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カテゴリ:イタリア日記
8月に日本に帰国した時の事を書きます(ーー;)
大阪でイタリア語個人レッスンを受けていたルカ先生と地下鉄に 乗っていたとき、 「前に座っているおじさんたちが僕たちのことをじろじろ見てるよ」 「そうかな?」 「きっと、原爆を落とした白人が自分たちの国の女性にちょっかい 出してるとか思ってるんじゃない」 友人のユダヤ人から聞いたのですが、ヨーロッパのユダヤ人は その学校(ユダヤ人は大体ユダヤ人学校に通う)から一度は 旅行でアウシュビッツに行くそうです。 私は戦争に関係する日本の各地(広島・長崎・沖縄など)に行った事が ないと言ったら「それは日本人としてちょっと恥ずかしいんじゃない?」 イタリア人は第2次世界大戦では日本・ドイツと同盟を組んでいたこともあり、 親日家の人が多いです。戦争の話、特に終戦の時に広島と長崎に原爆が 落とされたことには非常に同情的です。 帰国前、8月6日にもイタリアのニュースで原爆慰霊祭の模様が 写されてました。当時の様子、特にひどい火傷を負い治療されている人の 写真や悲惨な様子の映像も出ていました。 コメントでは 「アメリカは62年経った今でも原爆を落としたことに対して公式に 謝罪はしていません」と。 そういう小さなエピソードが重なって一度夏に広島に行ってみたいと 思っていたので、休みを利用して行って来ました。 原爆ドームや資料館を見て歩き、いつも慰霊祭が行われる公園にいると 感慨深いものがありました。単純なのですが、戦争はやったらあかんなぁって。 ついでに世界遺産でもある宮島の厳島神社に行きました。 海の中にそびえる大鳥居や回廊が続く神社はなかなかロマンチックで 美しかったです。 こういうきっかけで日本を知るのも楽しかったですよ。 ↑広島 原爆ドーム ↑広島 宮島の鳥居 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.21 12:45:18
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