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わからなくなってきたなー。
面白くなったとも言えますが、予測できない展開についていくのが精一杯。 このシリーズはこんなドラマでしたっけ? どう納めるつもりかな。 カレンは取り憑かれたように、カティアのフィルムを見続けている。 殴られる少女たちに「最後までやれ」と命令する男の声を聞いていて、カレンはそこに「17番」の少年の姿を重ね合わせる。 引っ越し作業中のアナは、男の声について、聞き覚えはなくロシア人ではないという。 殴られているのはカティアのようだが、アナが高貴な乙女の女学院に来た頃にはこのようなセッションはしていなかったという。 「ペンブローク」というタイトルにも心当たりはない。 アナはあまりにカティアに執着するカレンに、引越し後はアルカディの家に泊まると切り出す。 カレンのことを愛しているものの、カティアに振り回されることは望まない、しばらく距離を起きたいという。 キルブライドはカレンに、ディープフェイク・カレンが不適切な電話をかけてきて、さらにヴァンス局長も被害にあっていると告げる。 この24時間に同様の動画やメッセージを連邦職員のSNSやメールに送りつけるなど、カティアがフィルムを盗んだカレンに復讐を仕掛けていると思われる。 問題はそれらがNCISのメンバーであるカレンの法的資格を脅かすようになったことで、ヴァンス局長は今後カティアが及ぼす害を考え、ディープフェイク問題が片付くまではカレンを現場に出すなと言ってきた。 海軍情報局のアキル・アリが局員の1人が行方不明になったので、NCISのシステムを使って探したいと要望してきた。 局員マリア・ヴァルサは、情報源となるような外国人をスカウトする仕事をしていた。 特に最近は、イラン人の客員教授ロクサナ・ジャラヒにアプローチしていたという。 ジャラヒは遺伝学の専門だが、CRISPR研究の先駆者でもあり、この分野での貢献が顕著だ。 そしてイラン軍がジャラヒに出資したらしい。 特定の遺伝子を持つ対象を選んで攻撃する、遺伝子兵器が開発されることが懸念される。 ヴァルサは昨夜関係構築のため、ジャラヒとレストランで食事をした後、消息を絶った。 アメリカ以外の国がジャラヒを情報源にした可能性もある。 ヴァルサの自宅は、玄関が開いたままでPCも携帯も残されていない。 防犯カメラにはレストランを車で出て25分後に自宅ガレージに入ったところが映っていて、車はガレージに残ったままだ。 NCISはヴァルサが国を裏切る動機があるかどうかも調べる。 現場を外されたカレンにネイトが力になりたいと声をかける。 プロファイルすると、カティアは執着心が強く、その対象をアナからカレンと次々と変えていく。 カレンはネイトに例のフィルムを見せることにする。 カティアたちに命令していた男の声をカレンは聞き覚えがあるという。 ということは、この男はKGBの高貴な乙女プログラムにも、CIAのドローナ計画にも関わっていたということか。 カティアは、この男を追っていたのかも知れない。 ネイトはカレンがこじつけているのではないかというが、ドローナ計画はそもそもソ連の計画を元にしていると言って、カレンを驚かせる。 この情報をキルブライドはカレンには伝えていなかった。 2人はキルブライドにドローナ計画の事実について問い詰める。 カティアはLAで、ドローナ計画に関わる人物を探していたのではないかという疑念をぶつけると、キルブライドはやっと高貴な乙女学院とドローナ計画の関係を認める。 ペンブロークという名前には心当たりはないが、それがヘティから聞いた全てだ。 キルブライドはネイトがカレンを出口のないトンネルに追い込んでると批判するが、ネイトは自分のほうがカレンを長く知っている、彼は一人でもやり遂げると反論する。 ファティマは学生を装ってジャラヒに接触することになった。 ヴァルサの車のデータから、ヴァルサとジャラヒが食事中にトランクがレストランの外で開閉し、帰宅後に再び開閉していることがわかる。 ヴァルサはトランクに侵入した人物に誘拐されたのか。 レストランの外のカメラにはヴァルサとジャラヒの後をつける不審な男2人が映っていた。 身元はわからない。 カレンは独自で調べたドローナ計画の被験者の中で、唯一連絡がついたリア・ノヴァクにネイトを伴い会いに行く。 カレンは国土安全保障省に務めていたリアに正体を隠して2,3度食事をした。 ドローナ計画の男の声をリアに聞かせてみるが、よくわからないという。 リアは注意欠陥障害で特別教育を受けたことは覚えていた。 カレンに嘘をつかれていたことを知り、リアは2人に引き取るようにいう。 話を合わせてジャラヒの関心を引いていたファティマはヴァルサについて、さらに深く聞き出そうとする。 その時、ヴァルサを誘拐したと思われる男が2人、接近してきた。 監視していたサムとアリが対応し2人を逮捕する。 2人はイランの諜報員と見られ、、何も語らない。 ジャラヒの身柄を保護してヴァルサについて話を聞くが、ジャラヒはそのパワーを知っているからこそ、遺伝子武器を狙うどの国の軍とは仕事をしないと断言する。 ヴァルサの居場所についてはわからない。 ジャラヒに出資したのは、イラン系アメリカ人のビジネスマン、レザ・シャヒーンとわかる。 身柄を確保している男たちはシャヒーンと携帯で連絡を取っており、シャヒーンは今アブダビにいる。 LAにシャヒーンの所有する倉庫があることがわかり、ケンジーらが向かう。 リアからカレンに連絡があり、以前里親のところに残されていた特別教育の申込書を思い出したという。 そこに書かれていた住所に向かうと、植木や植物を栽培し売る人物の家だった。 カレンは盆栽の世話をしている男の声を聞いて凍りつく。 アーノルド・ベインズという男はあのフィルムで命令していた男の声と同じだ。 カレンがロシア語で話しかけるとベインズは言葉はわからないという。 シャヒーンの倉庫には何も手がかりがなかった。 しかしヴァルサが錯乱状態で見つかり、キルブライドは国務省から拘束している2人のスパイを開放し、シャヒーンから手を引くように言われたという。 イランとの核交渉が重大な局面を迎えたという背景があり、この件はもう捜査終了となる。 ヴァルサには自白剤が使われたようで、この24時間の記憶を失っていた。 亡命を希望するローザの仲間ピラーのために、ケンジーとディークスは力を尽くしていた。 故郷で両親を殺されるなど、過酷な体験をしたピラーは亡命できる可能性があり、相談相手が必要だということで、ネイトに頼む事を考える。 ケンジーは親戚に引き取られたローザと久しぶりに電話で話す。 アーノルド・ベインズの家の前の持ち主は行動精神科医ハワード・ペンブルックだった。 つまり「ペンブローク」のことか。 ペンブルックは死んだことになっており、今はアーノルド・ベインズを名乗っているようだ。 ネイトはカレンが暴走しそうになるのを落ち着かせようとするが、カレンは一人ベインズの庭にいた。 植木鉢などはすでになくなっており、そこにアナから考え直した結果、一緒に新居に住みたいと電話がかかってきた。 カレンは取り憑かれていたことを認め、それももう終わりだと答える。 カレンを見つめる防犯カメラのむこうに、男が「17番」とつぶやく。 「ウォーカー」のラストも同じでしたね。(笑) 孤児院の子どもたちに目的のわからない実験をして、被験者だった女性が失われた記憶を次第にとりもどしていく「アブセンシア」を思い出しました。 そして怪しさ満載のベインズを演じるのは「バーン・ノーティス」でアンソン役の人だった。 この人物、スパイ養成の世界では有名でソ連とアメリカ両国で子どもたちに訓練をしたということか。 なぜそんなことが可能だったのか。 でも考えてみると、カティアとカレンの年齢からカレンの方が先か同時期だったようにも思います。 となると、ペンブルックがソ連を抜けてアメリカにやってきた、という説明が成り立つのかなとも思いますね。 今は身元を隠して生きているペンブルックですが、今回カレンの存在を知って、さらに地下に潜った。 盆栽というのは日本趣味で、ヘティと共通するなと思いましたが、ヘティはこの男に訓練を任せたということか。 どういう経緯で?謎が謎を呼ぶ展開。 カティアはこの男にきっと恨みをもっているんだろうなあ。 となると、アナじゃないけれど、カティアも被害者という感じに見えてきます。 アナがカレンに愛想を尽かして出ていくのは良いことだと思いました。(笑) ケンジーとディークスがいろいろあった中で、ついに家族を手に入れるのかという印象をもちました。 ピラーを養子に迎えるかどうかはわかりませんが、この活動の延長線にきっと答えがあるのでしょう。 メインの捜査の方は後でまた出てくるのかどうか不明ですが、少なくともアキル・アリとファティマが仲良くなりそうで良かったです。 前回アリが出てきたエピソードでもキルブライドはダークでし、アリは善意の監察官でしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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