CSI :Miami Files Annex

2013/10/10(木)20:08

Major Cimes #9 Cheaters Never Prosper

Major Crimes ~重大犯罪課(105)

冒頭のしつこい○○ネタで、今回はお笑いエピソードかと思ってしまいました。(汗) 詐欺事件は台詞だけではなかなか判りにくい面があって、出てきたのがベガス署の刑事だけとは、手を抜いた感じがします。制作費をけ節約したのでしょうか。 それでも、ラスティのストーリーは目を話せませんね。 クラブのトイレで男性の遺体が発見される。 外傷はなく、吐瀉物にまみれていて、詳しくは検視で明らかにするという。 所持品に身分を示すものはなかったが、車のキーがあり、クラブの前に止めてあったパトカーに警察のバッジなどがあった。 被害者はベガス署の詐欺事件担当の刑事マイク・アダムスで、検視で不凍液を飲んで死亡した事が判る。 アダムスの相棒リチャード・コナー刑事に連絡を取ると、LAにいることも知らず、捜査で来ているとも考えられないという。 アダムスの宿泊するホテルにはローラ・エルキンズという女性の免許証情報があり、何度か連絡を取っていたらしい。 コナーは詐欺事件でLAと関係のありそうな資料を持って、LAまできてくれるという。 ラスティは泊まりでダニエルと会う予定だったが、急に延期になり、さらに今日迎えにくると言っていたのに2時間も遅刻してきたことで不信感を募らせ、週末に会うのはもうやめたという。 遅れてきたダニエルはフィアンセのアニーにラスティの事を告げて大騒ぎになったという。 アニーには子供がいて、収入も自分より多いので、ラスティの事を言うと金目当てで結婚するように思われるのが困るのだという。 シャロンはラスティが今夜ダニエルとアニーの家に行くのは賛成できないというが、ラスティが話し合った結果、自分の判断で行く事にしたという。 出頭したローラによると、仕事でベガスのホテルに泊まった時、チェックインをしている間に床に置いたPCを盗まれたという。 それを届け出ると、アダムス刑事が親切に対応してくれて、こういう場合ID窃盗に遭い、知らないうちに高額なローンを組まれたり、投資に金をつぎ込まれたりするので注意した方が良いと言われたという。 重大犯罪課はローラの資産を監視する許可を得る。 LAにやってきたコナー刑事は、ローラが担当している詐欺事件の被害者かどうかあいまいな返事をする。 アダムスとコナーはホテルで盗難にあった16台のPCから被害者の情報を全て盗み取り、彼らの名前で口座を作り、海外ファンドに投資する犯罪を捜査しているという。 その黒幕はLAを拠点にしているということは判っている。 そして、被害者になりすました犯人は1,200万ドルのローンを毎月返済しつつ、投資で儲けを得ていて、いずれ税務処理を行う頃までに全額を引き出すつもりだと思われる。 アダムスがもしその黒幕に近づいていたとしたら、その犯人に殺された可能性がある。 重大犯罪課は殺人事件として捜査を始める。 レイダーは監視中の被害者たちのクレジット情報を調べていて、犯人をあぶり出す方法を思いつく。 重大犯罪課の名前で、被害者たちになりすまし犯罪の被害に遭った可能性があるので、希望があれば口座を凍結する、と警告メールを送る。 犯人は被害者たちのメールをチェックしているので、あわてて今ある資産を凍結されないように動かすだろう。 案の定、一部の金が大手投資銀行の同じ口座に振り込まれた。 口座は先ほど開設されたばかりで、名義人はサンタモニカ大の経済学の教授、ジェレミー・トーマス・ダーバンJr.になっていた。 サイクスがクライアントを装って資産管理のアドバイスを受けに行くと、ダーバンは手渡されたタブレットを触って指紋を残し、それを検索したところ、多数の別名を持つ人間と判る。 重大犯罪課はアダムス殺害容疑でダーバンを逮捕するが、ダーバンは殺害だけでなく、ID窃盗についても何も犯罪は犯していないという。 被害者からは1セントも盗んでいないし、借りたローンもちゃんと支払っているからだ。 ダーバンの持っていたフラッシュメモリーの中にはローラの情報はなかった。 レイダーはコナーに、ローラが詐欺事件の被害者では無いことをはっきり言わなかった事を追及する。 コナーは、アダムスが女癖が悪く、捜査で気に入った女性がいると執着してストーカー行為を行い、苦情も受けていた事を明かす。 ローラの資産履歴を見ていたフリンは重要なことに気付く。 仕事で重要なPCをローラが買い直していない事や、ベガスへの出張以降、大金をカードで支払っていない事などから、令状を取り家宅捜索をすると、盗まれたはずのPCが家にあった。 ローラを聴取し、何があったのか説明して欲しいと迫ると、ベガスでアダムスがPCを見つけてくれた後、あなたはもう危険な状況になったと話をしてきて、成り行きで寝てしまったという。 それっきりのつもりだったが、アダムスがしつこく電話やメールを寄越すようになり、ついに家にまで上がり込むようになった。 夫には知られたくないので、嫌々クラブに着いていき、話を合わせていると、夫と別れて自分と一緒になるべきだと言いだした。 付きまとわれて本当に辛かったので、酒の中に不凍液を入れてしまった。 レイダーは、最初の段階で警察に通報することもできたとし、ローラを第一級殺人で逮捕する。 ダーバンの他人名義の口座使用詐欺については、コナーに引き渡すことにした。 今は証拠がないので逮捕できないが、各州に警告したのでどこかでボロを出して起訴されるかも知れない。 自宅に戻ったレイダーは、ラスティが一人で戻ってきているのを知る。 ラスティは殴られており、アニーがしつこく置き去りにされた後の事を聞くので、ストリートで身体を売っていたことも含め話してやったらアニーが恐がり始め、結婚がだめになるとダニエルが怒り殴られたという。 これでもうダニエルへの思いは切れたが、彼はまたラスティのところに来るかも知れない。 レイダーはラスティの写真を撮り、しかるべき時に備える。 もう、ダニエル・ダンが許せませんっ! ラスティとはこれまで何を話していたんでしょう。彼の辛い日々にどれほど気持ちを巡らせる事ができたのでしょう。 そもそも、自分が結婚することが第一番なんじゃないの。 ラスティのために結婚はしばらく待ってもらって、それでも相手が望むなら、という事じゃないと、ラスティでなくてもレイダーと重大犯罪課のメンバーが許しません。 警察を敵にしたら怖いわよ。 その道のプロですからね。 ママの彼氏からも殴られて、殴り返したら次の日に動物園に置き去りにされたという話も辛いですね。 だから彼は自分に責任があると思っていたんですね。 そしてやっと見つけ出されて、LAへ会いに来ると言って、やっぱり来なかった母親の事をラスティなりに徐々に受け入れて来たのでしょうね。 始めあれだけ反発していたラスティとシャロンが、まるで本当の親子のようにお互いを思い合って「miss you」とメールしあい、ハグしている姿に感動しました。 真剣に相手のことを考えれば、違う立場の人間も理解し合えるのですね。 ラスティはまだ若い。まだまだ子供でたくさんの愛情が必要です。 何とかこのままシャロンの元で成人して欲しいと思います。 次週は最終回、ストローの裁判かな。 裁判の行方も気になりますね。

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