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CSI :Miami Files Annex

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July 29, 2021
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カテゴリ:The Blacklist
内容としては何も起きなかった、filler episodeですが、デンベが主役だったのかな。
ゲストのラバーン・コックスが目玉だったのかも知れません。
でも、ブラックリスターとしては平板な印象でした。




レッドはタウンゼントの資金洗浄を担当しているディクソンから、タウンゼントの居場所を聞き出そうとする。
ディクソンは「ファラリスの雄牛」と呼ばれる拷問者、レイケン・ペロリスをタウンゼントがアメリカに呼び寄せたという。
ペリロスはその残酷さで知られており、タウンゼントが雇ったならば、リズも関わっているだろう。
ペリロスの拷問を生き延びたアインホーンという男性がいることがわかり、レスラーらが話を聞く。
逆らうとこうなるという見せしめのために生き延びさせられたというアインホーンは、傷つけられしゃべることはできず、協力すればまた彼女が現れると伝える。
レッドの部下が爆弾で襲われた件で、ルディガーが鑑識作業を任された。
ルディガーは指紋を検出したという。
レッドとデンベがルディガーの作業場を訪れている時に、白いバンに乗った武装した男たちが攻撃してきた。
デンベはレッドを逃し、敵に捕まってしまう。

レッドはクーパーに助けを求めるが、ルディガーのところにいたのを知られたのはディクソンがタウンゼントに漏らしたからだと気づく。
再びディクソンを訪れたレッドは、タウンゼントに連絡するようにメッセージを送る。
デンベはペリロスの拷問を受け、タウンゼントからサコースキーアーカイブのことを話せと迫られる。
デンベはレッドを守ると答える。
タウンゼントから電話があり、レッドはデンベと自分を交換しろと申し出る。
タウンゼントの要求はサコースキーアーカイブの引き渡しだが、レッドは自分が殺されれば部下たちが蜂起し戦争になると答える。
デンベはクラゲの毒を打たれ「異端者のフォーク」に苦しみながら、それでも口を割らない。
ペリロスは、白人は黒人が痛みに鈍感だと思っているようだが、「レッドはあなたの心の痛みがわかるかしら」と問う。

レッドはタウンゼントの指示で身柄を確保される。
そのころ、デンベは拘束具を壊してペリロスに反撃し脱出する。
FBIがデンベの拘束されていた場所に踏み込んだ時には、もぬけの殻だった。
デンベはFBIと情報を共有し、自分の身代わりとなったレッドの捜索を始める。
イルカンジクラゲを扱う業者から、顧客としてペリロスの情報が浮かび上がる。
レッドにはリンパ球性脈絡髄膜炎のウィルスが注射され、レッドは足先から次第に体の麻痺が始まる。
最後は呼吸が止まるだろう。
レッドは画面の背後にリズの存在を信じ、一線を越えてはならないと訴える。

デンベとクーパーは捜査資料を見直すが、デンベは燃焼促進剤のシクロヘキサンが白いバンの処分に使われていたのを見て、ルディガーが噛んでいることに気づく。
ルディガーはタウンゼントに脅されて誘拐犯のバンを燃やしたことを認め、レッドの居場所を吐く。
FBIに応援を求めたデンベだったが、SWATの派遣は間に合わず、デンベは一人で倉庫に突入する。
解毒剤を手に入れたデンベはレッドを助けて、ペリロスを拘束すると毒を注射し、タウンゼントと接触する方法を聞き出そうとする。
しかしペリロスから確たる情報は得られなかった。
レッドは自分の医療チームの手当を受け、デンベに「私は君の痛みを分かっているだろうか」と問う。
デンベはいつもではない、と答える。
クーパーはデンベには良い刑事の才能があると指摘し、いつかはレッドが崖っぷちから足を踏み外す日がくるので、その時に備えろという。
デンベが拘束したはずのルディガーの姿が消え、タウンゼントの屋敷に連れ去られた。
リズからはルディガーを殺すなと言われているという。



おどろおどろしい拷問の紹介がありましたが、結局デンベとレッドに使ったのは毒?
簡単に反撃されるところなど、あまり怖さを感じないブラックリスターでしたね。
部下や護衛がいないと、力仕事はできないし、侵入を許してしまうのにお一人?
髪型とかNCISのケイシーに似ているなあと思いながら見ていました。
まあ、今回はレッドとデンベの友情が真正面から問われたわけですが、盤石と思われた関係に若干のズレがあると言いたかったのか。
デンベはレッドの良心という存在なので、時々レッドに意見したり反対意見を言うことがあるわけですが、クーパーはそこを察して、デンベにこちら側に留まれという。
レッドと共に奈落の底に落ちるべきではないだろう。
デンベもそこは理解しているので、心の痛みという意味でレッドは完全には理解できていないのではないか、ということでしょうか。
クーパーの腹黒さも感じます。
リズはとっくにルビコン川を渡っていると思います。
タウンゼントをコントロールしているように見えてしまう、大したものです。
次第に意識を失っていくレッド、お顔のアップなど、レッドを愛でる回でもありました。(笑)
補足
あまり書くことがないので、BGMについて。
終盤流れていたクラシック曲はドヴォルザークの「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」ですね。
「スターバト・マーテル」にはたくさんの楽曲があるのですが、このドヴォルザークの作品は個人的にいつかは歌ってみたいと思っている名曲で、なぜこのエピソードに使ったのかはわかりませんが、レッドの贖罪というテーマがあるのかなあ、などと思いました。





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Last updated  July 29, 2021 09:44:20 PM
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