テーマ:トレイダー(465)
カテゴリ:穀物
ガソリン単独と大豆を加えた場合の損益分布(ヒストグラム)をエクセルで書いてみた。期間は過去6年
ガソリンは損切でブッタ切っているところにピークがあって歪んだ形をしているが、大豆を加えるとかなり滑らかになる。当初想像していたよりもかなり正規分布に近い形。どうしても「大勝ち」「大負け」ばかりが印象に残ってしまうが、実はショボショボ勝ったり負けたりが大半なのだ。 ただし大豆を入れると板寄せのため最大損失が管理しにくく、損失側のシッポは長くなっている。滑らかな方が良いのか、シッポがない方が良いのか、まだよくわからない。 正規分布に近いと「標準偏差」を使ってリスク管理が出来るのかな~?と思っているが、具体的にどうするのかはこれから検討。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
失礼します。
いや、その、銀次郎さんほどの方が、この程度の事で頭を悩ませてらっしゃると言う事に、一寸と言うか、かなり、もう、吃驚したのですが。 (以下、述べることは、一橋大学一般教養課程レヴェルの統計学的知識に基づいてのコメントですので、不正確な点が、有りましたら、此処が、間違いと、指摘して下さい。) 先ず、この損益分布は、縦軸の頻度を確率と考えて良いと思いますので、即ち、確率分布です。と言う事は、このヒストグラム、詰まり、正確には棒グラフとして、表示した場合、縦軸×横軸で、当然、期待値が算出されます。と言う事はですよ、左右対称で有ったならば、その期待値は平均値、詰まり、偏差値50の所に来る訳です。それで、この、ガソリンの損きりの所が、仮に700円だとしますと、その右の方へ、大きく、びよーんと伸びて、一回の利益が、3500円とか、4000円とか、そう言うのが、勿論、頻度は少ないのですが、右方向への尻尾が伸びていれば良い。そして、左方向の尻尾については、これはもう、700円でぶった切っちゃうのだから、理論的には、それより長い左尻尾は無い。しかし、実際には思惑とは逆方向に窓を開けて、寄り付いたりするので、まあ、最大損失としては、900か1000円としたい。で、この様に、右方向へ歪み捲くった分布ならば、実際に計算して見ると分かるのですが、期待値は、大きくプラスになる。って事なんですけれども、そのですね、個人的に、どうも良く分からんのが、滑らかにするって事なんですが、滑らかにすると、詰まり、如何いう良い事が、具体的にあるのかって事なんですが。 ご意見をお聞かせ下さい。 (2006年06月12日 22時44分07秒)
joe-edgecityさん
コメントありがとうございます。 おっしゃるとおり、ヒストグラムを「滑らかにすること」自体には差程意味がなく、あくまでも(左側の)シッポを細くするのが(銘柄分散の)目的と思っています。副次的に右側のシッポも細くなり、従って中央のヤマが高くなり、全体に細長くなる、つまり損益のバラツキが減る効果がありますが。 ひとつ「滑らかさ」のメリットとしては、正規分布だかポアソン分布だかに近い形状の方が、σやらを使ったいわゆる統計処理に馴染みやすくなるのかな??などと思っていますが、コレ以上突っ込まれても答えに窮してしまいます(笑) いやぁ、小生なんてようやく2年生になったばかりの、ドシロウトに毛が生えた程度ですよ。そんな威張るほどのレヴェルでは到底御座いませんです。悪しからず・・・ (2006年06月14日 21時16分52秒)
w銀次郎さん
いや、決して、突っ込んで虐めるとか、そういう事が、目的では無いのですが、議論をもう一寸、深めたいので、コメントさせて貰います。 正規分布若しくは、ポアソン分布に近づけて、σを使って統計的に処理出来たところで、具体的に言ってどんな良い事が、有ると想定できるのでしょうか。 まあ、私自身も偏差値世代ですから、標準偏差ってえものには、凄く個人的に馴染みが有る。しかし、この標準偏差って奴は、どうも、相場では、当てになりそうも無い、と言う気がしているのです。 ここで、一寸話が逸れるのですが、損益の頻度分布、或いは確率分布ではなく、標準偏差バンドであるところの、ボリンジャー・バンドを使ったトレーディング手法、例えば、増田教授のMM法とかなんですが、どの程度のパフォーマンスが有るのか、疑問です。いや、それ以前に、バリバリの理科系で、物理学者の大学教授の増田氏が、その後、システム・トレーディングに向かわなかった事の方が「奇妙ッッ!!!」。 ラリー・ウィリアムズの、日経から出ている本見たいに、システム・パフォーマンスの記録を纏めた本を出版しても、良さそうなんですが、最初の2冊以後の増田教授の本は、日本の大手証券会社についての、爺さんの愚痴を延々と述べたもので、こういう事は、「更にッッ!奇妙ッッ!!!」。 続く。 (2006年06月15日 01時26分31秒)
続き。
国立大学理学部教授ってのは、こんなんで務まるのかよ。或いは「老物理学者、株に嵌まる」って奴かい。いや、失礼。昔から、もう学生時代から、「大学教授を馬鹿にする」と言うのが、趣味の男なものですから。 それで、このような、±1σ、或いは±2σの範囲内に、何とか、株価であれ、一回のトレードの損益であれ、その中に収めようとする、その「思想・信条」は一体、何?その信念は、何処から来たの。或いは、何か、宗教的なものが背景にあるのか、って言う様な事を、考えちゃうんですよ。 いや、私も、今、講談社のブルーバックスのCD-ROM付きの本で、統計ソフトのJMPを、使って、統計学勉強しなおそうと、思ってるとこなんです。それでですねえ。どうも、なんとなーく分かる事はですねえ、「滑らかさ」なんかじゃあなくってですねえ、「歪度」がポイントなんじゃあねえかなあって、そう思ってるとこなんですよ。 いや、長くなっちゃいました。 では、失礼。 (2006年06月15日 01時29分04秒)
joe-edgecityさん
面白いコメントありがとうございます。 システムトレードを始める前にはMM法も少し研究したことがあります。結局、個別株から足を洗う決断を早める結果となりましたけどネ(笑) 「標準偏差に意味があるのか?」というご指摘ですが、私も正直言ってわかりません(笑)。ただ、感覚的に「銘柄分散でσが減る」「システム間の比較に便利」というようにツールとして利用している程度です。厳密にはどう見たって正規分布ではないですけどね。 小生は理屈はどうあれ「ラクして儲かれば万事良し」というスタンスです。 (2006年06月15日 13時47分04秒) |
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