、3割が60歳以上 やりがい自ら作る 高齢者が「終活」ではなく、「就活」に奔走する? 低所得者ほど米・パン摂取 野菜・肉類は少なく 厚労省調査 60歳以降も働くことへの不安、1位は体力 仕事探しより自分自身の心配 意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味 サラリーマンに高まる「複業」のニーズ 大手企業も注目「キャリア開発のツールになる」 不安になりがちなS遺伝子を持つ日本人の割合は98.3% ****************************【以下転載】**************************** 65歳で退職後、100歳までの生活に必要な資産を持つのは退職者全体のわずか2%――。フィデリティ退職・投資教育研究所が1万2000人を対象にしたアンケート調査は衝撃の現実を示す。年齢とともに体力は衰え、現役世代と同じような働き方は難しくなっていくもの。人生100年時代のキャリアとマネープランを考えてみた。 取材班はフィデリティのデータに加え、総務省の家計調査などをもとに、平均的な生活費として月約27万円が必要な無職の高齢夫婦世帯を想定。月17万円の年金を受け取りながら、介護費用なども含めた退職後の金融資産の減り具合をシミュレーションした。 結果はグラフの通り。65歳時点で退職金を含む金融資産が2500万円あっても、働かなければ85歳で資産が底を突く結果となった。実際には年金が減ったり、物価上昇で生活費が上がったりしてさらに生活が厳しくなる恐れがある。フィデリティ退職・投資教育研究所の野尻哲史所長は「老後は医療費などは減らしにくいため、節約できるのは食費くらい」という。なるべく長期間にわたり働けるのが重要だ。 では、長く働くためにはどうすればいいのか。「65歳以降も働き続ける前提で若いうちからキャリアプランを練ることが大切だ」。ファイナンシャルプランナー(FP)の小屋洋一さんはこう話す。定年の65歳まで1つの企業で働いたとして、その後も職を得ていくには「自分ならではの技能を持っていることは強みになる」(小屋さん)。例えば、経理財務畑が長ければ、こうした分野の人材が不足しがちな中堅・中小企業などで職を得やすい。 とはいえ、日本企業は総じてどんな仕事にも対応できるゼネラリストを育成してきたのも事実。どうしても特別な強みを見いだせない場合は、小粒でも複数の強みを身に付けるのも手だ。「100人に1人の能力を3つ持てば、100万人に1人の能力としてフリーランスで生きていける」。リクルートから民間人校長に転じた藤原和博氏が唱える「必ず食える1%の人になる」という考え方もキャリア構築の参考になりそうだ。 企業・組織に属さず、個人商店のようにフリーランスという生き方も新鮮だ。「フリーランスはリタイアを自分で決められますが、収入が激減するタイミングが老後のスタートです」。5日、東京・渋谷でフリーランス向けのマネーセミナーを開いた税理士の片山康史さんは参加者にこう説いた。 自身も個人事務所を開設して働く片山さん。生涯現役は理想だが、「自分が60代、70代になれば客も減っていく。そのとき若い人に頭を下げて仕事を取ることができるだろうか」。片山さんはこんな問題意識から、フリーランスで働く人たちに対し、経費計上で税務上のメリットがある小規模企業共済の活用や個人型確定拠出年金(iDeCo)の活用による資産形成の重要性を説く。 「老後にいくら必要なのかを知って資産を準備していけば老後の不安は薄れる」(片山さん)。人生100年時代を生き抜くには、キャリア、マネープランの両方で若いうちからの計画的に備える必要性が一段と重要になっている。 (出典:日本経済新聞)

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