2020/04/29(水)19:27
The Blacklist 6 #115 The Pawnbrokers (No. 146/147)
刑務所に入ろうとどこにいようと、レッドはレッド。
何だか刑務所ライフをエンジョイしているかのようなレッドを見るのは楽しいです。
レッドだったら「プリズン・ブレイク」の刑務所でどんな風になるだろうと、ちょっと考えてしまいました。(笑)
コルトン刑務所に入ったレッドに、囚人たちの注目が集まる。
すでにレッドの噂はみんなに伝わっており、レッドに恨みを持つものもいた。
メキシコシティで過去に因縁のあるバルドメロもそうで、この際決着をつけるつもりだという。
レッドは若いヴォンテをかばってバルドメロに殴られ、面会に来たリズを驚かせる。
リズは保護を求めるようにいうが、レッドはFBIと関わっているような印象を持たれたくないのでこのままでよいという。
それよりも、レッドは「質店」を営むオールマン夫妻を追及するようにいう。
この質店は犯罪者からワケありの品を受け入れて、返済できなければそれを質流れ品として高く売ることで、犯罪の幇助を行っているという。
FBIがボルティモアのオールマンの質店を監視していると、NSAの機密を扱う企業に勤めるハーデコフが店に現れた。
NSAの暗号開発部の責任者クェールは、ハーデコフが暗号解読のアルゴリズムを担当しており、中国情報部に何度もハッキングを受けていることから、どこで情報が漏れているのか、犯人を追っているという。
バーデコフのアルゴリズムが中国側に知られれば、暗号を変えられてこれまでの努力が水の泡になってしまう。
バーコフはNSAの機密を持ち出し、質店で金に替えた。
クーパーは一刻も早く取り戻さなければならないという。
バルドメロがレッドを襲う計画を立てているという噂があり、レッドは捕まえたネズミを使って外部への連絡を試みる。
ハーデコフの焼死体が発見され、FBIはハーデコフが売ろうとしたハードディスクの行き先を探る。
ハーデコフが死亡したとなると、質流れの期限もなくなり、オールマン夫妻は今すぐにも中国側にハードディスクを売るかもしれない。
クーパーは夫婦を逮捕すべきというクェールの意見に耳を貸さず、ハードディスクの行くへを探るのを優先するように命じる。
アラムは店内のカメラに侵入し、すでに中国の情報部員が交渉をしているのを掴む。
中国側がハードディスクの内容を知ってしまえば、今の暗号を変更してしまい、NSAが続けてきた情報漏れの捜査が無駄になる。
ナヴァービはモサドが買い取ることにして、中国側よりも高い値段をオファーする。
妻のデレインは取引のためナヴァービを連れて店を出る。
慌ててレスラーらが後を追い、クーパーはSWATの手配を行う。
しかし、取引が成立したかと思った時に、不審車が突入し銃撃を行う。
襲ったのは中国の情報部員たちで、ナヴァービが手に入れたハードディスクを奪ってしまう。
彼らはなぜ取引のことを知っていたのか。
情報部員が中国大使館に逃げ込む直前に、FBIが不審車に体当たりしてハードディスクを取り戻す。
アラムはハードディスクの内容を調べ、中国側へのリークをした犯人がクェール本人であることを確認する。
デレインは銃撃の際に命を落とし、夫のロッドは訳あり品が収納されている倉庫の場所を話す。
ネズミを用いたレッドの手紙はデンベの手に渡った。
レッドを襲うという運動の時間に、レッドは慌てることなくバルドメロは他人が行った現金輸送車襲撃を自分がやったと偽っているという。
なぜ知っているかというと、本当の犯人がその金をレッドのところに持ってきて借金を返そうとしたからだ。
レッドが断ったため、犯人はオールマンの質店にトラックごと質入れした。
犯罪者ロスを恐れるバルドメロは罪をかぶって、刑務所に逃げ込んだ。
レッドがバルドメロの冤罪を暴いて、バルドメロは釈放された。
バルドメロは程なく、ロスの手下に始末されてしまう。
ロスに釈放を連絡したのはデンベだった。
リズは質店をFBIに捜査させて、バルドメロの冤罪を晴らすなんてと、あきれる。
ジェニファーはコール医師の患者データから手がかりを掴んだという。
1991年10月3日にレッドが初めてコールの診察を受けており、その前後にやはり診察を受けた人物ジェラルド・クレッパーがいることがわかった。
彼ならレッドのことを覚えているかもしれない。
バルドメロを追い落としたレッドは、刑務所でも一目置かれることになった。ナヴァービはとっさの時に言葉が出ない症状が失語症ではないかと考え始める
ナヴァービはこのまま仕事を離れて引退する方向に向かうのか、あるいはレッドの知り合いの先生にかかって症状を治すのか、ということでしょうか。
レッドにお願いすれば、不可能はない。
やっぱり、レッドを大切に扱わなくちゃ、ということになりそうです。
刑務所の中は派閥や階級が一瞬にして変わるのですね。
元々、レッドの悪評は響き渡っていますし、あえてレッドに歯向かう人もないかも。
リズがレッドを心配するのは本心なのかどうか。
ただそういうふりをしているだけ?
レッドに復讐心丸出しのジェニファーと、レッドが心配なのというリズとの間に波風が立つかもしれないですね。
レスラーの言う通り、レッドは今やコルトン刑務所の帝王の座を手に入れましたね。
向かう所敵なし。地獄の沙汰も金次第。
サイドキックのヴォンテがなかなか良い味を出しています。