お客様 いづこへ?

2006/08/06(日)17:22

ケツの毛までむしりますか?

とある運転手のつぶやき(15)

本日、組合の集会があった。わざわざ休みの日に朝から出向かわなければならないのは毎度ながら面倒ではあるが、気の小さい僕は委任状を出すこともなく出席した。毎度の事ながら良い話など無い。組合側が何かを要求すれば、それと引き換えに不利な条件を押し付けられるというのが、いつになっても、どこの会社にいても同じパターンだ。無条件で待遇が良くなる事などない。これだけ給料が安くなって生活するのにさえギリギリの状態でも、会社はまだ従業員からむしり取ろうする。個人的にはこの辺のタクシー会社では条件的には良い方だと思っているので、ウチの会社の組合(幹部)はいわゆる「御用組合」ではなく、がんばってくれているのだとは思うが、それでもこの業界は経営者の方が有利なんだなと感じる。今日日、組合側に「ストライキやったる」みたいな熱さもないし。ちなみに以前いた会社では組合が分裂していて、一つの会社の中に組合が5,6団体あった。もともと一つしかなかったのが(自交総連)、幹部が組合費ネコババした等のトラブルで組合員どうしが対立し分裂したのをきっかけに、あげくの果てに気の合う者同士で新たに組合を立ち上げたりで組合の数が増えていった。ここまで増えると従業員がバラバラで団結できず、当然組合としての機能を果たせるはずもない。会社はそれぞれの組合幹部に金を渡して組合員を押さえつけさせ、次々に悪条件を呑ませていった。僕はそのアホさ加減に嫌気が差し、その会社を辞めてしまった。結局は、経営者としては「嫌やったら辞めろ、代わりは何ぼでもおる」という事なんでしょう。実際、二種免許持ってて車が運転できたらたら誰でも雇えるわけで、その辺に経営者の強さがあるのだろう。「やっぱ、タクドラ終わってるわ」と改めて感じた一日だった。ps 僕のケツ毛は濃い

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