テーマ:トレイダー(465)
カテゴリ:投資先あれこれ
シストレを手掛けているとは言え自分は決してバリバリの短期トレーダーではなく、実は基本は堅実な?「長期投資家」である。かの有名な「トーシロ投資法」に従い短期トレードは2割程度、残り8割は国際インデックス分散投資を心掛けている。
短期的にはアクティブ運用(ノイズトレード)で好成績を上げるのは可能だし、自分でもそれなりの自信はある。しかし、10年20年の長期に渡って大きな資金を運用してゆく自信は・・・残念ながら自分にはない。やはりこちらは「スマートマネー」に委ねたい。 以前はVanguardを使っていた。しかし、その後はよりコストの安いETFを中心に考えていた。MPT等で示されるとおり全市場参加者の運用成績は「市場平均(インデックス)-運用コスト」に収斂する。だからコストは非常に重要だ。長期的には大多数のアクティブファンドがインデックスファンドの後塵を拝するのはこのためである。これは例えヘッジファンドでも同じだろう。(※ただし発展途上市場~日本を含む~では必ずしも当てはまらないみたい) 一時、インデックスファンドの代わりに先物ロングをロールオーバーしていたことがある。確かに先物はコストがETFより安くかつ証拠金の金利も魅力なのだが、ロールオーバー時のスプレッドが馬鹿にならない。結局金利分以上のスプレッドを払うハメになった。 ということで、ETFならロールオーバーも必要ないし、カバードコールを使うにしても「現受け、現渡し」が可能なので、面倒が少ないと思っていた。しかし、良く考えたらカバードコールの代わりに前述の「ネイキッドプット売り」をやれば良いのだ。これならロールオーバー時のスプレッドはオプション価格に乗っている訳だし、何と言ってもコストも所要資金(証拠金)もETFより破格に安く済む。 ちなみに先物とETFのスペック(コスト)を主な銘柄で比較してみた。ここで枚数とは「TOPIX先物1枚の値段相当」のもの。証拠金(Margin)の低さ、手数料の安さ共に比較にならない。IB手数料に至ってはもう%ではなくppmの世界。ほとんど「タダ」と言っても問題ない。 ちなみにTOPIXの証拠金も手数料も国内ブローカーの半額くらい。K200はさすがに「賭博場」だけあって、証拠金高いんですね。NASDAQより高い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月13日 11時33分06秒
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