CSI :Miami Files Annex

2022/01/17(月)21:08

Law & Order:S.V.U. 1 #7-#9

Law&Order:性犯罪特捜班 S1(14)

#7 Uncivilized 8歳のライアンが遊び場の木陰に埋められているのが見つかった。 首を絞められスボンを履いていなかったため、さっそく地元で登録されている性犯罪者を当たる。 聞き込みの中で、気になる男が自転車で遊び場をうろついているという証言があった。 タービットは1年前から近くに住み、通勤のために自転車で遊び場近くを通るという。 犯行時間にはバーで酒を飲み、客とカードをしていたというが、タービットは男児への性虐待で逮捕され仮釈放された身分であることがわかる。 タービットの仮釈放を決めた委員によると、罪を償い再犯の恐れはないというが、その事実を知った住民たちは大騒ぎとなる。 バーのオーナーは、酒を飲んでいたというタービットのアリバイには疑いがあり、被害者の首に残る絞痕がタービットの自転車を固定するチェーンと一致するのではないかという。 前回の被害者と手口が似ていることから逮捕に踏み切るものの、その後のアリバイも証拠も彼が犯人ではないことを示していた。 無実なら当然釈放になるのだが、州司法局から釈放するなと横やりが入った。 新しい法律を作り、再犯の恐れがある性犯罪者を死ぬまで病院で拘束するという、民事拘束をしたいというのだ。 タービットを再鑑定した専門家は、コミュニティから性犯罪を防ぐ方法は民事拘束しかないという言い分で、今回のタービットのケースは分類すら難しいという。 でも、ライアンを殺した犯人はまだ見つかっていない。 これもCSIシリーズなどでよく見かけた性犯罪者の社会復帰などに関するエピソードですね。 地域に住む性犯罪者はネット上でその氏名や住所、犯罪内容などが詳細に公開され、住民たちから激しい反発を受けることになるというもの。 一旦罪を償った人物を再度囲い込むというのは憲法違反になるではないかと、Law & Orderらしい議論がありました。 ステイプラーは今度は幼い長男ディッキーのことが心配でたまらない。 警官ということで、ステイプラーは小学校で子どもたちに自分の身を守るための授業をすることになった。 「パパが痛いことをしたときはどうするの?」は伏線なのかな。 そのステイプラーとキャシディが並んで歩いていると、まるで「オズ」なのですが、結局ディーン・ウィンターズは「オズ」の方に残り、クリス・メローニはSVUに進んだということのようです。 子供が被害にあうなど、SVUの仕事はタフすぎるという、キャシディは心優しいお兄さんでした。 #8 Stalked 熱意ある検事補がセントラルパークの散歩道脇で惨殺されていた。 市長は最優先で捜査を進めるように命じ、マンチは過去にあった「レイバーデイのレイピスト」を真似したのではないかという。 犯人は被害者をレイプした後石で殴り、四つん這いにして許しを請わせ、銃で頭を撃ち抜いた。 目撃者がいたものの、犯罪者ファイルを見せると記憶が曖昧で結果的に3人が似ているという。 それぞれを調べていくと、デートレイプで元カノから訴えられたホワイトが疑わしい。 被害者はホワイトを起訴したが、ホワイトにはアリバイがあった。 ホワイトを訴えたルイーズは彼は二面性のある男だという。 花を贈るなど優しい面もあるが、ストーカー的な行動をしたり女性をコントロールするような執念深さがある。 クレイゲンはオリビアにホワイトの聴取を任せるが、ホワイトはオリビアに関心を持ち始める… このエピソードくらいから、オリビアがステイプラーよりも全面に立って被害者に向き合うようになりますね。 女性ならではの心理分析もオリビアの言葉がものを言います。 さらに強気な面も見せ、ホワイトにターゲットにされているのでチームの男たちからprotectiveな態度を示されると、「大丈夫」と突っぱねる。 SVUの女性はオリビアだけではないですが、こういう成り行きは予定通りでしょうね。 身内を心配している間に第2の被害者を許してしまい、市長の号令はどこへ行ってしまったか。 何とか身柄を拘束したものの、ずる賢い犯人は死刑を逃れるためにナイフで殺したと供述する。 犯人ののぞみはオリビアの頭の中に記憶を残すことで、ステイプラーにも家族を狙うと脅して、そこで終わり。 「続きはどうなった?」といういつものエンディングでした。 恐怖に怯えるオリビアが見せたかったのか。 犯人はとりあえず刑務所には入ったのでしょうが、仮釈放で出てくる可能性もありそうですね。 #9 Stocks & Bondage デリバティブトレーダーの女性が室内で首を吊っているのが見つかる。 SVUが到着すると検視官らは遺体に触れており、女性の全身にピアスが施され、やけどの痕が見られた。 オリビアは自殺と決めるには不審な点があると考える。 レイラの母親によると、1週間前に会った時は特に変わったことはなかったというが、娘は高校時代から体にピアスをしていたという。 仕事先では10億の金を動かすやり手で、人間関係は良かったらしい。 検死を行ったロジャースは、体の傷は自分でつけたものだろうと判断するが、着せてあったロープは誰かが後から着せたのだろうという。 レイラの母親は娘の部屋を訪ねて行くと、レイラがSMボンデージのような衣装をつけて吊られていて、ショックでその服を脱がせてローブを着せたと認める。 ゴミ箱から回収した衣装からは男女の体液が採取され、驚いたことにムチの中から大量のダイヤモンドが出てきた。 レイラの会社の財務部長は、社長のマーティンに脅されて危険なセックスをさせられたという。 すぐにマーティンの会社の捜索を行うが、マーティンは姿を消し会社はFBIも捜査対象にしていたことがわかる。 違法すれすれの取引を行い、テキサス州の債務局からも調査のために職員が派遣されていた。 やがて、ダイヤを売りたいという女が現れ、マンチがダイヤ商人を装って女に会う… マンチはユダヤ系なのですね、そして、一緒にいるキャシディは用心棒にしか見えない。(笑) 保険会社などから大金を集めて投資を行い、この世のパワーを握って人生を謳歌している男にはSM趣味があった。 単なる趣味ならともかく、出身のテキサスでは未成年のころから、有色人種の少女を虐待して楽しんでいたという。 容疑者と被害者はまあまあ納得の関係だったようで、そこに意外な真犯人が浮かび上がります。 そこでやっと出番のジェフリーズが取調室に入り啖呵を切って、終わり。 NYの金融市場でブイブイ言わせている人たちが、どういう生い立ちや価値観を持っているのか、というのを描きたかったのかなと思いました。

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