CSI :Miami Files Annex

2019/09/02(月)18:33

Law & Order:S.V.U. 19-14 #424 Chasing Demons

Law&Order:性犯罪特捜班 S2-20(437)

新任の検事補ストーンが早速、SVUに振り回される愉快な回というと、言い過ぎですね。 でもオリビアを中心として、SVUのメンバーの過去やら、ややこしい人間関係を知らない立場だというのはストーリーが作りやすいのかも知れません。 今シーズン、あえて検事局に勤めるキャシディを登場させたのはこのためだったのか。 いや~もう、ニヤニヤしながら見ていましたよ。 SVUが2年かけて裁判に持ち込んだ小児科医ウェストによる、少年たちへの虐待事件をバーバの後任として着任したストーンが担当することになった。 証人として検事局にいるキャシディがSVUから引き継いだ調書について証言する。 ウェスト側の弁護士は、キャシディの信頼性を揺るがすために、過去潜入捜査で売春組織の用心棒をしていたときのことを引っ張り出し、さらに、逮捕時にウェストに暴力をふるったと指摘する。 キャシディは容疑者が逃げようとしたからだと言いつつ、少年3人を弄んだウェストへの憎しみから平静さを失い、人種差別主義者と言われて激怒する。 まんまと相手側の作戦に乗ってしまったキャシディは、ウェストの余罪について可能性をほのめかしたため、弁護側は審理無効を要求する。 判事はそれを認め、裁判は審理無効となりウェストは釈放された。 ストーンはキャシディが裁判をぶち壊したと腹を立てる。 それでもオリビアはキャシディをかばう。 再審を目指し、あきらめないというSVUに、被害者の家族は裁判を長引かせることに否定的だった。 被害者は学校でいじめられたり、あらぬ非難を受けている。 オリビアは強引に家族を説得しようとするストーンに、気持ちを考えるようにいう。 その時、キャシディが警官の集まるバーで暴れているという連絡が入った。 キャシディは、裁判でヘマをしたことを侮辱されケンカをしていた。 オリビアは酒に酔っているキャシディを責め、すぐに家に帰るようにいう。 その夜、キャシディは血まみれになってオリビアの部屋のドアを叩いた。 翌朝、ウェストが自宅で刺殺されているのが見つかった。 鋭い刃物で10箇所刺されており、殺人課のホリデー刑事が担当すると言ってSVUを追い返す。 オリビアは、ノアの見送りをロリンズに頼むと、キャシディの弁明を聞くことにする。 家に戻れと言われたにもかかわらず、キャシディはウェストの家に行き、罪を逃れることはできないと警告するつもりだったという。 しかし、ドアは開いており家に入ると真っ暗で、その時後ろから頭を殴られ、気がつくと隣にウェストの死体があったという。 オリビアはもし真実を語っているのなら出頭すべきだというが、キャシディは不利な状況で出頭すればどうなるかは目に見えているという。 キャシディはブーツの中から何かのリングが見つかったという。 出勤したオリビアに、ロリンズはノアから聞いて昨夜何があったのかと問う。 オリビアはキャシディが泊まった事を認めた上で、事実を話すと、ロリンズはキャシディがオリビアを騙して利用しているという。 オリビアはキャシディは殺していないと信じていると言い、危険を承知でウェスト殺害事件をSVUが捜査することにしたと話す。 被害者サミーの母親ケイラは、昨夜は家族一緒だったと答える。 ケイラが大金の入った封筒を持っているのを見て尋ねると、裁判の前にドアの下に封筒があり、「証言するな」というメモが入っていたという。 もう一人の被害者の父親フェリックスは手に怪我をしていた。 暴行の前科があるが、昨夜は散歩していたという。 ストーンは、SVUがウェスト殺害の捜査をしていると知り、ルール違反だとオリビアを非難する。 オリビアはもっともらしい理由を挙げ、捜査を継続するべきだとストーンに訴える。 ストーンはホリデー刑事にこちらの状況を報告する条件で、裁判の資料を見せる約束をする。 ロリンズは合鍵を使ってオリビアの部屋に入り、キャシディになぜ隠れているのかと追求する。 このことが知られると、オリビアもロリンズも罪に問われる。 キャシディは逮捕したければすればよいと開き直るが、ロリンズはオリビアを裏切ることはできないと言い、オリビアを大切に思っているなら、自ら出頭すべきだと言う。 ホリデー刑事は、ウェスト医師の家の前を写した防犯カメラの映像に、キャシディが写っているのをストーンに告げる。 キャシディは血の着いた帽子を下水道に捨てており、殺人課はそれを回収した。 ストーンはオリビアとキャシディが付き合っていた事に触れ、キャシディがどこに姿を隠しているのかと問う。 その時、キャシディはSVUに出頭していた。 ストーンはオリビアが関わるのを禁じてホリデー刑事に尋問させるという。 オリビアがキャシディが自分の部屋にいたことを告白したため、ストーンは嘘をつかれたと激怒する。 最初から決めつけるホリデーの尋問にキャシディは組合の弁護士を要求する。 オリビアとの関係を追及するホリデーに、オリビアは私に直接言えと、割って入る。 ストーンはキャシディの逮捕を決めるが、フィンは誰もキャシディが犯人だとは思っていないという。 キャシディの衣服を調べた科学捜査班は、ウェスト以外の血液を検出した。 それは魚の血液で、凶器のキッチンナイフ由来のものか。 フィンは、サミーが釣り針を刺してウェストの治療を受けていた事を指摘する。 ということは釣り用のナイフがあるかもしれない。 ケイラは家にグランヴィルという男を入れ、交際していた。 サミーと兄のレジーを連れて、釣りに行くこともあるという。 グランヴィルの家を調べたところ、釣り道具の中からナイフがなくなっている事がわかった。 グランビルを逮捕したが、ケイラの家でオリビアはレジーがハンドスピナーを持っているのに気づく。 そのハンドスピナーは部品が欠けていた。 キャシディのブーツから見つかったリングと一致する。 ストーンはレジーの身柄を確保し、話を聞く。 レジーは自分もウェストの被害者だったと言い、サミーがウェストの餌食になるのを知っていても助けなかった事を後悔したという。 実はレジーもウェストの被害者で、一家の父親が家を出ていって悲しむ母親に、被害のことは言えなかったという。 告白するとゲイと疑われるのも怖かったため、ずっと黙っていたという。 しかし、裁判でウェストから口止めされ、サミーは別れた父親のところに行ってしまう。 自由の身となったウェストに、なんとかしなければと思って家に行ったという。 母親は何も知らなかったことに、ショックを受ける。 キャシディは釈放され、ストーンにレジーに寛大な扱いを求める。 レジーはウェストの影に一生怯えることになるだろう。 それは誰かと交際するたびに思い起こすことになり、自分にも子供の頃そういう経験があるという。 このことはオリビアには伝えていないが、SVUを去ったのはそのせいだ。 キャシディはオリビアに、ノアへの虐待容疑で悪いことをしたと謝る。 検事局に話したのは、オリビアとの交際についてで、その時にオリビアが捜査対象だったことは知らなかった。 まさか、ノアとオリビアを傷つけようとは微塵も思わなかった、それはわかってほしい。 なぜなら、オリビアは人生で最愛の存在だ。 自分との楽しい思い出まで葬り去らないで欲しい。 オリビアはもちろんよと言い、2人は別れのハグを交わす。 キャシディの最後の去り方がなんともまあ、かっこいいというか、格好をつけているというか。 さすがホレイショ弟。(笑) 過去の虐待経験は後付ぽい説明ですが、まあそれをオリビアに言わないのは、同情を買いたくないということかな。 でも、バーで暴れてオリビアがママのように迎えに来たり、困った時は夜中にかけこんで甘えるとか、こういうダメ男にオリビアも弱いのかも知れません。 なにせ長い付き合いの2人に、困った部下のロリンズに偉そうに言われたくないわとか、フィンが内輪の話、何もかも知っている風とか、美味しいところがいっぱいありましたね。 一番のツッコミは、まだキャシディの服が残っていたこと。 タッカーと付き合っていたときもそこにあった、ということでしょうか。 再度、愛の告白をしてキャシディはまた姿を消すのかな、でも彼が本命であることは変わりませんね。 うん、いつかまた顔を見せてくれることを期待します。 ストーンは初めての裁判から頭が痛いこと、この上ない。 ただ、他の検事補と違って、ノーネクタイ、シャツから覗くガタイの良さ。 同じガタイの良さでも、マイク・ドッズと違って、何だかだらしないのがストーンですね。 最後はキャシディと男と男の約束みたいになって、良かったと思います。 これからも野球の話が出るのかな。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る