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うーん、持って回ったような展開だなあ。
とはいえ、アクションもあり緊迫したエピソードでした。 前話の続き。 カレン宛に送られてきた指はCIAが照合を中止しろと警告してきたところを見ると、ジョエル本人のものだと考えられる。 アルカディとは今の所連絡が取れない。 カールソンはアナを尋問し、マキシムとの協力についてしつこく聞く。 アナはカティアの目的は刑務所で行ったアナの潜入捜査の復讐であり、カティアはアルカディの存在やカレンとの関係を知っているという。 始めは明かさなかったが、カティアが戻ってきたという情報の出どころについては、ジョエルからだったと答える。 カティアの亡命に関してはCIAが関与し、ジョエルはアナに相談した。 しかしCIAを欺いて、ロシアのスパイと手を組んだことについては、愛する人達を守るためだったという。 誰もカティアをコントロールできず、信じることはできない、そのことをよく知っているという。 アルカディの自宅に向かったNCISチームは、何者かが侵入し、ボディガードを殺しているのを見つける。 アルカディはパニックルームの中に隠れていた。 連絡が取れないのは電波を妨害していたからだった。 カティアは慌てて逃げたようだが、アナは誰かが情報を漏らしたのではないかという。 ロシアはアメリカ側に手渡すくらいなら殺すと考えているようだが、いずれにせよ、カティアが殺されるとジョエルの命が危険になる。 カティアはCIAに確かな情報を提供し、自分に価値があることを信じさせた。 カールソンがカレンをロシアのスパイではないかと尋問したとき、実証済みだと言った情報はカティア経由だったのか。 アナを追う前にカールソンを利用して、カレンを厄介払いしたかったのだろう。 アルカディはマスクを付けた女にやられたと証言するが、昨夜の犯行を一人で全部やれたと思えず、共犯者がいたのではないか。 アルカディはアナに会わせろと要求するが、NCISはアルカディをセーフハウスで保護することにする。 サムとカレンの追及に、カールソンはカティアに騙されたことを認め、ジョエルはカレンがロシアのスパイの疑いを持たれていることに関して、かばっていたという。 ジョエル救出に関して、ネルは海軍長官の力を借りるというが、おそらくロシア側は何も認めないだろう。 サムはカールソンに裏のルートを使えという。 カティアには協力者がいるはずだ。 サムとカールソンは昏睡状態から覚醒したゴロンチャフ大尉から話を聞くことにする。 カティアから送りつけられた携帯電話が鳴り、カレンに人質交換の場所と時間を告げた。 NCISはジョエルの生存確認を求める。 自分が代わりになるというカレンの申し出にも、カティアはアナが欲しいという。 1時間後にアナが来なければジョエルは死ぬ、カレンはアナとレクリエーション公園に向かう。 アナはカレンにどう思われるか心配で全てを話せなかったと言いかけるが、カレンは止める。 NCISが監視する中、アナが約束のパビリオンの前に向かうと、一台のバンが止まった。 アナが近づくと、中から爆弾ベストを身につけたジョエルが突き出された。 アナは逃げろと言って抵抗するが、マスクをかぶった女はジョエルの足を撃つと、強引にジョエルを降ろし、アナはバンに乗り込んだ。 NCISチームが猛スピードで逃げるバンを追う一方、サムは人のいない場所に移動するジョエルを確保し、傷を手当して爆弾を解除しようとする。 ヘリを動員し、逃げたバンを追ったカレンだったが、追い詰めたバンから降りてきたのは何も知らない運転手で、アナとマスクの女はモールの裏で降りたという。 バンはカレンたちの目の前で爆発する。 サムは何とかベストの爆弾を解除しようと試みるが、タイマーのスイッチが入った。 ジョエルはサムにすぐにここを離れるようにいうが、サムは諦めない。 厳しい状況でサムはジョエルの肩を脱臼させてベストを脱がせ、間一髪で爆発から逃れる。 モールに逃げたというカティアとアナについてその後、全く手がかりを失ってしまった。 防犯カメラも30分前からスイッチを切られていたという。 ジョエルは最初の傷で出血し、感染していることなどから膝から下を失うことになった。 全ての捜査機関をあげてカティアを追っているが、ネルはアナの命が危険になったことを責任を感じる。 みんなでアナを守ると約束したにも関わらず、カレンはアルカディにアナが連れ去られたことをまだ伝えてはいない。 アナはコンテナの中で目を覚ます。 2人組の女がカティアは今保険をかけているのでここにいないという。 Red Roverというのは子供の遊び(花いちもんめみたいだけれども、ルールはちょっと違う)らしいです。 「アナが欲しい」「ジョエルが欲しい」という意味だったのかなあ。 ジョエルのスパイとして自己犠牲的な姿勢には驚きました、という見直しました。 真の諜報員というか、兵士だなあ。 あれほど痛めつけられても人的被害を少なくしようと最後まで行動する。 決して見捨てないサムも立派でしたけど。 そういえば、ジョエルはサムの娘の先生だったですね。 カレンのお相手としてミシェルが紹介したんだっけ。 その時のキャムランは士官学校に入学したという、過去を振り返る憎いセリフを織り交ぜて、シールズのサムが爆弾を解除しようとするシーンはなかなかの見ものでした。 たまたま先日BSでやっていた「ハートロッカー」という映画を見たばかりでしたので、感情移入しやすかったです、 カティアはなぜ顔を出さないのか、もしかすると前回演じた役者さんの都合なのかなと思いましたが、えらく用心深いですね。 手下としてアナと同じアカデミーにいたという女たちを雇い、こちらの情報も抜かりなく手に入れいているようです。 アナにはまだカレンの知らない部分がある、これは気になりますね。 作戦失敗の責任を負うネルにケンジーからの慰めなどは通用しない、仲間同士の会話ではないのです。 歴然とした立場の違いがあり(でも、ma'amとは言わないで)、これはネルはやりたくない仕事だった。 ヘティにまんまと押し付けられてしまった、いかにも、ヘティらしいやり口だ。 やはり今シーズンにネルが去るんだなあと思いました。 ケンジーの頭の中には、未だにケスラーがいて緊張が続いている。 ディークスが子作りは一旦休みにして、まずはケスラーを捕まえないかという提案にケンジーは肩の荷が下りたでしょうね。 まあ、恩赦を受けたケスラーを刑務所に入れるためにはなにか手が必要でしょうが、そちらもまたストーリーを作ってくれるのでしょう、まだ話は続きます。 サイコパス的なカティアとアナがどうなるのか、早く結末を知りたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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