文字考・ぷち
…ひさびさの文字考です・こんばんわ。(これを読んでいる人って全世界に何人いるんだろうか?とはおもうが、前向きにあいさつしてみよう。やあ!)今回は すんません、文字に ひとこと集 になっています。そこそこ数があると自分ではおもうので そのまんまUPしてしまいます。はてさてこの寄り切り相撲、勝てるのか。・不用心 は 不+用心 でうっかり。不用+心 となると 忙 とか 忘 とかになりそうだ、 不要 とちがってそんなにかなしいかんじはしない。・不毛 について:生えない、のでなく 生らない。おもったようにふくらんでいかない。というイメージがある。 不毛の 毛 が 野に生えるものというよりも農作物だとおもっているからかもしれない。・紀:いとぐち(しかし、糸 というのは つらなる 性があるからなあ…) 詩:言+寺 *寺=止(→土)+寸(=手)[すなわち 「とどめる手」] 題:しるしをつける「ひたい」 頃:かたむく 合・同:なかのよいふたり がうかぶ。 韻:演奏合唱等に必要なもの(過程としてあるべきもの)。 響:セッション等の技中にあるとはなやぐもの(結果としてのこる おと)。・こえ の こ(近称的)、おとの お(遠称的)。こえ を おと にする不安の根を、この語の音に感ずる。(以上、半年以上前から これはかんがえてたことだなむ。)以下、更に。 こえ の え。呼びかけて それはおわっていない印象。不完了の状態で 完了形の時制をもつ(名詞だから?)。 おと の と。落ち着いている、そこにある印象。おとの位置(高低のことではない)はうごかない。 こえ は 発し、おと は きく もの。そういう感じ。 ?え=兄、と=弟 なんてふると わけわかんない感じになるからそれはやめよう。? ・閊:つか-える。国字。「門のなかに 山 を入れようとしてもつかえて入らないことから、」って、そりゃあね!・遖:あっぱれ。国字。こっちは有名か。・厶:1.(音はシ)わたくし。同義に 私・台(一人称の呼称として使われていた)。 2.(音はボウ・ム)それがし。なにがし。同義に 某。 国訓 ござ-る。(ござる、て 御座る 以外に漢字あったのか!びっくりだ。)・もうだめだ 品質をしなじちとよむ。 べつにだめじゃないか。なら 人質を じんしつ と読んでみることもできるか。 人質管理。う、人には「いつも同じ対応」をもとめてる。なんとクレーマーな当方か。むう、どうしたことか。・登。癶+豆(登の原字トウ の省略形)。癶ハツ には あしあとをふんばったさま→足ぶみする、そむく、ひらく等の意あり。「のぼる」は、すいーと、とか びょいーんとかいう感じでなく がんばってのぼったニュアンスだそうな。癸 は なりたちがちがうのであまり関係ないことだけど、 癸水キスイ というと 月経のこと。 母の登場、というゴル題。 誕生、でなく 登場。 2字熟語の力点が 前者は 生 に、 後者は 登 にかかっているとおもうが、 母、は、 パンパかパーんと世の中にうまれいづるものではないのかもしれない。 なんだかあやこやいろいろあってどんとこしょいやっとあらわれるようなそんざいなのかもしれない。 そうか。・癖。ヤマイダレ+辟ヘキ =腹の病の意。借りて、このみのかたより、「くせ」とのこと。 1.腹の病気。ア.消化不良。イ.腹の部にかたまりのできる病気。 2.くせ。嗜好やこのみなどのかたよった性質。(同義)僻 僻。人+辟(かたよる)=「ひがむ」。(←おいっ!)転じてかたすみの意にもちいる。 辟。○+ヘキ(辟の字から 口をのぞいた字体。ひらたい意)= 大きく平たいたま。璧の原字。 ヘキ(辛+人 で、人を罪に服させる意)に通じ、借りて つみ の意に用いる。 [で、意味は たま→君主 と 法を守らせる的な意味と ひらたいからくる連想と うーん・この字はいろんな意味があるな] ↑しかし、この字から かたよる という連想はできない。なんか最初に語用した人のアイロニーを感じるぞ。 くせ、を 僻 でいうと「その人の すきなかたより」という感じがするけども、 癖 でいうと「なんかその かたよりはビョーキだよ!」みたいなクレイジーさがあるですね。 しかし、なんでまた 僻 で 「ひがむ」なのさ。そして、新字君の強引は 転じてかたすみ、とか言い切っちゃうとこか。 たしかに世界の中心で堂々とひがむ人をみたことはないのだけども、ますます ひがまないか?そんな語注では。…数はそんなになかったけども、かなりまとまりないなあ。中途半端だなー、ごめんさい。