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カテゴリ:葬式こぼれ話
和尚様と私
四十九日までの間、7日ごとにお経をあげるのですが、 我が家には跡継ぎがいなくて、私は嫁いでいるため、 1回だけお経をあげてもらうことになりました。 お彼岸で和尚様が営業活動(?)で忙しいのも、その理由のひとつ。 さて、和尚様や私の都合により、設定した日。 午前10時過ぎに…と和尚様と約束したため、 朝から洗濯、掃除に大忙しの私。 子供たちにも「今日は和尚様がくるんだから、自分たちの服は きちんと片付けなさ~い!」と厳しく?チェック。 掃除機だって、和尚様をお連れする部屋プラス そこまでの道のりはばっちり! 仏壇を置いてある部屋から見回して、見える範囲には 片付いてないものを移動させ、これまたばっちり! ↑ 移動させるだけじゃ、片付いてないじゃん! さ~てさて、和尚様はあちこちの営業をして寄るから 10時を少し過ぎるかも…と言っていたっけ。 え~っと、10時を過ぎて、ええ~っと、ええ~っと… 10時半だわ。 いろいろと檀家さんとのお話があるんだろうなあ… ええ~っと、ええ~っと… 10時45分過ぎても、まだ来ないわねえ… ついでに見えないところに避難したものを片付けるか。 ・ ・ ・ ・ ……11時になっちゃったよ。 和尚様、どうしたんだろう…? 迷子かな? 11時30分だけど…? あんまり来ないけど、交通事故? それとも、先日、このあたりに出没した白バイにつかまったとか? 心配になってお寺に電話する私。 電話に出たのは大和尚様。 若和尚の携帯に連絡してみるから…とのお返事をもらい、 しばし待つこと20分。 和尚様より電話が! 私「和尚様、大丈夫ですか?」 和尚様「すみません、日にちを間違えてました!」 ・ ・ ・ ・ ええ~!? 一緒に手帳を突き合わせて、日にちと時間を確認したじゃないの~! 話を聞くと、手帳にはきちんと記入していたけれど、 当日のスケジュールをホワイトボードに転記するときに 我が家の分だけもれていたとか(><) まったく、もう… 心配したんだから! とは思ったけれど、仕方がないでしょう。 和尚様も人間だから。 和尚様「今から20分くらいで伺いますが、在宅ですか?」 てなわけで、和尚様は大急ぎで来ることに。 我が家はたくさんのマンション群のひとつで、結構迷いやすいので、 一応、携帯の番号を教えることに。 私もわかりやすいように、バス通りで待つことに… つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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