2007/09/19(水)12:40
ブル戦略研究(3)レシオスプレッド編
今日は昨日仕込んだブルが炸裂しました(^^v)
もっとも、これだけ上がるなら先物買いが一番でしたけどね
さて、続いてブルスプレッドの親戚「レシオスプレッド」です
略してレシオコールとか、プット側ならレシオプットとか呼ぶアレです
損益図は
私はコレを「コストの安いコール買い=買い戦略」と解釈していましたが、必ずしもそれだけではなく、いろいろな使い道があるようです。
まずATMコールを買い、アウトを2倍売るケース(これはわずかにデビッド=持ち出しです)
次にアウトを買い、更にアウトを3倍売るケース(これはクレジット=受取りになります)
仕掛け時はデルタショートなので、いきなり爆上げされると損失になります。しかし、少しずつ時間をかけて順行高するとセータが効いてきて利益が膨らみます。これはシミュレーターでやってみた結果の「後講釈」ですが、ギリシャに慣れないと読み取りにくい所ですね。
そして、前回のブルスプレッドと比べた大きな特徴は「逆行リスクが低い」ということでしょうか(特にクレジットで仕掛けると下落リスクなし!)
そして、もうひとつの特徴は「上がり過ぎると損失になる」ということですが、コレは仕掛けたまま旅に出てしまうのでもなければ、適当なところで手仕舞えば良いかと思います。プットはともかくコールは変動も穏やかなので、あまり深刻に考える必要ないのかも(笑)
また「ベガショート」なので、IVが高い時を狙えばデルタでなくベガとセータで稼げる可能性があります。
難点は証拠金が嵩むことですね。特にウリが多い場合。
資金効率はあまり高くないものの、比較的ローリスクで負けにくい(初心者向き?)戦略と言えそうです。