CSI :Miami Files Annex

2015/04/01(水)10:45

NCIS~ネイビー犯罪捜査班5 #105 Tribes

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S4-6(68)

『謎のリクルーター』 NCISではイスラムのテロリスト絡みの話は珍しくないですが、今回は真正面から信仰の自由とイスラム教徒へのリスペクトを扱った感じでした。 ゲストに、アンソニー・ラパーリアの弟のジョナサン・ラパーリアが出ていましたね。ギブスの元部下で、今はFBIらしいですが、ということはジャック・マローンとも知り合い?(笑) イスラム教徒で海兵隊上等兵、アブドゥル・バクルが礼拝の後、近くの路地で射殺体で見つかる。凶器は自分の銃で、防御創がなくダッキーは出血量が少ないのに注目する。付近の監視カメラの映像を見ると、何者かがバクルの後を追っており、持っていたはずの携帯がなくなっていた。 バクルは3回イラクへ派遣され優秀な海兵だったが、喧嘩騒ぎを起こしていた。 未だに死因が判らないため、ダッキーが司法解剖を行おうとすると、父親のカリドが現れ、信仰上の理由から解剖を拒否するという。 カリドはイスラム教の司祭で、ダッキーは父親の希望を尊重するべきだというが、犯人逮捕を急ぐギブスはダッキーに解剖をするように言う。 アビーがバクルの靴から爆発物の成分を検出するが、戦地で付いたものか帰国後のものか判らない。また、自宅のPCにはアルカイダのサイトを閲覧した痕跡があった。 バクルの携帯は現場近くで見つかり、最後に数字が打ち込まれていた。ギブスはそれが暗号と見て、解読すると「ハンス・スタイガー」というアルカイダの関係者の名前であることが判る。スタイガーは新人集めを担当しており、バクルに接触しようとしたのではないか。 令状を取って教会を盗・聴することにすると、すでにFBIが始めていたことがわかった。現れたのはブレント・ランガー特別捜査官は元NCISでギブスの部下だった。しかし、何も言えないという。 ダッキーは解剖の替わりにMRIで死因を探る事にする。首から折れた注射針が見つかり、その針からタコの猛毒が見つかった。国内でこの毒を扱う会社の一つを調べると、発送係のサイクスが逃走しようとするので逮捕する。 サイクスはイスラム教に改宗したと言い、バクルを殺したと自供するが、アリバイがあった。 毒はスタンフォード大に送られ、何者かが受け取ったらしい。 ランガー捜査官がギブスに盗・聴データを持って現れ、カリドのモスクがアルカイダのリクルートの場に使われている疑いがあるので監視していたと言う。今では金に困った市民を引き入れることもあるという。 録音には、カリドとスタイガーの通話があり、寄付金を装って海外口座に振り込めという会話があった。 カリドは、息子が政府のスパイとして情報を集めており、スタイガーが近づいたので自分からFBIに知らせて盗・聴させていたと告白する。自分が息子の命を奪ってしまったと悔いていた。 NCISは、イスラム教信者の海兵隊員が他に2名原因不明で死亡しているのを見つけ、3人に共通する人事将校のミルズを尋問する。ミルズは殺害を否定ししゃべろうとしないが、ギブスの取り調べに、スタイガーがリクルートをしようとして、拒否した海兵を殺したと認める。 ミルズ自身は紹介した礼として金を受け取っており、取引でスタイガーの居場所を吐く。 現場に向かったところ、スタイガーはすでに殺されており、現場にあった数珠を見てギブスは誰のものでもないという。 始めは犯人を逮捕するためには何が何でも解剖をすると言っていたのに、最後はカリドが息子の敵を取り、ギブスはそれを見逃したということですね。 解剖を認めない宗教は別にイスラム教だけではなく、CSIなどを見ているとすぐにそこでMRIだとかX線で検死という話になるんですけどね。ダッキーが早くそれを思いつかないのかと思って見ていました。(笑) 本物のテロリストグループだけでなく、借金を払ってやるから改宗しろという動きがあるというのは驚きでした。モスクだと令状が下りやすいなど、現実の話なのでしょうか。 ともあれ、宗教はともかく国に尽くす立派な海兵であったとリスペクトが捧げられました。 ジヴァはイスラエル育ちなので、文化や言葉もわかるしアラブ人に対して偏見もない。常に戦争状態の国で暮らすことは想像がつきません。平和がありがたいと思いました。 そのジヴァが映画で英語を勉強することにしたというので、古い映画のタイトルがオンパレード。(笑) アメリカでは映画こそが文化だ、ということなのかな。 イケメンのランガー捜査官のことが気になったジヴァに、この先どういう展開が待ち受けているか気になります。それにしても、最近惚れっぽいですね。

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