CSI :Miami Files Annex

2014/09/30(火)19:19

BURN NOTICE 7 #111 Reckoning

BURN NOTICE(バーン・ノーティス)(112)

シリーズ・フィナーレ。 マイアミを舞台にした、ちょっと緩い、しかし職人たちのドラマとして始まったBNですが、いろいろ変遷があって、最終シーズンはマイケルが道を見失ってかなり辛かったですね。 いや、辛かったのは最初からだったかも。 マデリンから理解を得られなくて、マイケルはいつも自分を追い込んでいたように見えました。 でも、側にはずっとサムとフィオナがいて、誰もマイケルを見捨てなかった。 マイケルも、というか、ジェフリー・ドノバンもマイケルの固い表情、感情を現さないスタイルを貫きましたね。 最終回らしい最終回で、7年間の結論としては非常に良かったと思いました。 (ネタバレ注意) ソニヤを選ぶのかフィオナを選ぶのか。 マイケルはとっさにソニヤを撃ち、ヘリコプターからその様子を見ていたジェームスは部下に今すぐ、2人を殺せと命じる。 マイケルとフィオナはジェームスの部下たちに狙われながら、通信施設から脱出を図り、そこにサムとジェシーが救出に現れる。 4人はCIAにも追われながら、ジェームスの手下にも狙われる身となった。武器はわずかで、C4爆弾がわずかに残っている。 マイケルは一人にしてほしいというが、サムらは逃げるなら一緒だとマイケルを説得する。 フィオナは後の事も考えず、マイケルを取り戻しに行ったという。 しかし、街に戻る途中で4人は懸賞金がかけられて、ニュースで指名手配されているのを知る。 コンビニのオーナーから銃を向けられたサムとジェシーだったが、マイケルは強引に車を突っ込ませ、その場から逃走する。 ストロングはジェームスを取り逃がした事で捜査が撃ちきりとなり、自分のキャリアも危なくなったと言う。取引などは考えられず、マイケルは解雇の本当の苦しみを知る事になろう。 マイケルはこれ以上の逃走を諦め、ジェームスを捕らえてCIAに突き出すしかないという。 あくまで一人でやるというマイケルだったが、ジェシーらに説得されて、マイケルはマデリンに最後の別れを告げに行く。 マデリンはチャーリーを悲しませないで欲しいという。 ジェシーがジェームスの通信関係の技術者を割り出す。 NSAの職員で数ヶ月前から姿が見えなくなっている。 4人は強引に男を捕らえ、脅してジェームスの通信施設がマイアミ市内の元新聞社の建物である事を聞き出す。 そこは無人で、ジェームスの組織に関するデータのバックアップもあるという。 ジェシーはマデリンとチャーリーを逃がすために準備を進め、マイケル、サム、フィオナはハードドライブのある小部屋に入った。 しかし、ジェームスはマイケルらが購入した使い捨て携帯を追跡して、今、マイケルらがいる部屋の外で包囲していると連絡してくる。出口は無い。 無論、マデリンとジェシーがいる隠れ家も監視下にある。 時間が欲しいというマイケルは、マデリンに連絡しジェームスと取引すると伝えるが、マデリンは手元に残ったC4爆弾を自分が起爆させ、ジェシーにチャーリーを連れ出してもらうと答える。 何事にも犠牲が必要というマデリンの言葉にマイケルは涙を流す。 マイケルはフィオナと共に部屋から出て、ジェームスらを油断させると撃ち合いを始める。その隙にサムはハードドライブを持って脱出を図る。 ジェームスは今すぐマデリンを殺せと命じ、手下が隠れ家に入ると、マデリンは爆弾を爆破させ、ジェシーはチャーリーと脱出する。 マイケルとフィオナは弾が残り少なくなり、捨て身の作戦でジェームスを撃つ。 ジェームスはこれで終わりではないと言い、ビル全体を破壊するスイッチを押す。建物は炎に包まれた。 サムとジェシーはCIAにハードドライブを渡して拘束されたが、ストロングは手に入れた情報でジェームスの組織の関係者を多く逮捕することができたという。 サムとジェシーは釈放され、マイケルは英雄としてCIAの殉職者の中に加えられた。 マイケルとフィオナの葬式が行われたが、サムとジェシーはいずれまたマイケルから連絡が来るだろうという。 マイケルとフィオナは爆発の中を脱出し、今はチャーリーと一緒にどこかで静かに暮らしている。 マイケルは将来について考えて見るという。 台詞の中に、OPの各人の台詞が織り込まれて、いかにも最終回のサービスという感じでしたね。 最後の闘いでは犠牲が必要。 マデリンが息子たちを守るために、自ら死を選んだ。間違ったのは何もマイケルだけではない。 ジェシーとのエモーショナルなシーンもあり、マイケルが母の最後の言葉に大泣きするシーンもあり。見せ場でした。 フィオナのアイルランドの家?にはフィーの大好きなスノーボールがあり、きれいにまとまった感じはありましたが、長いシーズンの最後はこれで良いでしょうね。 やはり、マイケルはソニヤではなくフィオナを選ぶのが当然です。サムがマイケルを見捨てるはずがない。 ダクトテープが役に立つところも、BNらしくて良かった。 スパイとしてのマイケルはこれで終わりでしょうが、本当の人生はこれから。 自分を首にしたCIAが英雄として名を刻んでくれたのだから、不満もないでしょうね。 スローモーションの爆発シーンとか、闘いの犠牲とか、全体の作り方が「バフィ」の最終回みたいだなあと思ってしまいました。(笑) そういう意味では平均的だったかもしれませんが、とにかく7年間ご苦労様と言いたいです。

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