CSI :Miami Files Annex

2023/08/05(土)20:38

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 20 #447 Big Rig

NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S20-(23)

『トラック強盗』 あまり盛り上がらないトーレスのお当番エピソード。 でもトーレスのキャラクターが成長を見せていたので、それは良かったなと思いました。 マクギーのBプロットの方は少しでも明るい話題をということだったのでしょうが、どうしてもこちらの方が印象に残りそうです。 それにしても、オチはわかる展開でしたね。 トーレスの前に潜入捜査中のソーヤー捜査官が現れ、思い詰めた様子で潜入捜査の辛さを語り衣服には血痕があった。 トーレスが今すぐヴァンス局長に連絡するべきというが、目を離したすきにソーヤーは姿を消す。 ソーヤーは現在FBIとの合同捜査に関わっており、その伝手で連絡をするよう電話をしたがまだ返事がない。 線路脇の宿泊施設に泊まっているという言葉から、周辺のモーテルを探すと、車が燃えているという。 現場で真っ黒焦げになった車のトランクを開けると、焼死体があった。 損傷して身元は分からないが、車はソーヤーのもので、目撃情報からソーヤーらしき人物が宿泊していることがわかった。 書き込まれた名前はソーヤーが潜入中につかう偽名で、部屋には争った跡があった。 トーレスは自分が禁酒のリハビリ中にFBIからオファーがあった仕事を断り、ソーヤーがそれを引き受けたことで死んだと、ショックを受け責任を感じる。 自分がその仕事を引き受けるべきだったというトーレスにパーカーは自分を責めるなという。 しかし、検死の結果被害者はソーヤーではなく、FBIのパラミス捜査官であることがわかる。 パラミスは胸に銃弾を受けていて殺された後、車に火を付けられたと見られる。 FBIの責任者によると、この半年間ソーヤーとパラミスは海軍基地に物資を運ぶトラックばかりが狙われる強盗事件を捜査するため、ドライバーとして潜入捜査していたのだという。 しかし3週間以上2人からの連絡がなく、捜索の予定もないことにトーレスは怒りをぶつける。 ソーヤーは無事だが逃亡していると見られ、潜入捜査の一線を越えてパラミスを殺したかもしれない。 トーレスはソーヤーがそんなことをするはずがないと訴える。 しかしケイシーの弾道検査で凶器はソーヤーの銃と判明する。 やはりソーヤーは闇に落ちたのか。 しかしトーレスに助けを求めに来たではないか。 パーカーはFBIより先にソーヤーを見つけることを決める。 強盗団はハンカマー運輸のトラックばかりを狙っていた。 ハンカマーのオーナーは、2週間前にも1台襲われ、ドライバーたちがおびえて出勤してこなくなったため、困っているという。 犯行の方法は遠隔操作でトラックを停車させ、犯人がドライバーを拘束したあとトレーラーでトラックを牽引していく。 10分もかからない手際の良さだった。 ソーヤーの母親から話を聞くと、ソーヤーは1ヶ月ほど前に急に姿を見せ、落ち込んだ様子だったという。 たまたま妹のカーラの命日だったかもしれないが、先週電話があり、「愛している」という言葉だけですぐに切れてしまった。 背後に大音量の音楽と動物の唸り声のような音がしたという。 犯人はなぜか日用品を積んだトラックばかりを強盗していた。 金になるのかどうかわからないが、その中にビタミンB1の錠剤もあったという。 内部の犯行という観点で、ウェイド・カトラーという男が強盗の前科があり、強盗事件の日に病欠していることがわかった。 トーレスはソーヤーが最後に連絡をしてきた場所がロデオマシンがあるトリプル・デュースというトラック・ドライバーが集まるバーではないかという。 ドライバーになって自ら潜入するというトーレスにパーカーは心配するが、捜査を強行することになった。 トーレスはダニーと名のり、オーナーのママ・ジョーにバーで手っ取り早く金が欲しい、ウェイドという男に会えと言われたと話す。 ウェイドの名を聞いた隣りにいた男がいちゃもんをつけ険悪な雰囲気になるが、そこに銃を突きつけて止めた男がいた。 なんとソーヤーで、ソーヤーはトーレスをウェイドのところに連れて行く。 フロリダから来たが前科があるので仕事が得られない、ウェイドの名前は刑務所にいた時フォーリーという男から聞いたというと、ソーヤーがフォーリーなら知っていると助け舟を出す。 ソーヤーの口添えでトーレスは命拾いをするが、ソーヤーはトーレスに何しに来たと責め立てる。 みんなソーヤーの消息を探している、パラミスを殺した疑いが持たれているというと、ソーヤーは殺したことを認める。 パラミスは一線を越え、ウェイドの金を盗んだことをモーテルで詰め寄ったら銃を出したのでしかたなく撃った、正当防衛だったという。 ソーヤーはその場に立ち寄ったウェイドに、パラミスがFBI捜査官だとわかったので殺した弁明し、遺体を焼くように命じられたという。 ウェイドが強盗に関わっている証拠が得られていることから、トーレスは今すぐ潜入捜査を中止しろと迫るが、ソーヤーはウェイドの上にまだボスがいて、それを突き止めるまで潜入を続けるという。 FBIにも連絡しないと言い張るため、トーレスはパーカーに報告し2人で潜入を続けることを決心する。 ケイシーは盗まれたビタミン剤の中に微量だが含まれるGBLという物質が、デート・レイプ剤のGHBの主成分であることを指摘する。 さらに3週間前にNCISの誰かが同じ化学成分表を閲覧しているという。 トーレスはビタミン剤の化学分析表を見たのではないかとソーヤーを追及するが、後で言うつもりだったと言い訳する。 相変わらず自分の任務だというソーヤーに不信感を持ったトーレスはさらに銃を突きつけ、何を隠しているのかと迫る。 やっとソーヤーは妹のカーラがGHBの過剰摂取で半年間昏睡状態になった後死亡したことを明かす。 潜入捜査でウェイドがドラッグを販売していることがわかったため、それを阻止しようと考えた。 個人的な思いから潜入捜査にのめり込むことの危険を、トーレスは家族を狙われた自分の経験から話し、チームに助けられたので頼るように説得する。 ついにウェイドが薬を動かし、その場にボスが来るという知らせが入り、NCISはトーレスらのトラックにGPS発信機を付け監視することになった。 ところが、集合場所にウェイドは姿を見せずに部下はトーレスとソーヤーの携帯を奪う。 移動先に到着すると、ママ・ジョーが現れトーレスが捜査官であることを掴んだという。 ママ・ジョーこそボスで、バーに出入りする女性がモーテルで聞き込みをするトーレスを目撃しており、名前まで割れてしまった。 ソーヤーが奴はサツじゃないと口を出すと、そもそもソーヤーとパラミスが現れたときから怪しいと思っていたと言われ、ソーヤーに銃を渡す。 FBI捜査官を殺したのだからトーレスも殺せと言われ、ソーヤーは銃をママ・ジョーらに向けてNCIS捜査官であることを名乗る。 しかし、その銃には弾は込められていなかった。 万事休すかと思われたが、トーレスはこの場所に移動中、部下のエメットの携帯を盗んでNCISに連絡をしてあると明かす。 そのタイミングでパーカーらが突入し、ソーヤーとトーレスは共に闘いウェイドの一味を取り押さえる。 合成された薬は全て回収され、トーレスとソーヤーはお互いのわだかまりを解消する。 マクギーは人気クイズ番組の予選に買って、番組に出場することになったが、番組のチャンピオンが不正をしていることがわかったため、収録は延期となってしまった。 パーカーの自宅でチームがクイズ大会をしていると、ソーヤーが訪れ仲間に加わる。 どうしても気になるのは、潜入捜査の枠を外れ汚職警官となった同僚を殺して焼いたことで、ソーヤーが何も咎められないのことですね。 お気楽にピザ持ってケーム大会に出る状況じゃないでしょう。 まあ、FBIの捜査はこれからかもしれませんが、NCISがソーヤーをどうやって守るのかそこを描いてほしいですね。 前回はファイトクラブへの潜入で、トーレスが本気で殴りたい男から、今度は人柄を信じて守りたい男になったソーヤーはせっかくですから、時々顔を出してほしいです。 ところで元ネタが「ロードハウス」というパトリック・スウェイジの映画じゃないかというコメントも見ましたが、このオーナーのおばさんが元締めなのはすぐにわかりますね。(笑) 妹の死が関係しているのもすぐにわかりました。 一方、マクギーが人気のクイズショーに出ることがわかって、チームがいじって遊ぶのがほんとに面白い。 早押し練習をさせるケイシーはやり過ぎとしても、モルグに残されたネクタイを持ってきて、マクギーにどれが合うだろうかと、ジェスとジミーがあれこれやっているのは新たな笑いの装置になりそうです。 マクギーも誠実な人柄を全面に出して、とぼけた味を出しているし、笑いの面では安定しています。 もちろん、部下思いのパーカーもぶれませんね。

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