CSI :Miami Files Annex

2014/09/22(月)22:09

Law & Order:S.V.U. 15-22 #341 Reasonable Doubt

Law&Order:性犯罪特捜班 S2-20(437)

これも実際にあった話からヒントを得ているのか、セレブのドロドロのスキャンダルというエピソードでしたね。 ゲストのBradley Whitfordはテレビ業界の裏側を描いた「Studio 60 on the Sunset Strip」にも出ていたので、今回キャスティングされたのだろうかと思いました。 出て来る人がみんな業界人というドラマは、昔のドラマにあったような気がします。 ダニエル・スティールのTVドラマみたい。まあ、そんな古くささは感じましたね。 ただ、ちょっとビックリなシーンもあり。 有名なテレビプロデューサーのフランク・マドックスが、離婚した妻から8歳の娘に性的虐待をしたという訴えを受ける。 フランクの元妻キャサリンは女優出身で、フランクとは娘の親権を争っており、娘チェルシーの不調を聞いたキャサリンが小児科医に診せて、性的虐待が確認されたという。 キャサリンは一番下の妹ローズとフランクが不倫をしていることを知り離婚したが、ローズは19歳で現在フランクのドラマに出演している。 今回の訴えは妻側から夫への復讐という事も考えられる。 SVUはチェルシーがカメラの前で父親が洗濯室で行為をしたという告白ビデオを手に入れ、フランクを聴取するが、フランク側は面会日はキャサリンの家でチェスをしていただけだと言い、はっきりとは虐待を否定しなかった。 SVUはキャサリンの家でチェルシーの話を聞くことにするが、父親とはゲームをしていたと言い、役を演じて上手ければ将来テレビに出して貰えると言われたという。 キャサリンは元夫をかねてから疑っており、2人きりにはしていなかったが、自分と妹のメイビスが留守中に、シッターが目を離したすきに2人は洗濯室に入ったらしいという。 そのシッターはフランクからタバコを吸っておいでと言われ、数分その場にいなかったが、戻ってくると2人が洗濯室から出て来るところだったと話す。チェルシーの衣服は乱れていたという。 元夫妻にはもう一人息子がいるが、フランクは女の子しか興味がなく、息子は触れようともしなかった。 やがて、18歳の時のローズの写真がネットに出回り、マスコミは大騒ぎとなった。 フランクがその写真を撮影しており、これもキャサリンの作戦なのか。 再度キャサリンを訪ねると、3姉妹の真ん中のメイビスが話をする。 フランクはずっとチェルシーに執着してきて、姪を心配してカメラを家の中に設置すると、フランクとローズの関係が判明して、キャサリンにばれてしまった。 一方、ローズは自分の写真の流出はキャサリンの仕業と疑っており、すでにフランクとは婚約しているという。 家宅捜索の結果、洗濯室からフランクの毛髪や指紋が見つかり、フランクは苦しい言い訳をする。 しかし、その後フランクは反撃に出て、自らテレビインタビューを受けて潔白を主張するだけでなく、キャサリンが自分の評価を落とすために娘を洗脳して、役を演じさせていると訴える。 激怒したキャサリンは娘を連れて撮影現場に乗り込み、ローズと言い合いになる。 その様子がメディアに流れてさらに泥仕合となった。 意を決したキャサリンは娘を証言させて、夫を起訴する事を決断する。 裁判ではチェルシーも証言を行い、犯行の様子や秘密を守ったらフランクの番組に出演させてもらえると約束した事などを話す。 バーバはキャサリンに、ローズも幼いころからフランクに虐待されていたのではないかと質問する。 しかし、シッターは最初の証言を覆して、フランクはずっと娘とチェスをしていたと言い、弁護側の裏工作が疑われた。 アマンダは才能と立場のあるフランクがあえて娘を虐待するような事をするのは理にかなわないと言い出す。 マーフィー警部補はアマンダに強い男に対するコンプレックスがあるのではないかと問う。 フランク本人の証言の日、メイビスは傍聴に来なかった。 オリビアは姉と妹の陰で目立たないメイビスも、実はフランクの被害者では無いかと疑い、話を聞く。 メイビスは12歳の時にフランクのドラマに出演し、その後レイプされたと告白する。ローズにも忠告したが嫉妬だと思われてしまい、何とかしたいと思いローズの写真を流出させた。 フランクは金に物を言わせ、自分に才能があるので何でも許されると思っているらしい。 実際、フランクのやり方を知っているので裁判で証言したくないというと、オリビアはチェルシーのためにも証言して欲しいと説得する。 メイビスがテレビ番組に出演してフランクの罪を暴くと、フランクはローズとフランスに逃亡する。 フランス国籍を持っているため、今後はアメリカには戻らないという。 裁判はフランク欠席のまま、最終弁論と評決が行われ、フランクは性犯罪で有罪となった。 キャサリンは勝利を宣言するが、果たしてもしもえん罪なら、証言をしたチェルシーは母親の重荷を背負い続けることになると、SVUは複雑だ。 フランクというプロデューサーが若い女優に目を着け、結婚して女優業から足を洗うと、その年の離れた妹たちを順番にテレビに出してやると甘い言葉で誘い虐待し、最終的には実の娘に手を出した、ということですね。 3姉妹の両親は一体何をしていたんだろう。早くに死亡していたとか? よほどテレビプロデューサーは権力があって魅力的だという描かれ方でしたが、裁判の結果がどうあろうと、噂だけでもかなりなスキャンダルになるんじゃないかと思いました。 スポンサーだって、嫌がりますよね。 才能、才能というが、有能な人であっても、小児性犯罪者となれば、世間も許さないでしょう。 まあ、そいういう胡散臭さをさすがにブラッドリーは上手く演じていましたね。 オリビアはマーフィー警部補の下で働くことに問題はなさそうでした。 というか、落ち着くべき場所に戻った感じ。 一方、アマンダのダークサイドを知るマーフィーはアマンダの不安定さを気にしている。 困った上司や家庭での両親の問題など、これまでSVUの誰もが面倒を看てやらなかった事が逆に不思議でした。 そして、びっくりなのがアマンダとニックが?!というシーン。 いつの間に? ニックもオリビアの家に居候して、今ではアマンダの家に転がり込んだのか。 そういえば「お前たち、何かあるのか」という台詞もありましたね。伏線だったのかな。 ということは、今シーズン残り2話で、何か進展があるかも知れませんね。 ちなみに、シーズン16もあまり間を開けずに放送が始まるようですし、まだまだSVUから離れる事はできません。(笑)

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