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タイトルどおり、別世界のエピソードですが私は終始ご機嫌でした。
もっとも、ケンジーとディークスの現実には胸に迫るものがありましたけど。 残り2話ですが、ヘティは何処? 海軍情報局のスーザン・ソーレンセン少佐がホテルの部屋で殺された。 椅子に縛り付けられ、首を切られて失血死している。 NCISが捜査に出向くと、所属不明の一団が現場を仕切っており、現場の部屋には復帰したジョエルがいた。 ソーレンセンの遺体はすでに運び出しており、ジョエルはCIAの監督のもとにNCISと共同捜査するという。 ソーレンセンは優秀な工作員だったが、昨夜は男性と一緒で、監視カメラの画像などは消されているなど、犯人はプロと見られる。 被害者の指が焼かれるなど拷問を受けた痕跡があった。 なぜかCIAがこの件に関心を示しており、情報はCIAが収集、管理、分析するということでジョエルの要請でカレンらのチームが担当することになったという。 NCISの本部にケスラーからケンジー宛の絵葉書が届いた。 サンタモニカ埠頭にいると言いたいようだが、これは脅しなのか。 恩赦で自由の身となったケスラーなので逮捕はできないが、とりあえず居場所を探すことにする。 ケンジーは妊活とケスラーの存在で精神的に追い込まれており、ディークスは専門家の助けを求めるように勧める。 昨夜ホテルのバーで男性と飲んでいたソーレンセンについて、バーテンダーから事情を聞く。 なぜか彼女の方が酒を買って席まで運んでいたとことで、相手の男については似顔絵に協力してもらうことにする。 ジョエルによると、CIAの元同僚のブラッドベリが半年前に殺されており、ソーレンセンと同じ手口だったという。 サンディエゴからソーレンセンの上司ベア大佐が到着し、話を聞く。 ソーレンセンは多くの機密にふれる立場で、専門はサイバー攻撃だった。 省庁間での特捜班のプロジェクトにも参加しており、ベア大佐自身も彼女の任務内容を詳しく把握していないという。 プライベートでは3ヶ月前に男性との出会いがあったらしく、相手は国防情報局のアナリストだと名乗っていたが、ソーレンセンはCIAの工作員ではないかと思ったらしい。 ソーレンセンとブラッドベリの接点を探ったところ、2年前に2人が一緒に出国し、ウクライナのオデッサに向かったことがわかった。 その後、2人はポーランドのNATO基地から帰国している。 彼らはロシアで秘密の任務があったのか。 キルブライド大将が特捜班の情報についてコネを使って探ってみるという。 カレンはジョエルが早すぎる現場復帰をはたしたことに、懸念を示す。 ジョエルは同僚を殺された復讐心が動機となると答える。 ソーレンセンとブラッドベリの任務にはCIAのウィンターズとアードネスという元局員が関わっていたことがわかる。 2人は引退していて、現在音信不通だ。 サムとラウンドトゥリーがウィンターズの自宅に向かうと、ウィンターズは車の中で死んでいた。 その指はやはり焼かれており、車にC4火薬が仕込まれていた。 サムらは間一髪逃げて命拾いをする。 おそらく、2人が車に近づいたのを見てリモートで起爆したと考えられ、ソーレンセンを殺した犯人は複数いると見られる。 ジョエルと情報を共有していることが漏れたのか、カレンはジョエルに情報の提供を中断するようにいう。 ウィンターズの家近くで目撃された人物は、ソーレンセンが一夜を過ごした男と似ていて、国防情報局の中で該当する人物を探すと、オルモスという男が浮かび上がる。 今の所アードネスの居場所は不明だが、同じ特捜班に所属していた4人をオルモスが追っているように見える。 オルモスはロシアから送り込まれた殺し屋なのか? ジョエルは特捜班の任務を開示し、彼らのターゲットがロシア対外情報庁(SVR)のジルコフとわかる。 ジルコフはアメリカへのサイバー攻撃の担当で、亡命を望んでいたがポーランドの秘密基地で死亡が確認されたという。 その死に方が、指を焼くなど拷問されソーレンセンらと同じだ。 ジルコフはSVRナンバー2のキリレンコの愛人の子供で、キリレンコが息子を殺された復讐のためにオルモスを送り込み、同じ手口で残忍に殺しているのか。 アードネスの所在が判明し、彼が所有する土地にチームがヘリで向かう。 キルブライド大将はアードネスを死なせず、オルモスを捕らえろと命じる。 ところが、アードネスはカレンに驚くべき話をする。 ジルコフは死んでおらず、安全な場所に逃がすために死を偽装したというのだ。 しかし、すでに3人の工作員が殺されている。 アードネスのトレーラーハウスに、3台のSUVが接近し、オルモスが降りた。 オルモスはカレンを名指しし、ベア大佐と一緒で、彼もベアもCIAだという。 ジョエルがCIA長官に確認したところ、事実だと確認された。 実は殺された3人の工作員らも、オルモスによって殺されたように見せかけており、オルモスはロシアSVRに潜入している二重スパイだという。 キリレンコが息子の死で工作員たちに賞金をかけたため、CIAはソーレンセンらの死を偽装してNCISに捜査させた。 これらは全てオルモスがキリレンコを信頼させ任務を全うするためで、カレンはジョエルに知っていたのかと問う。 ジョエルは知らなかったと答える。 したがってアードネスの死もこれから偽装し、NCISがその捜査を行って報告書を提出してほしいという。 NCISは撤収する。 カレンはジョエルが最初から成り行きを知っていて、自分たちを利用したことをつかむ。 今回のジョエルを見て、カレンはカティアやSVRなどへの復讐心に取り憑かれているのは良くないという。 しかし、ジョエルは夫、子供、片脚を失った自分に残っているのは血の味わいだけだと言い捨てる。 CIAのやることと言えば、事実を都合よく作り変えることで、そのためにNCISに嘘の片棒を担がせることなど、なんとも思っていない。 死を偽装された人たちは、別のIDを手に入れて別人として生きるのでしょうか、それも困るな。 ジョエルが作戦について知らなかったはずはなく、NCISを使うことはジョエルの判断だったでしょうね。 ジョエルを心配して「大切に思って」いるカレンはまんまと騙されたわけですが、腹をたてることはなく、余計なお世話な会話がおいしかったです。 心配して電話をかけたのに、わざと出なかった、アナを妬かせたくなかったから、彼女も気にしていたよ、彼女は良い人ね、アナを手放さないでね、何で俺とアナの話になるんだ… ジョエルのキャラクターが大きく変わったことでより魅力的となり、今後もカレンと絡んでくれるだろうと期待します。 ちなみに、元CIAのカレンに対して、純粋海軍のサムは「やってられるか!」とストレートな対応でした。 怒って当然です。 ヘティだったらこういう時に対応してくれるのに、というのに対して、キルブライド大将は本格的にリーダーシップを発揮するのかな、と思いました。 ただのうるさいおじさん、おじいさん?だけではもったいない、仕事をしてもらいましょう。 ケンジーは本当に随分追い込まれている感じで、痛々しいですね。 先週は妊活は自然に任せるということだったので、もしかするとエピソードを入れ替えた方が良かったのかもしれません。 夫婦の間の問題はさておいて、ケスラーがいつになっても出てこないので、ケンジーの悪夢も終わりそうにないですね。 来シーズンに決着するのかな、逮捕できる理由を見つけなければなりませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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