CSI :Miami Files Annex

2015/04/01(水)09:35

NCIS~ネイビー犯罪捜査班8 #185 Swan Song

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S7-9(72)

『フランケンシュタイン作戦』 沈痛な面持ちのギブスから、何か嫌な予感がしました。次第に何があったのか、想像が付きましたが、最後まで答えを知りたくないという気持ちにもなりました。タイトルを見れば明白でした。 それにしても本当に、NCISは過去のエピソードの使い方が上手いですね。ずっと見ているヘビーなファンでなければ判らないネタもあり、そしてチームの結束を感じさせる場面もあり。 バージニアでまたP2Pキラー(Port to portキラー)の被害者が出た。 どうやらNCISの捜査官らしく、ヴァンス局長の命令でEJのチームに協力してギブスのチームも現場に行く。 被害者は30代後半の白人の男性で、のどを切り裂かれていたがラップで巻かれたり、ロープで縛られていない。置き土産もなくて手口が変化した可能性がある。 指紋から、休暇中のアール・スターク捜査官と判る。 スターク捜査官は死後20日前後で、休暇中にもかかわらず、何者かが彼のIDを使ってNCIS本部の建物に入った記録があった。 P2Pキラーはギブスたちの身近な場所に人知れず、現れていたらしい。 先週ハワイの真珠湾で発生したP2Pキラーによる事件では、被害者のジェリコ軍曹は何者かに命を救われ助かったという。 助けに入った男は片目を失い、ギャヴィンと名乗っていたがその後完全に姿を消した。ハワイから出た形跡もないという。 ギャヴィンについて調べたギブスチームは、イギリス訛りのあるスパイとして、CIAのコルトではないかと考える。 コルトはギブスらに対して、P2Pキラーとして海軍のジョナス・コッブ大尉を追っていたと告げる。コルトはEJがなぜ捜査のリードを取っているのかという。 ギブスは元上司のマイク・フランクスに連絡を取り、「あれを届けて欲しい」と頼む。 スターク捜査官の上司に、匿名でスタークを殺害した様子を撮影した動画が送りつけられる。 ちらりと犯人の顔が映っており、NCISに出入りした時の画像と一致するかどうかアビーが確かめる。ギブスは眼鏡がなくなったのは、コッブのせいだと気付く。 メールが発信されたビルが判明し、EJのチームが調べに行く。 CIA側がコッブに関する情報を機密扱いにしたため、ギブスはフランクスを伴ってコルトとヴァンス局長とのミーティングに臨む。 コルトによると、CIAでは軍人を非人道的に訓練して諜報員、即ち暗殺者を養成する「フランケンシュタイン作戦」を実行していたという。 コッブ大尉はその作戦に参加して諜報員となり、初めての任務(暗殺)を行って戻ったあと、CIAのIDを持って姿を消した。その後、世界中で水兵たちが殺される事件が始まった。 一度人を殺すと、元の職場には戻れなかったらしい。 ギブスはフランクスが持ってきたNCISの過去の闇のファイルを見直す。NCISでも諜報関係の任務を行い、多くの職員が死んでいった。 ギブスはヴァンス局長と対立している今、ヴァンスを探る必要があった。 フランクスはデッカーの保険証券をヴァンスへの切り札として来たという。タバコを吸いに家の外に出たフランクスは、暗闇に潜んでいたコッブに襲われ殺されてしまう。 フランクスの銃声を聞いたギブスは、飛び出して行くが間に合わなかった。 ギブスのチームは親しい先輩の死にショックを受ける。 ダッキーはコッブをプロファイルし、厳しいルールの下で階級制度に縛られ出世することに反発を感じたコッブが初めての暗殺任務で解き放たれ、自分の中の殺人衝動に突き動かされていったという。被害者に上のランクの軍服を着せていたのもそのせいだと思われる。 手口が変わって来たのは、確実に仕留めるために獲物を知るためで、コッブはギブスを探ろうとしていた。 ギブスはヴァンス局長と向かい合い、なぜ自分よりも経験の浅いバレット捜査官をトップに据えたのか尋ねる。ヴァンス局長は上からの命令だったと答える。 そして、フランクスを呼んできても怖くないという。 ギブスはコッブがギブスの家に来たのは殺すためではなく、ギブスの生き方に共感を覚えたからではないかという。 その時、ギブスはスタークの動画はバレット捜査官たちを誘き出すための「おとり」だと気付く。 その頃、バレットたちはコッブを追い、逆に待ち受けていたコッブから反撃を食う。 To be continued... これまでギブスと共に何度も厳しい状況下を生き延びてきたマイク・フランクスが、まさかの「殉死」。仕事が仕事だっただけに、引退してもまともな死に方ができなかったのか。 トニーが最近「親離れ」を始めた感じがしていたので、ギブスもまた師と仰ぐフランクスとの別れを迎える事になったのですね。 フランクスを呼び寄せたギブスにとっても、責任を感じて辛いでしょう。 ボディバッグを開ける直前まで、マイクは実在しているのか、それともゴーストなのかと思わせる演出が憎かったですね。 そして、ジヴァがもうこんな事は耐えられないとトニーに珍しく弱気なところを見せて、エレベーターを降りたら、アビーとマクギーもまた慰め合っている姿に、こっちへおいでとトニーが4人でハグする姿に涙が溢れてしまいました。 これこそ、信頼し合い長い間培ったチームワークの姿だと思います。 一方、ギブスとヴァンスの対立はここに来て最悪の状態になりましたね。 EJをリーダーにしたのはヴァンス決定ではない。 その彼女に関して、コルトはファイルがあるという。一体どういう内容なのでしょうね。 あの目玉がコルトのものだとは、全く想像がつきませんでした。 複雑なP2Pキラー役は「ドーソンズクリーク」のKerr Smithでした。 彼は難しい犯人役を演じることが多いですよね。 EJはコッブにとって、憎むべき対象だったのか。 ラストは「え~?」というところで終わってしまって、どう考えても助けが来る可能性もないですよね。 もし殺されたとしたらトニーが悲しむだろうなと思ってしまいます。 ところで、日替わりでシンクレアを見ているので変な感じです。(笑)

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