CSI :Miami Files Annex

2021/03/30(火)20:21

NCIS:ニューオーリンズ6 #139 Predators

NCIS: ニューオーリンズ(155)

シーズンフィナーレ。 もちろん、コロナウィルスのために本来はここで終わる予定ではなかったでしょう。 中途半端感は否めませんが、私としてはゲストのトム・レンクで大盛りあがりでした。 年をとっても役柄は変わらないな。 湿地帯でダニエル・スローン大尉の遺体が発見された。 スローン大尉は微生物学者で、感染症の診断や予防の仕事をしている。 全身に動物によるものと思われる傷があり、上流の方から流されてきたようだ。 職場の同僚によると、大尉は湿地帯に出没する伝説の「ルーガルー」という生き物を確認するために、現場に向かったという。 2週間前にルーガルーに関する大量の写真がアップされ、それを見た大尉は検証結果を配信する予定だった。 セバスチャンはルーガルと聞いて、関心をよせる。 ウィンチェスターからヴァンクリーフの過去7年間の資料を受け取り、分析したところ、上級の現場女性捜査官に対してヴァンクリーフが厳しい処分をしていたという傾向が見られた。 男性捜査官と比べるといかにもおかしい。 コーリーはカーターが口にした、パールハーバー支局の女性捜査官について話が聞きたいという。 エミリー・ランダウ捜査官はすでに辞職しており、カーターは慎重に連絡を取ると約束する。 検死で、大尉の死因は首を絞められた後の溺死とわかる。 傷口に動物の毛が付いていたことから、死後に襲われ、水中に引き込まれたのだろう。 ローレルの結婚式の準備で、元妻のリンダがニューオーリンズに戻ってきた。 久しぶりにプライドと顔を合わせ、始めは和やかだったものの、リンダは別れる前のプライドがまるで使命でもあるかのように、人を救おうとしていたと批難する。 仕事以外は目もくれず、妻は置いてけぼり、戻ってきた時もリンダのためではなく、ローレルにとって良き父親として振る舞っていたという。 元妻との会話は平行線だ。 ネット上のルーガルーの情報は、湿地の怪物ツアーの主催者が客寄せのためにでっち上げたことがわかる。 実は大尉の遺体を発見したのもこの主催者で、大尉はネットの記事の撮影場所を訪ねに来たという。 コーリーはヴァージニアにいるエミリーと連絡を取る。 エミリーは基地のネットワークがハッキングされた事件を捜査していて、立件まで至らなかったことをヴァンクリーフから責められ、降格される前に辞職したという。 今はセキュリティ関連の民間企業に勤めているが、ヴァンクリーフの女性差別を訴えることで、国防総省の許認可を受ける仕事を失いたくないという。 ヴァンクリーフは権力をもっており、彼を告発することは今の仕事を失うことにもなりかねない。 しかしエミリーはマヤ・コールドウェルという女性がヴァンクリーフ絡みで死亡していることを打ち明ける。 プライドは海軍航空基地を訪れていたヴァンクリーフに呼び出される。 議会の承認を待つヴァンクリーフは、コーリーが自分の周辺を嗅ぎ回っていることをすでに知っており、プライドに彼女を何とかしろ、と命令する。 各NCISには、ヴァンクリーフの目となり耳となる存在がいるらしい。 プライドは初めてコーリーが独自に動いていることを知り、説明を求める。 7年前のバーレンの海軍基地への攻撃で、コーリーはテロ対策担当として現地に派遣された。 ヴァンクリーフはその時の監督者で、現地人の協力者の利用に関してコーリーと対立していたという。 コーリーの協力者のおかげで、アルジェリアのISIS支部を倒すことができたのだが、その翌日、協力者の顔写真がマスコミ流れ、その協力者は妻子の目の前で殺されてしまった。 ヴァンクリーフは情報がコーリーから漏れたとして、責任を取らせた。 原因を追及する捜査も却下されたという。 しかしカーターの言葉で、そのような経験をしたのは自分だけではないと知った。 プライドもコーリーの活動に加わることにする。 エミリーが言及したマヤはヴァンクリーフとクアラルンプール時代に一緒だったようだが、10年前でファイルは手に入らない。 しかも、機密扱いとなっていて、マヤは任務の1年後に事故で死亡していた。 コーリーはマヤの妹に会うため、アトランタに向かう。 スローン大尉の車が発見現場から上流地点で見つかった。 もう一台の車がいたことがわかり、大尉の車から見つかった携帯には、交際を始めたばかりのステイシーとのやり取りがあった。 ステイシーの自宅を訪れると荒らされており、本人は何者かに拉致されたようだという。 パットンは大尉とステイシーの名前を闇ネットの妄想を書き込むサイトで見つける。 そこでは、スローンを殺してステイシーと結ばれるという身勝手な願望が描かれていて、犯人は実行に移したところ、ステイシーには拒絶されたと見られる。 書き込んだ人物はIPアドレスから、大尉の職場の同僚ケヴィン・マッケイブと判明した。 マヤの妹は、姉からヴァンクリーフの名前を何度も聞いていたと話す。 NCISでの仕事内容はわからないが、ヴァンクリーフになにかされたことが辞職の理由で、優秀だったにも関わらず、セキュリティの業界での再就職はヴァンクリーフに妨害されたという。 帰国後マヤは落ち込むようになり、事故で死亡したが、ヴァンクリーフのせいで死んだようなものだ。 ケヴィンの自宅に向かったグレゴリオとセバスチャンは、監禁されナイフを当てられたステイシーを発見、グレゴリオがケヴィンに語りかけて油断させ、ステイシーを救い出した。 ニューオーリンズにコーリーが戻ると、カーターはコーリー本人のファイルを調べて、アルジェリアで協力者の写真をマスコミに漏らした張本人はヴァンクリーフだったと明かす。 写真のデータをパットンが調べてわかったと言い、ヴァンクリーフは携帯をハッキングされ、機密保護違反を隠蔽してコーリーに責任をなすりつけたのだった。 プライドとコーリーはヴァンクリーフに対面し、公聴会でコーリーが証言することになったと告げる。 アルジェリアでの隠蔽や、ヴァンクリーフの女性への偏見を証明し、戦う覚悟はできている。 「これはお前の責任だぞ」と捨て台詞を言うヴァンクリーフだったが、プライドが局長と話して、ヴァンクリーフが辞表を出し受理されたことがわかる。 プライドは捜査官たちの努力の成果だとねぎらう。 プライドはリンダに、昨今の出来事により、過去の父と母、レッドの関係がプライドに人を救おうと駆り立てたことがわかったと話す。 リンダを顧みなかったのも事実で、リンダからも救いを求めることもなかった。 自分ではベストを尽くしたつもりでいたが、十分ではなかったという。 プライドは謝罪し、2人は和解する。 帰宅したコーリーをヴァンクリーフが待ち構えていた。 コーリーらは勝ったつもりだろうが、長年はしごを登るために働いてきた自分は揺るぎない。 コーリーはただ去るように言う。 今となると、元奥さんのリンダはリタと似ていますね。 バクラさんの好みか? いつの間にかいなくなったのは、ペイジさんが「The 100」に出演したからでしょうね。 そっちシリーズが終了して、元妻再登場、それもローレルの結婚式という良いタイミングとなりました。 本当なら、最終話は結婚式になるはずだったのかしら。 今回、レッドの記憶が元妻との和解に繋がって、上手く収まったなと思いました。 コーリーとヴァンクリーフの対決はまだまだ尾を引きそうですね。 長年、権力を手に入れて高みの登るために生きてきたヴァンクリーフが、そうかんたんに諦めるはずはない。 シンパというか、脅して言うことを聞かせている存在もかなりいるようですし、背後にはもっと大きな存在もあるかも。 どういう決着を迎えるのか、来シーズンが楽しみです。 カーターはほどほどに善い人として参加するようになりましたね。 打ち解けるにはまだ遠そうですが、こちらも来シーズンの変化を期待。 ヴァンクリーフとの戦いの隠し兵器となると良いのですが。 さて、ゲストのトム・レンクは「バフィ・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」のアンドリュー役で、オタクキャラで言ってみれば、セバスチャンの先輩みたいなものですね。 「スター・トレックでデータ少佐が何度も何度も繰り返すエピソード」だとか、もっとセバスチャンと絡ませたかったです。 情けなさは変わらず、でも別人のように年を取った印象でした。 そもそもルーガルーは狼男だから、正にバフィの世界でしたね。 ニューオーリンズ(ルイジアナ州)には、伝説や様々な文化の影響を受けた風習だとか、興味深いことが多いです。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る