CSI :Miami Files Annex

2015/04/01(水)10:41

NCIS 4 #89 Grace Period

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S4-6(68)

『生死の境目』 「もし私たちが替わりに出ていたら」というのを何度も繰り返すので、くどいなあと思いながら見ていました。それなりの意味があったわけですね。 NCISのカシディ特別捜査官のチームが週末監視任務に就いていたところ、ターゲットを追って建物内に入った2人の捜査官が自爆テロに巻き込まれ死亡する。 その部屋は「イスラム平和連合」というNPO団体に貸し出されており、メンバーの2人は死んでいたのは代表のヤジード・ファハトだという。 彼らはイラクの暴動に反対するイスラム関係者のミーティングを準備しており、それを邪魔する者がヤジードに爆弾を身につけさせたのではないか。 ヤジードの身体は損傷が酷かったが、頭部は幸い状態が良くダッキーが解剖するが、死因が判らないという。 しかも、死後1日以上経っているというので、建物に入っていったターゲットの男は誰なのか、どこへ消えたのかトニーとカシディが部屋を調べる事になった。 最初にカシディに情報を提供した電話は、障害者用のソフトウェアを開発している「カーテック」という会社からかけられていて、ヤジードの職場でもあった。ヤジードがソフトウェアの使い方を指導するDVDがあったため、声を比較するとヤジードの声と似ていた。 ダッキーがいう死亡時期にヤジードが電話をかけてきたとすると、その頃は死んでいた事になり、ギブスたちは頭を悩ませる。 ダッキーは死因が窒息死と断定し、犯人はシリコンかゴムのようなものをヤジードの鼻から入れて型を取ったらしい。 一方トニーが爆発現場に隠し扉があることを発見、隣の店に瞬時に移動できたことが判る。また隣に店にターゲットがかけていたサングラスが落ちていたのでアビーが指紋を調べる。 その結果、カーテック社のサルマン・ウマルという社員の指紋であることが判る。 しかしギブスたちが会社を訪れるとウマルが銃を向けたため、カシディが射殺してしまう。 ウマルは声帯の3D構造を模して、自然な発声をするシステムを開発しており、そのためにヤジードの喉の型を取って似た声を使い、カシディに電話をかけさせたらしい。 和平会議が予定通り開かれることになり、捜査官が亡くなった現場で追悼式が開かれることになったのでギブスたちが代表者の護衛を引き受けることになった。 アビーはウマル以外にも共犯者がいるとしてPCに残る指紋を調べたところ、NPOの2名のうちの一人が関係していることが判った。 すぐさまギブスに連絡が行くが、その時に開いた隠し戸の向こうに爆弾を巻いた共犯者が現れる。部下を失い責任を感じていたカシディは身を投げて被害を防ぐ。 週末の監視任務はギブスがマン中佐とデートするために、たまたま替わって貰ったのだった。 あのギブスがホリス・マンとデレデレのデート。 それもバッティングセンターで身体を張った熱血指導。違うか。 仕事よりもプライベートを大切にし始めたギブスがとても幸せそうでした。 ホリスはちらっと今後のことを口にしましたね。来月で任官して20年、その後は軍を辞めて自分の生活を大切にしようかな、と。 カシディ捜査官の英雄的行動がなければもしかしたら、ギブスもそろそろ自分も幸せになっても良いかなと思ったかも知れませんが、やはり今回の出来事はギブスにとっても衝撃的だったのでは? カシディとは長い付き合いですよね。 シーズン1でグアンタナモ基地に行ったときからの出演で、トニーがアタックしていた。 その後希望が叶ってNCISにやってきた。そしてケイトがいなくなった後に助っ人として捜査に加わったこともありましたね。(Mind Games) それが部下を持つまでに出世して、バリバリ仕事をするようになったのに、ふとしたきっかけが生死の境目となってしまう。 トニーもカシディとはヒストリーがありますから、ショックを受けたでしょう。 新しい恋で幸せなトニーが「愛している」と言えないがためにジャンヌとは微妙な状態にある。 なぜ言えないのか? カシディの「言わなきゃ」という言葉の意味が今度こそトニーの胸に響いたことはなかったでしょう。そしてついに愛していると伝えるトニー。感動的なシーンでした。 でも、「このまま2人はいつまでも幸せにくらしました」ということはないでしょうね。(爆) 幸せな瞬間があればあるほど、不幸の落差が恐いです。

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