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カテゴリ:FBI:特別捜査班
アルバニア、アルメニア、似たような名前で混乱します。
地理や歴史を確かめなくては。 今回はLaw & Order色が強く感じられました。 というのも、ハードディスクに録画してある本家Law & Orderの最終回で見直して、ルポ刑事とルビローサ検事補がそのまま横滑りでFBIに来ただけじゃないの、という風に見えてしまって。(笑) ところで最近は脇役として光るイアンとトレバーの存在感が気になっています。 連邦所有の敷地で男性の他殺体が発見される。 現場に凶器のハンマーが落ちており、強盗ではなさそうだ。 被害者は投資銀行で合併や買収を担当していたブラッド・ヒューズで、妻との泥沼の離婚劇を繰り広げている中、交際して3ヶ月の恋人エレナがいた。 妻のリディアはリフォーム業者のキャム・バックリーとの不倫の末、現在は同居し、親権や巨額の離婚手当などを要求しているという。 キャムには前歴があり、ブラッドに「お前を殺す」という脅しのメールを送っていた。 リディアから話を聞くが、昨夜のキャムのアリバイがない。 ちょうど帰宅したキャムがFBIの姿を見て逃亡したので追跡し逮捕する。 昨夜は殺害現場近くの元カノの家にいたことが確認された。 リディアとは住む世界が別だと感じ、時折自分と同じ世界人間と会いたくなるのだという。 ブラッドに証券取引委員会との着信履歴があり、法執行部門の責任者に話を聞く。 ブラッドは担当した合併の案件で、違法取引に気づき当事者情報について会って話したいと告げていた。 ということは、口封じで殺されたのか。 押収したブラッドのPCには、ウィルスが仕込まれており、インサイダー情報について抜き出して外部に送信するようになっていた。 ブラッドが扱ったペルズ社について、合併の発表前に2000万ドルで購入し、翌日に3400万ドルで売却した人物がいるという。 スコラはウォール街の古巣の職場で取引を命じた人物の名を聞き出す。 ダミー会社のLIG社がヒューストンの銀行に送金している。 しかし、その背後にはまたダミー会社をいくつも介して金はネービス島の隠し口座へと動いていた。 そのPCにウィルスを仕込んだのは、ブラッドの恋人エレナであることがレストランの防犯カメラで確認された。 エレナは1年前にアルバニアからモデルとして入国している。 エレナの行き先を追ったところ、やはり投資銀行に務めるマット・アーマンドという男の元へ向かったことがわかる。 マットによると、エレナは元カノで昨夜何者かに追われているとおびえていたので、ハンプトンの別荘の鍵を渡したという。 ジダンは最近交際を始めた検察官のモナ・ナザリとの間に、住む世界の違いを感じると、ベルに打ち明ける。 エレナの身柄を確保して話を聞くと、故郷でモデルにならないかと言われてNYにやってきたが、アルバニア出身者らしい男にレイプされ殴られ、アルバニアの家族を殺すと脅され、ブラッドのような合併や買収に関わる男と寝るよう命令されたという。 。 直接的にはハンドラーのジェーンという女が毎週公園で指示を与えたという。 ブラッドにインサイダー情報のことを知られ、告発するとなったので、エレナはジェーンに相談した。 ジェーンは対応すると言ったが、ブラッドが殺されてしまった以上、次は自分が殺されるかもしれない。 ジェーンとエレナが公園で会っている映像が手に入り、乗っていた車がモデル事務所のものとわかる。 そこからジェーンの住所を割り出し自宅に突入すると、ジェーンは至近距離から頭を撃たれて死んでいた。 隣人が黒い高級車で背の高い男が出ていったと証言し、その行方を追う。 ジェーンはブラッドが殺される直前にブラッドに電話しており、犯行現場に呼び出したと見られる。 その後、ジェーンはアルバニア移民が多いベルモント地区に電話をしていた。 組織犯罪が多い場所でもあり、FBIの組織犯罪課が何年もかけて捜査した案件がやっと起訴に至る状況だという。 エレナをアメリカに呼んだモデル事務所では、他にも9人の女性に同じようにビザが発給されており、エレナはその中に知っている女性がいるという。 ジダンは恋人のモナに、ベルモントのアルバニア系の男について情報を求める。 長身で胸にトラのタトゥがあるという情報から、ニコラス・クリストではないかという。 組織犯罪課のターゲットの人物ではないことから、ジダンが情報元を隠してカスティーヨに提供する。 しかし、人身売買やインサイダー取引の証拠は今の所ないので、ベルはエレナに潜入捜査させることにする。 近くでFBIが監視しているが、安全の保証はないと言われてもエレナは友人を救い出すためだと捜査に協力するという。 クリストが出入りするレストランで待ち受けると、果たしてクリストが現れた。 ブラッドの件でトラブルがあり、ジェーンと連絡がつかないとエレナがクリストに訴えると、クリストはエレナを伴って店を出た。 2人が車に乗り込もうとしたところでFBIが逮捕に動き、クリストはエレナに銃を向けた。 ベルがクリストを射殺し、その後ジェーンとブラッドを殺害したのがクリストであるという証拠が得られた。 9人の女性たちについては、居場所を確認して保護するという。 カスティーヨはジダンに、組織犯罪課のトップ、トム・ドーランが、クリストの逮捕で数年かけて準備した作戦がだめになり、情報源を聞き出そうとしているという。 ジダンはモナとの交際を進めることにためらいを感じていたが、モナはドーランに自分の名前を告げることは構わないという。 ドーランは誰かを責めたいのだろうが、自分のことはなんとかなる。 ジダンはマイアミでの休暇に同行すると約束する。 うーん、ジダンの彼女、親が金持ちで切れ者でアメージングなモスリムの検察官、住むところも休暇の過ごし方も全く別世界の人だという。 いわゆる、セレブですね。 いかにもドラマな設定で、そんな人いますか?みたいな彼女と交際するなんて、ジダンがモテるということを言いたいのですね。 今回のモナからの情報提供をいつか、ジダンがドーランから根に持たれて窮地に陥るということがあるのかなと想像します。 同じFBIなのに、縦割り組織であることが批判の対象となりそうですけど、クリストの存在でアルバニア系ギャングを人身売買やマネーロンダリングの容疑で一網打尽にするというような展開があればよいのに。 今回はスコラのキャラを少し掘り下げることになりました。 クリステンがしつこく、なぜ証券業界をやめてFBIに入ったのかと聞いていましたが、スコラがカッコよく見える一方、クリステンが普通の人に見えてしまいましたね。 分析官の時はできすぎな能力を見せるばかりだったので、「あの女性たちを見て皮肉を言ったら殺しちゃうから」と、かわいらしさもありかとは思いましたが、ちょっと違って見えるようになりました。 エレナはクリストにレイプされたのかな?クリストの方は覚えていなかったような感じ。 恐怖もあるのに、よくまあ危険な任務をこなしましたね。 というか、FBIもさせましたね。 女性たちは解放されて、本国に送り返されることになるのでしょうか。 ギャング組織そのものはなくなっていないでしょうから、故郷では危険は去っていないのでしょうね。 モデル風美女に証券マンを誘惑させて、インサイダー情報を盗む犯罪は効率が良さそうです。 男たちの脇の甘さが際立ちますが、夫が仕事一辺倒だからといって、手近な不倫相手と豪邸に住んでいる奥さんもまたなんだかなーと思いました。 結果的に夫が死んで財産は全て転がり込むことになるんですね。皮肉です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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