ランニングでの足の痛み 膝や筋肉の炎症 準備運動入念に
おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2007年から始まった東京マラソンがきっかけに空前のランニングブームで、「レジャー白書2013」の調査によると、年1回以上ランニングをする人口が2450万人に達するそうです。しかし、大手スポーツメーカーの調査によると、ランニングを1年以上継続できた人は23.6%で、6カ月以内に走るのをやめてしまったランナーが68.0%もいるそうで、怪我、疲労などの肉体的問題も少なくありません。6か月以内でランニングを辞めた理由運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受けるなどから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、私は自身はもちろんですが、このケア支援にも力を入れています。今後やってみたい運動ではウォーキングがダントツですが、散歩程度では運動負荷が軽くて運動効果が大きく期待できないことから速歩、ジョギング、ランニングする人が増えているのだと思います。また、有酸素運動することで脳の血流がよくなり、脳機能が活性化しますので心身ともに恩恵があります。・軽い運動で寿命が延びる!インターバル速歩でアンチエイジング ・10分でOK 運動不足「~しながら」で解消 ・痩せるだけじゃない! 運動は「脳の活動をグンと高める」・40代からはじめる運動 運動をはじめるのに遅すぎることはない ・運動するとからだのすべてが変わる ・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算・運動を習慣化すると、仕事もうまく回るようになる・運動を始めるのに「もう遅い」はない 運動で高齢者が7倍元気に・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)ハーバード大学の研究によれば予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する6倍返しになるそうで、私の28年間の超健康マニアとしての経験から一番効果的だったのは、心身をつくる材料である食・栄養です。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員の健康増進と企業業績向上を両立させる健康経営アスリート サポート実績関連ブログ 新しい順ランニングは短い時間でも効果がある 1日5分でも死亡リスクが低下ランニングをやめると後悔する10 「走らない」を選択した人の利益と損失ランニング 健康維持にも 体調管理し準備を十分に****************************【以下転載】**************************** 痛みあれば引くまで安静 各地で開かれるマラソン大会には中高年ランナーが多く参加する。よい成績を取りたい、健康を保ちたいなど目的は多様だが、準備不足や頑張りすぎで膝や足首などを痛めてしまう例もある。ランニングやジョギングで起こりやすいケガを知り、予防や治療に役立てたい。 奈良県に住む40代のAさんは太り気味だった。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)で脳卒中や心筋梗塞の危険が高まってしまうと考え、肥満解消のためにランニングを始めた。ところが最初の数回で右膝に痛みを覚え、国立病院機構奈良医療センター(奈良市)に駆け込んだ。診察した同センター整形外科の藤間保晶医長は、Aさんの膝関節が変形しているのに気づいた。Aさんは準備体操もせず、いきなり走っていた。特定箇所に荷重がかかり、痛みにつながっていた。減量で負担減らすそこで、まず食事の改善などで減量するとともに、運動もランニングではなくウオーキングに切り替えるよう指導した。膝の負担を減らす靴やインソールも勧めた。指導が奏功してAさんは減量でき、ランニングも再開した。しかし、タイムを意識して走るようになった頃、今度は膝の外側の部分が痛み出した。再び藤間医長を訪ねると「腸脛(けい)靱帯炎」と診断された。ランナー膝とも呼ばれるスポーツ障害の一つだ。ストレッチやウオームアップといった準備不足などが原因だと判断し、痛みが引くまでランニングを控えることにした。Aさんはその後よくなり、ランニングを再開した。この炎症は膝の屈伸を繰り返すことで膝の外側にある靱帯がこすれて起こる。着地時に足のつま先が内側に入ってしまうことで、膝の外側に負荷がかかる。日本記録を競う選手らの流れるような走り方は美しいが、それを自己流でまねるなどするとこうした負荷がかかりやすいという。藤間医長は「腸脛靱帯炎は中高年に頻発している。走行時にいきなり起こるので注意してほしい」と指摘する。腸脛靱帯炎とは反対側の膝の内側から膝下にかけて痛む「鵞(が)足炎」や、太ももの後ろ側の筋肉が痛む肉離れも同様だ。走りに磨きをかけようと坂道で練習する人もいるが、筋肉には負担となる。膝の上下が痛む「ジャンパー膝」もある。バレーボールやバスケットボールの選手に多く、この名前が付いた。ランニングでは坂道で力強く蹴り出そうとするときなどに痛みが出る。こうした症状は膝の使いすぎのほか、筋力低下が原因で生じる場合もある。痛みが出るのは膝だけではない。足の甲の部分に痛みを感じる場合は疲労骨折の可能性もある。足に繰り返しかかった衝撃などが原因で、レントゲンで画像を撮っても判断が難しい例もあり、厄介だ。足底筋膜炎は足の裏に起こる痛みだ。足はアーチ構造で支えられており、これがクッションの役割を果たす。しかし歩行時の衝撃を足の裏でうまく吸収できないと、足底筋膜という組織に炎症が起こる。走行時に痛みを感じ、慢性化すると一日中痛みが続く。足の裏の筋肉の柔軟性は年とともに落ちやすい。土踏まずが少ない扁平(へんぺい)足の人はより注意が必要だ。スポーツ障害は膝や足などの酷使で起こる。治療の基本は、痛みが出たら引くまで安静にすることだ。痛みが治まったら、様子をみながらトレーニングを再開する。無理は禁物だ。症状が悪化してしまうと、疲労骨折なら金属のねじを入れる手術をするなどの事態を招くことになる。障害を防ぐには準備運動にしっかり取り組む。また、足底筋膜炎の予防には、青竹踏みやタオルを足の指でぐっとつまむ、ゴルフボールを足の裏でごろごろ転がすといった柔軟性を上げるトレーニングが役立つという。初心者用は重い靴靴選びにも気を配ろう。ランニングシューズは衝撃吸収材などさまざまな工夫がなされており、膝や足への負担が減るよう作られている。軽い方がよいと思いがちだが、「初心者には軽いシューズはお薦めしていない」とアシックスジャパンのマーケティング統括部ランニング・ライフスタイルチームの臼井聖児さんは話す。同社の場合、初心者向けのシューズは重さが325グラムほどと中上級者向けに比べて約80グラム重い。約130グラムのプロランナー向けの2倍以上だ。しかし初心者向けは重い分、機能をふんだんに取り込んでおり、障害が起きにくくなっているという。また、膝や足に負荷がかかりにくい自分に合ったフォームで走ることが重要で、ランニングの専門家などにみてもらうとよい。ランニングは好ましい運動習慣だが、協立病院(兵庫県川西市)の佐々木聡整形外科部長は「翌日に疲れが残らない程度のペースと距離にするのが大事だ」と助言する。痛みが続くようなら整形外科などを受診しよう。(出典:日本経済新聞)