2015/04/01(水)10:42
NCIS~ネイビー犯罪捜査班4 #92 In the Dark
『写っていた死体』
ゲストにJohn Billingsleyが出ていました。個性的な役がお似合いですね。
JAGもNCISもスタートレック好きですので、何か反応するかと思ったら、残念ながらなかったですね。
ギブス、ディノッゾ共に女性に押され気味、臆病なんだから。(笑)
盲目の写真家スコットの作品に、海軍の制服を着た遺体が写っていたためにNCISが捜査を始める。スコットは失明してから視覚以外の感覚が強まり、写真を写した時は果物のような匂いに惹かれ、後を追っていたという。
現場では被害者はナイフで腹を刺されており、首に身分証を奪った傷跡が付いていた。また、付近には吐瀉物があって、犯人が吐いた可能性がある。その後の検査でリンの爪の間から採取したものが吐いた人間と一致した。リンと犯人は一緒にチーズブリンツを食べていたらしい。
指紋から被害者は下士官のピーター・リンと判る。リンは国防兵站局の補給部門に勤務しており、自宅のPCに残る書き込みによると、海軍監察室から何かの任務を命じられていたという。
さっそく監察室のジェイコブソン中佐に話を聞くが、リンには民間業者と結託して情報を流すなど疑いがあり、極秘捜査の対象となっていたという。
スコットの写真の中に、チーズブリンツを出すレストランが写っており、その前に止めてあった車のナンバーによると、リンの同僚の民間人デイヴィッド・ウォンの車だと判明する。
ウォンは昼から姿を消し行方不明になっており、NCISはウォンに疑いを持つ。
アビーがウォンのキーボードの中から盗聴器を発見する。盗聴器と言っても、打ち込んだパスワードを盗むためのもので、履歴を見ると兵站局の古い倉庫のアドレスが残っていた。
早速倉庫に急行するが、そこでウォンは遺書を遺して首つり自殺をしていた。
遺書によると、リンとウォンは国の物資の横領、詐欺を行っていたが、リンが欲を出し始めたために殺したという。そしてNCISの捜査が入ったので逃げ切れないと思い自殺したらしい。
遺書の筆跡はウォン本人のものだったが、よく見ると署名のミドルネームが違っており、NCISはそれを何かのメッセージだと見る。
おそらくウォンは犯人に脅されて遺書を書き、横領の証拠を伝えようとしたのではないか。
また、ウォンは体質的にチーズを食べられないので、チーズブリンツを食べたのはおかしい。
一方、アビーがスコットの写真の中からスコットの秘書のブリンが写っているのを見つける。
ブリンはそのレストランでも目撃されておりジヴァがリン殺しで追及するが、自分はただスコットを追っていただけだと言う。
そして、ダッキーの助手パーマーが軽度の糖尿病で果物のような匂いがすると気づき、NCISはジェイコブソン中佐こそがリンを殺した犯人だとして逮捕する。
ジェイコブソン中佐は糖尿病で、実は自分が物資の横流しをしていたのだが、ウォンが犯罪に気付き自分に相談したのを犯人はリンだと罪を押しつけようとし、リンには偽の捜査命令を与えたのだった。リンとジェイコブソン中佐はレストランで会っている目撃証言が得られた。
ギブスはまもなく陸軍を退役するつもりのマン中佐から、2人の将来について意見を求められる。
トニーは自宅を立ち退かなければならないジャンヌとついに一緒に住むことにするが、熱心なジャンヌとは違って今ひとつ煮え切らない。
事件の後半は何度か見直しましたが判りにくかったです。多分、こんな感じ?(爆)
ずっとくしゃみをして鼻をかんでいたのも糖尿病の症状だったのでしょうか。死んで当然だという言い方は、自分が犯人だと言うようなものですよね。
口べたな男ギブスは、「はっきりしてよ!」というマン中佐から迫られても答えられない。
捜査中だからと何かと言い訳するギブスも、ディノッゾと同じく踏み出す勇気がないのでしょうか。
でも、あれの口べたなら奥さんが逃げていくのも判るような気がします。結局、黙々と配水管の工事をして誠意を見せたことになりますかね。
ディノッゾも仕事中にも関わらず、ジャンヌからの電話に振り回される。ついに同居?
でも、そこまではまだ踏ん切りが付かないのですよね。
その辺はいつもそばにいるジヴァが気付いて心配するわけですが、どうしてもトニーは強がってしまう。
ジヴァがNCISに来てかなりになりますが、2人はまだ素直に自分の個人的な事を話し合おうような関係じゃないのですね。2人を見ているといろいろ含みがあるような雰囲気でした。
ところで、ジャンヌ役のScottie Thompsonは先日「Shark」で見かけたばかり。
パーマーくんは久しぶりに出たと思ったら、そろそろリー捜査官とのラブライフがダッキーに見つかりそうになって…(笑)