2015/04/01(水)10:46
NCIS~ネイビー犯罪捜査班5 #107 Dog Tags
『猛犬注意』
洒落た邦題をつけるものです。アビーじゃないけれど、大型犬の潤んだ目にはたまらないですよね。そういえばJAGでもチェグウェイデン将軍の恋人が大型犬を飼っていて、という話がありましたね。
でも本当にあんな大きな犬に襲われたらひとたまりもないでしょう。例え軽傷でも傷跡は酷くなりそう。トラウマになってしまいますよ。
マクギーが訓練士に「ボクは雄犬(boys)も好きだよ」と言って、ギブスから"Don't ask, don't tell"(軍隊でゲイであることをあえて問いたださない、黙っていればよいという政策)と言われたのが笑えました。
麻薬取締部隊に所属する軍用犬訓練士、カイル・ハンソン下士官に関する麻薬売買疑惑で、NCISは自宅の捜索令状を取り逮捕に向かう。
しかし、ハンソンは動物にかみ殺された状態で見つかり、裏口から入ろうとしたマクギーはハンソンの犬ブッチに襲われて発砲する。
幸いマクギーの怪我は軽かったが、ブッチは麻薬探査犬で、自宅のベッドのしたからコカインがみつかり、ブッチはコカインを舐めて興奮状態にあった。鎮静剤で大人しくさせた後、アビーのラボに連れ帰ると、アビーは犬に「ジェスロ」と名前を付けすっかり気に入ってしまう。
その後、「ジェスロ」から検出された証拠はことごとくハンソンを襲った事をしめしていたが、アビーはジェスロの無実を信じる。
NCISはハンソンがガランテという売人と接触していた情報を掴んでおり、ガランテはパナマ基地と定期的に物資を運ぶ輸送機のクルーを買収してパナマ基地に自由に出入りしていたというが、誰か共犯者がいると思われる。
尋問では飛行隊の機長ウォーフィールドに疑いが持たれるが、コカイン持ち込みについては無実と判る。ハンソンの同僚の訓練士ペレッリ下士官が「ジェスロ」を引き取りに現れるが、アビーは人を噛んだ犬の処分が安楽死と知っており、犬と一緒にラボを脱出して基地に証拠探しに向かう。
そこで「ジェスロ」は土中から犬の骨を掘り出す。ギブスもシェパード局長もアビーに犬を手放すように説得するが、アビーはついに無実の証拠を見つけたという。
ハンソンの家で見つかったコカインの袋には飛行機の整備士が使うオイルが付いていて、ビッドウェル下士官がコカイン密輸の協力者だという。
さっそく飛行場に向かうが、一足先にビッドウェル下士官は事故を装って殺されていた。
その頃、ジェスロが血を吐き、緊急手術の結果胃の中からナイフの先端が見つかる。そのナイフはハンソンの身体に付いていた傷跡とも一致し、土中から見つかった犬の傷跡とも一致した。特殊なナイフで購入したのがペレッリ下士官と判ったので、NCISは逮捕に向かう。
ギブスは証拠品のコカイン袋を持ちだし、ペレッリの犬に嗅がしたところ無反応だった。
ペレッリの犬は攻撃犬で、ハンソンにコカイン売買の罪を着せ、襲うためにそれまでの麻薬犬を殺して今の犬に入れ替え、けしかけて殺させたのだった。
「ジェスロ」はコカインを舐めて興奮し、倒れた主人を助けようとして噛み傷を残していたのだった。
アビーは「ジェスロ」を引き取りたいが住宅事情からマクギーに世話を頼む。
現場で意外だったのが、パーマー君が獣医の助手をしていたことで、動物医学に詳しく、ダッキーも一目置くことに。
マクギーは犬は飼いたいと思っていたが、今回強引にジェスロを押しつけられることになって、さて来週からそのネタが出てくるのでしょうか。
「この子の目を見て~絶対に無実よ」というアビーがとにかく今週の主役でしたね。
音楽をかけて犬とダンスまで。(爆)
そして基地に珍しくフィールド捜査に出かけていた時の車のナンバープレートが「4NS CHIK」。Forensic Chick(法医学、科学捜査娘)の略だと思われ、これにもニヤリとさせられました。
ところで、先週気になったジェニーの健康疑惑ですが、いつもよりギブスの態度がソフトでしたね。やっぱりステキ!
じとっと物言いたそうで言えない視線を感じて、ついにジェニーは自分からギブスに「何?」と聞く。
でも、それが健康問題だと知ると「問題はない」とさらりとかわされてしまう。
はて、じゃあ一体ダッキーはジェニーと何をひそひそ話していたのでしょうか。ギブスにはもう少し心配していて欲しいです。