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くるまのガラスの救急病院

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masashi25@ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
2007.06.28
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カテゴリ:社長日記
当社ではJAGUという同業者の協同組合に所属しており、

社長である私は、そこの東北支部の役員をしています。

また、本部にある技術研究委員会というところのメンバーにもなっており、

自動車ガラスの取付・脱着といった作業に、どのぐらいの時間がかかるのか?

を調査する「工数調査」というものをしています。


良く、ディーラーさんなんかでオプション部品を取り付けてもらうと、

これの標準的な作業工数というものが2.3hといった表示になっていて、

これに時間あたりの作業金額を掛けたものが工賃として請求されていると思います。


この標準的に何時間かかるのか?

というものを調査・数値化・検証していくのが、この委員会の役目。

なので、新車種が発表される度に、様々なデータを収集しつつ、

実作業での時間計測とあわせて、JAGUとしての標準工数を出すわけです。


こうした作業は、いわゆる雑用としか見れない場合もありますけど、

どこよりも早く、調査に必要となる諸々のデータが集まってきますので、

実は非常に有意義な部分もあるわけです。

「こうしてガラスを取り外す」という情報が、

実際に作業する前からわかるわけなのです。


ちなみに、こういう工数を調査する機関として、

自動車鈑金などでも数値を提供しているアウダーという会社があります。

通常であれば、このアウダーが提供している工数で請求すれば、

事故による保険支払いの場合にも、問題なく認めていただけるわけなのですが、

我々のような実際に実作業をする人間が提供する数字ではないので、

実際との乖離も想定されるわけです。

それに、1つの数字で価格の基準が決まってしまうことは、

全国統一の価格設定のような感じになってしまって、

独禁法上も、あまり好ましいこととは思えません。


こうした新しい試みを次々行いながら、

業界全体に対して提言していくことこそが、

このJAGUという団体の役割だと思うわけです。





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最終更新日  2007.06.28 16:05:25
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