イタリア電車事情
イタリアの交通機関が最悪なのは有名な話ですが、ニュースで、インターシティ(特急列車)は、20年前に比べて遅くなっています、と報道してました。具体的に言うと、ミラノ~ローマ間(約500km)が20年前が5時間5分ですが今は5時間55分かかっている、と。もちろんルートは同じです。でも、運賃は2001年から比べると平均24%も値上げしています。今回の調査は6,7月、ミラノ、ローマ、トリノ、ボローニャ、ナポリ、バリの駅を対象に行われたのですが、遅れのあった電車は1180になったそうです。たとえばナポリとトリノ間が一番ひどく、定刻に到着する電車はなんと、33%のみ。一番優秀なミラノ駅発着でも68%でした。安全性では、調査の対象になった電車、48台のうち38台であかない扉があり、その23台のうち3台はもう何日も修理されずにほったらかしたままらしいのです。(万が一事故が起こって外に出ないといけないときはどうなるんだろう・・・)私はこのニュースをテレビで見て、あんまりびっくりしたので自分の勘違いだと思い新聞のネット版で確認しました。日本と、比べたらだめだと思うんだけど、それにしてもひどいですよね。。http://www.corriere.it/english/articoli/2007/10_Ottobre/25/treni.shtmlこういうことがあるから、イタリア国民はもう税金払うのばからしくなって脱税ばっかりしてるんだな。なんか気持ちわかりますよね。明日は「電車」で片道5時間かけて出張です。(ブルーだ)