CSI :Miami Files Annex

2020/05/13(水)18:31

Homeland #92 Threnody(s)

HOMELAND(96)

ああ、ただただ、ああ。 タイトルは「哀歌」、「挽歌」で意味ありげに複数形になっている。 そして、ふつふつと怒りが湧き上がってきます。 ネタバレ注意 ハッカニの処刑が近づくうらで、タリバンはマックスを人質にしたと公表する。ヘイズ大統領はハッカニを殺せばアメリカ人の人質が殺されるので、時間をくれと頼む。グロムは24時間の猶予を同意するが、ライアンは人質救出の作戦は困難だという。DCではゼイベルがヘイズに、テロリストとは交渉すべきではないと説得を続ける。そもそも、マックス某とは何者なのか、それよりも毅然とした態度を国民に示すべきだ。ウェリントンはゼイベルが用意している大統領の演説原稿を見て、やってはいけないことだと反論する。ソールはハッカニを訪れ、ジャラールがマックスを人質に取ったため、処刑が引き伸ばされたと告げる。ハッカニはすべてソールに任せるというが、突如グロムはハッカニの処刑を決行する。ソールが止めるにも関わらず、ハッカニは銃殺されてしまう。その情報はマックスを拘束するジャラール一味にも伝えられ、キャリーが監視している中、マックスは射殺された。ジャラールはマックスを残して去っていった。キャリーはソールに電話し、特殊部隊を呼んで遺体の搬送をしてほしいと頼む。ソールはこれ以上、グロモフと同行するべきではないというが、キャリーはマックスを探すのを手伝ってくれたのはグロモフだけだったと反発する。タリバンでは、ハッカニの死をめぐり、後継者選びを始める。ハッカニの意を汲んで、和平の道を進もうという意見に対して、ジャラールは自分こそハッカニの遺志を継ぐ後継者で、2機のヘリを追撃して2人の大統領を殺したのは自分だと宣言する。ハッカニが処刑されたため、ヘイズは今後の展望を国民に示さなければならない。しかし、アメリカ軍をさらにパキスタンに派遣しようと考えるゼイベルと落とし所を探ろうとするウェリントンは対立する。ゼイベルはウェリントンやソールら「結社」を失脚させるために、何か情報はないかと手配する。マックスを回収するヘリはなかなか訪れず、キャリーはグロモフと時間を過ごす。マックスは私のために何でもしてくれた、ずっと、彼を利用してきたとキャリーは泣き崩れる。ウェリントンの意見で、ハッカニの死はアメリカにとって大勝利だという原稿を準備するが、ゼイベルにはジャラールがヘリを落としたという動画が届いた。これでは、アメリカは間違った人物を処刑したことになる。ゼイベルは元々準備していた原稿をヘイズに手渡し、これまでの政権がしてこなかったパラダイムシフトを強調する。ヘイズはパキスタン政府に大統領を殺害した犯人としてジャラールを引き渡すように要求し、それに答えなければ、アメリカが全軍を率いてジャラールを捕らえに行くと宣言する。ウェリントンは核保有国と敵対することになり、散々バカにされたパキスタンはかえってジャラールを引き渡さなくなるだろうという。ソールは自らマックスとキャリーを引き取りに行くが、マイクはキャリーがロシアに寝返った離反者として逮捕しろと命令していた。キャリーは唯一の望みとして、ソールにブラックボックスの件を告げ、一緒に追うことにする。しかし、兵士たちは拘束するため、キャリーに銃を向けた。やはり私の忠誠を疑うのかと叫ぶキャリーは、銃を構えると、グロモフの一行の元に向かってしまう。キャリーはこれまで言っていなかった情報がある、とグロモフに告げる。 今は懐かしい、エスティース、ブロディ、クィンなどキャリーとか変わった男たちが死んでいって、確かバージル(マックスのパパ?)死んだんじゃなかったかな。 キャリーの父親も実際に役者さんお亡くなりになって、そして第1話から出ていたマックスがこういう風に殺された、というのはもう、何とも言えません。 諜報活動をしていた人は表舞台では名前がでないけれど、勝手に危険なところに行って特殊部隊の救出を望むなんてありえない、と言われいるのが本当に腹立たしい。 ソールが何もしなかったわけではないけれど、何とかできたはずでしょ!あなたが殺したのよ!というキャリーの気持ちも理解できる。 感情的になっていたキャリーが何度目かのソールとの決別を選んで、グロモフと行動を共にすることにした。 どう見ても反逆者として逮捕される行動ですが、キャリーは誰と一緒かというのが大事なのではない。 誰が自分を信じて付いてきてくれるのか、というのが大事。 とはいえ、グロモフのニヤッとした顔はやはり信用できないなあ。 多分、ヘリ墜落とロシアは無関係だと思うけれど、ブラックボックスを見つけたとして、グロモフはどう動くのだろうか。 この情報をモスクワに持ち帰るのか、あるいはキャリーに付いていくのか。 ウェリントンとゼイベルの対立も興味深いですね。 政治や外交を知り尽くしたベテランのウェリントン、諜報活動の重鎮ソールたちのことを「結社」と呼ぶ野心たっぷりのゼイベル、リーダーが明確なビジョンを示せない中、国の舵取りはグラグラとさまよう。 タリバン内輪の情報が、サウジには流れているのにCIAでは確かめられない。 ジャラールの口からでまかせが、彼を英雄に押し上げてしまって、事態は混沌となる。 なるほどね~ 残り4話で、キャリーは世界を救うことができるのか。 いよいよ寂しくなってきましたね。

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